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◆IP電話について
IP電話に050が割り当たるようになって本格的にプロバイダ各社がIP電話サービスをスタートさせました。BBフォンに対抗しているのでしょうか、提携プロバイダ間の無料通話をうたうサービスが充実してきたので早速試してみることにしましょう。
◆VoIPアダプタは何故かNTT製ばかり・・・
IP電話を始めるにはネットワークと電話機を接続する機器(VoIPアダプタ)が必要ですが、どこのプロバイダの案内を見てもNTT製のアダプタばかりを紹介しています。私はYAMAHAのRT57iを使ってネットボランチ電話を利用しているので、これで050の番号を持ったIP電話もできないものかと考えていました。しかし、2004年6月時点でYAMAHAは多くのプロバイダが提供するIP電話サービスへの正式な対応を発表していません。
RT57iで050を実現する詳しい情報を得ることは難しいので、NTT製のVoIPアダプタを使い申し込みから開通までの詳しい動きを観察することにしました。
◆まずは申し込み
初期費用無料キャンペーン中のWAKWAKフォンのページから申し込みを行いました。申し込みページで電話番号とパスワードが表示されるのでメモを取るようにしましょう。しばらくすると設定に必要なメールが届きます。
◆メールが来たら機器の設定
次に、VoIPアダプタ(ルーター機能付き)経由でインターネットに接続して、メールで送られてきたURLをクリックすると「IP電話対応機器自動設定ログイン」ページが表示されます。パスワードは申し込み画面のメモを入力します。
次の画面に進んでIP電話対応機器アドレスにVoIPアダプタのローカル側のIPアドレスを入力して「設定実行」ボタンを押します。するとVoIPアダプタがリスタートしてIP電話が使えるようになります。
◆設定ページがNTT製専用になっている!
良く観察すると、「設定実行ボタン」を押すと、ブラウザからVoIPアダプタの設定用CGIを呼び出す仕組みになっていることが分りました。ウチの設定ではhttp://192.168.100.1/voip-setup.cgiが呼び出されていました。つまり、設定ページはこのCGIの仕様に従ったVoIPアダプタにしか対応していないということです。
もちろん、YAMAHAのルータにはこんなCGIは存在しませんのでメーカーも050のサービスに対応しているとは言い難いのでしょう。
◆諦め切れないので手動で設定してみました
RT57iの機能を考えると050の電話はできると思うので、手動設定をすることにしました。設定済みのVoIPアダプタの設定ページから「設定情報の確認」ページを表示します。RT57iの設定に必要な情報は、IP電話番号、SIPドメイン名、SIPサーバアドレス、ユーザ名、パスワードの5つです。このページからパスワードは見えないので、右クリックでソースの表示をしてパスワードを確認しておきます。
5つの項目をメモしたら、RT57iの設定ページから「電話の設定」−「VoIPの設定」−「IP電話サーバの設定」を開きます。以下の画面で、メモに従って赤字のように入力します。ISDN回線を使っている場合は、発信時のプレフィックスを設定する必要があるでしょう。(適宜ヘルプを参照)
入力が終わったら「設定の確定」ボタンを押せば終了です。VoIPアダプタを取り外してRT57i経由でインターネットに接続してください。
◆この方法ではVoIPアダプタを買わないとRT57iを設定できない・・・
以上の設定で050のIP電話にRT57iを活用できるわけですが、VoIPアダプタが無いと設定情報を得ることができないところが難点です。
IP電話の自動設定ページのソースが見れないようになっているので推測の域を出ませんが、あのページはvoip-setup.cgiに対して設定情報をPOSTしているだけなのではないかと思います。だから、ダミーのCGIを作って設定情報を吸い取ればVoIPアダプタが無くてもよくなるのではと考えられます。
暇があったら実験してみようと思いつつ、この件はこの辺で御開きにましょう。
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