80デイズ  80Days  2004*アメリカ


7.november.2004   
 Director フランク・コラチ

  Cast 
 スティーブ・クーガン
       ジャッキー・チェン
       セシル・ド・フランス


    *完全に結末に触れています*



オーウェン・ウィルソンが出てなければ多分みなかったと思います。

制作費120億円、往年の名作のリメイク、原作はあのジュール・ヴェルヌ・・・
っていう割にはアメリカで大コケしたこの映画。
大きな期待は持たないで気楽に気楽にと臨んだんだけど、
あまりにも肩の力を抜きすぎて始まって10分で完璧に寝てしまった。
どのくらい意識をなくしてたのかな、
気がついたらもうフランスで気球に乗り込むシーンでした。
ん、そこにヴァージン・アトランティックのリチャード・ブランソンのカメオ出演!

冒頭のスティーブ・クーガンとジャッキー・チェンの出会いのあたりの
つかみも意外に好感触、スティーブ・クーガンもこぎれいでいい感じ。
ああ、でもやっぱり思ったとおりにどんどん方向転換してい行く〜。
ジャッキー演じるパスパルトゥーのアクションシーンがメインになっている感じ。
80日間で世界を一周できるか、というワクワクするようなシチュエーションは
どこかに行ってしまって、み飽きたジャッキー節のオンパレード。
ダニエル・ウーとか十なんとか戦士、かっこいいんだけど、
この映画の中には必要ないし、もっと違ったワクワク感を出せるでしょうに、
120億もかければ。
後で知ったんだけどこれ、ディズニー映画・・・
ジュール・ヴェルヌ作品をディズニーが、っていうのは納得だけど、
なぜ?なぜに今なおジャッキー・チェン?
クーガン演じるフォッグの天然な科学者キャラがいい具合にはまっているだけに、
なんとも惜しい展開になってしまっている。
本来なら、各国の情緒を味わいながらのトラブル脱出も、
なんとなく拍子抜けで、ところどころ笑えるポイントはあるものの精彩を欠くゆるさ。
レトロで総天然色っぽい平面的な背景も、新鮮だったのは最初のうちだけで、
何だかどんどん味気なくなる。

カレン・モクをはじめとする悪役が薄くて魅力がないのも痛かった。

オーウェン兄弟のライト兄弟、キャシー・ベイツのヴィクトリア女王、
ギトギト王子シュワちゃん、そんなちょいスペシャルなキャスティングに救われました。
あんまりなあ・・・と思っていたスティーブ・クーガンの魅力に目覚めたことも収穫かな 。