2003.January

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『ツァラトゥストラはこう言った(上)』 ニーチェ

(2003.1.24)



「ツァラトゥストラはかく語りき」っていう題名のほうが好きだな。かっこいい。
でもこの岩波文庫ヴァージョンは、聖書にならって訳してあるそうで、「かく語りき」ヴァージョンよりずっと読みやすいそうです。
「神は死んだ」っていうコンセプトの虚無主義から、神のいない世界での人間の存在価値、意味を説いているらしい。
...わたしに理解できるはずもなく。

でも、有無を言わせず超哲学的な気分に浸れるし、勝手に自分の解釈を重ねて、わかった気になるのはなかなかよい。
『女性は玩具でありなさい。きよらかな美しい玩具でありなさい。
まだ存在していない世界のもろもろの徳がある。
その輝きを移した宝石に等しいものでありなさい。
あなたがた女性の愛情の中に、ひとつの星の光が輝くように。
あなたがたの愛情のなかに、勇敢さがあるように。
あなたがたの愛情の中に名誉があるように。
名誉はふつうは女性のあずかり知らぬところだ。
しかしあなたがたの受ける愛情以上に相手を愛し、決して遅れをとらぬこと。これを女性の名誉としなさい』
・・・どう思う?これ。私はこれ、まんざらでもない。



『仮面の告白』 三島由紀夫

(2003.1.24)



...これを読んだあとは、雷に打たれたみたいになって、かなりながいことポケーっとしてた。
感じさせられたこと、たっくさんあったんだけど・・・だめだ、忘れた。(苦笑)
もう一度読んでから、ちゃんとしたの書こう。
もう一度読みたい、そうほんとに思わせる本だ、ってのは確か。
そして最後の主人公の台詞に打たれる。
この赤裸々さ。三島由紀夫が好きになる。
そしてこれは決して、ホモ小説ではありません。笑。
 



JOHN GRISHAM『THE PARTNER』

(2003.2.27)



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太宰治『女生徒・待つ』

(2003.2.24)



...太宰治に心の中、覗かれてるみたいだった。昭和初期、母親と二人暮しのある少女の5月のある日。目覚めた瞬間から眠りにつく瞬間までの日常。
こんなにも生々しくて、匂ってくるような女の一人称、初めて読んだ。
珠玉の言葉たちが詰まった短編。デジャブの描写がたまらなく愛しい。
太宰治・・・何故にあなたは、鮮やかすぎるくらい、女の気持ちがわかるんでしょう?

目覚めた瞬間から、少女の思考は止まらない。
悲しくなったり、すぐ機嫌が直ったり、信じ込んでみたり、決め付けてみたり。
やけに世の中の事、わかった気になってみたり、サーカスティックになってみたり、自分を嫌いになったり、好きになったり。
まじめに考えてみて、泣きたくなったり。
夏の思い出が扇子からほのかに立ち上る。飛び回る空想。ふとその中に入り込んじゃって、現実に戻ったとき恥ずかしくなったりする。
くるくる、くるくる、少女の思考は回って回って。 ふと美しい夕焼けに思いを馳せる。今日という日が特別になったような気分。自分と空しかこの世界に存在しないような一瞬。大きい大きい世界を肌に感じるのは、とても気持ちが良い。

『ナンジャラホイ、ばかばかしい。私は少し、幸せすぎるのかもしれない』
最高だな、この台詞。

女の一日はこんなにも馬鹿馬鹿しく、美しく、果敢なくて、そして長い。



沢木耕太郎『深夜特急1』

(2003.2.8)



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佐藤多佳子『しゃべれどもしゃべれども』

(2003.1.15)



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江國香織『いつか記憶からこぼれおちるとしても』

(2003.1.13)



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向田邦子『あ、うん』

(2003.1.10)



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向田邦子『男どき女どき』

(2003.1.7)



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向田邦子『眠り人形』

(2003.1.6)



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J.K.Rowling 『Harry Potter and the Goblet of Fire』

(2003.1.5)



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