秋祭り
2003.10.2(THU)
今日は近所の天祖神社の秋祭りです。
綿雨屋から始まる的屋の並び。ソースせんべ、大判焼き、ちょこばなな、じゃがばたー。
赤い暖簾がずっと続いてく。御囃子の調子が私をわくわくさせる。
秋風にのってとんでもなく遠くまで響くような笛の音。
白熱灯に照らされておろおろ泳ぐ金魚や、ヨーヨーの感触。 射的のコルク玉がはじける歯痒い音。
小亀すくいの前で、ちっちゃい亀に紐を付けて、散歩に連れていく素敵な自分を想像して嬉しくなる。
でも私はやっぱりスーパーボールすくいが一番好き。
裸電球の下できらきら光るから、遠くからでもすぐわかるの。
ああして流れるプールの中をぷかぷか泳いでるスーパーボールはとてつもなく魅力的。
あのゴムっぽい匂いも。
昔、あのきゅっきゅっていう感じの味が好きで、よく口の中に入れて飴みたいに舐めていたら、危ないでしょって怒られた。
うちのお風呂で浮いてるスーパーボールはあんなにきらきらしてないのに。
なんでお祭りで泳ぐスーパーボールはあんなに特別なんだろう。
久しぶりに行った秋祭りは、なんだか自分の視線の位置が高くなっていてくすぐったかった。
射的の的も、金魚も、なんだか小さく見えた。
スーパーボールすくいはやらなかった。大判焼きチーズ味、も我慢した。
大人みたいに、お参りだけして。おみくじをひいて。
結果は末吉。「春よりよい秋になる」って。悪くないね。
末吉って、終末には吉が来るってことかな、それとも吉の末端ってことなのかな。
そんな詰まらないこと考えながら。お囃子が遠くなってくのを背中に聞く帰り道。
大人になりきれない子供みたいに。
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