Wilson Profile95 / ウイルソンプロファイル95
- 素材:グラファイト82%+ハイモジュラスグラファイト12%+グラスファイバー6%
- フェース:613SQCM(95SQIN)
- ウエイト/グリップ:SL2、3L/2、3、4 L2、3、4
- 価格:30000円
- 適正テンション:55-65lbs.
パワフルにシャープに、そして正確なショットを生むハイ・パフォーマンス・ラケット。
まったく新しいコンセプトから生まれた、革新的ラケット、プロファイル。驚異的なパワー、スピード、スピン性能を持ち更にすぐれたバイブレーション制御は全てのプレイヤーの要求に高水準のレベルで応えます。
このラケットが発売されたときは本当に驚きました。ちょっと前からウィルソンがヘンなラケットを出すらしい、厚さが5センチぐらいあるようだ、という噂はあったのですが、本当に発売するとは思っていませんでした。
私は「ウィルソンにしては珍しくゲテモノに手を出したな・・・まあ今までのゲテモノと同じくすぐに廃れるだろうな。」と考えましたが、まさかその後のラケット設計に大きな影響をおよぼす革命的なラケットだとは・・・。(ウィルソンさんゴメンナサイ)
デモラケットを打ったときの衝撃(気持ちの、ねっ)は今でも忘れません。どこに当たっても今までの3割り増しぐらいのボールがビンビン飛んで行く。初めてプリンスのラケットを打った時と同じくらいのカルチャーショックでした。
カタログには「すぐれたバイブレーション制御」と書いてありますが、この「制御」というのがうまい言い方で、やはり振動吸収性はあまりよくなかったんですね。振動止めをラケットに添付して売ったのはこのラケットが初めてだったんじゃないでしょうか。
カタログにも書かれていますが、ストリンギングにおいても悪い意味で「革新的」だったため、プアなマシンにはセットすることができないという欠点もありました。当時私が使っていたエクテロンという機械式マシンは上からフレームを押さえるサポート方式だったのですが、今までにない厚さのためセットするのに一苦労でした。その後アダプターが供給されましたが。
新しいものにはあまり飛びつかない慎重な日本人ですが、このラケットは売れに売れ、TVのニュースにも取り上げられるほどの大ヒットになりました。
当時のカタログの記載