Wilson Ultra2mid / ウイルソンウルトラ2ミッド
- 素材:ブレイドグラファイト+ボロン
- フェース:520SQ.CM(95SQIN)
- ウエイト/記載なし
- 価格:70000円(スタンダード65000円・ラージ78000円)
- 適正テンション:55-65lbs.
- PWS(周辺加重構造)
- IDS(集中ガット方式)
- FAIRWAYレザー使用
- フルサーモケース付
- H・マンドリコワ、A・イエーガー、M・マレーバ、K・ジョーダン(ミッド)A・クリックステイン、M・バーセル、G・ガリソン(ラージ)使用モデル
グラファイトラケットの傑作。ウイルソン独自のブレイドグラファイトを強度を誇るボロンで補強、パワー、コントロール、スピードすべてにずば抜けた性能を発揮します。
プロスタッフが登場するまでこのウルトラ2シリーズがプロ愛用のモデルでした。上記の通りカタログにもそうそうたるプロの名前が記載されています。2というからには当然1もあるのですが、資料が残っていません。炭素繊維を使ったラケットの創世記に発売されたULTRAというラケットがこのラケットの前身です。その前にGALAXY(ギャラクシー)という確か10万円ぐらいしたラケットもあったのですが、両モデルともまだプロの激しい使用に耐えることができないモデルで、お金持ちのテニスプレイヤー向けといったラケットでした。ウルトラもギャラクシーも一体成型ではなく、ヨーク部分はプラスチックでサイドからグラファイトフレームに止められていたと思います。
このラケットを初めて打った時もグラファイトと同じくらいの衝撃を受けました。何と言ったらいいのでしょう、当時のラケットでは感じることができない振りぬき感、そして打った本人が信じられないほどのボールスピード、とでも言ったらわかってもらえるでしょうか。もう一度で惚れ込んでしまいましたが、さすがにグラファイトに取って代わるほどではありませんでしたし、当時私は107SQINのフェースサイズに合わせたテニスに変わっていましたので、ミッドには戻れなかったというのも理由の一つです。ショップに就職してから余裕ができ、購入しましたが、メインラケットになる事はなく、知人に貸したまま行方不明です。(K田君、まだ持ってたら返してくれーーー^^)
現在ではまったく張替えに入ってくることもなくなりましたが、古いラケットにしてはフレームは丈夫で多少の事では変形しないラケットですが、グロメットの材質が硬すぎるらしく、現存するものはほとんど加水分解が進んでいます。
当時のカタログの記載