0-40's
WEBSITE 糸張人魂
変形しやすいラケットを張るパターンとして、長くJ's(新バボラ)を使用して来たのですが、最近この張り方のバリエーションで下から張るパターンを良く使うようになりました。糸張り記録で"rjs"と書いてあるのがそうです。使用するのは変形がおきやすいハードヒッターに好まれるモデルです。この中には私の長年の宿敵、ラヂカルOSも入っていますが、私の計測した限りだと、長年の戦いの中ではもっとも敵に対して有効でした。(つまり変形が少ない)欠点はタイオフするクロスが上から3本目という打球の可能性が高い所なので、ホールドが悪いクランプや慣れていない初心者ストリンガーだと、とても無残な張り上がりになってしまうことがあります。しかしクロスを下から張る事で、フェース上部が硬く張りあがりますので、上からのJ'sに比べてしっかりとした打球感を得ることが出来ます。
ショートサイドの長さは他の1本張りと同じで大丈夫です。
ロールをお使いで節約したいという方はメインの片側の本数と下で先に張るクロスの本数分を取ってください。
ロングサイドをラケット上部で仮止めし、ショートサイドを最後まで張ってからクロスの下から3本目に回し込みます。
クロスに入る場所は特に意味はありませんが、最後のメインのホールにあまり近い場所は避けてください。陥没の恐れがあります。
ショートサイド側のタイオフです。
ここまでもこれからも基本的にメインと同じテンションで張っていきます。
仮止めしてあったロングサイド側で上部のクロスを偶数本張ります。(2本または4本)偶数である理由は、もちろん残っている最後のメインに繋げるためです。4本張ったほうがより変形は抑えられると思いますが、多くのラケットでサイドの重なりが三重になってしまい収まりが悪くなります。
最後で「お見合い」(ヤマが同じになってしまう事)にならないように既に張ってある下のクロスからホールの数をしっかり数えて下さい。
上を張り終わったら残っていた最後のメインを張ります。
最後のメインから上に回し込みそのまま上に向かってクロスを張り上げて行きます。
このラケット(RDX300SM)の場合は上から3本目のホールがタイオフ用に大きくなっていますので、これを利用するために1つホールを飛ばして、C5→C3→C4の順番で張っています。
最後のC4はあらかじめ緩む分を上乗せして、半分づつテンションをかけてからタイオフします。
参考までに私の場合は+10〜15lbs.です。抵抗の大きいポリなどはもう少し上乗せする場合もあります。