のだめカンタービレ のだめカンタービレ
原作:二ノ宮和子
既刊16巻 *2006年10月現在

■私的評価

"クラシカル"なロックが大好物なくせにクラシックそのものには興味が無い私。ロックなどと違って、作者オリジナルの 音源が聴く事ができないからだ。指揮者がどうとか言っても結局カヴァー。「他人のマワシで相撲をとる」的なイメージが先行してしまって・・・

そんな私だが、今秋のTVドラマ版「のだめ」のCMを見て興味が沸いた。のだめ役の上野樹里をドツキ飛ばす千秋役の玉木宏が 白目をむいていたからだ(理由になるか・・・?)。しかも原作者は、あの『平成よっぱらい研究所』の二ノ宮和子! とくれば購買動機は充分、早速コンビニにあった1巻と2巻を購入したワケだ。

ソッコーでハマって全巻揃えました。

「もきゅー」とか「ぎゃぼっ」と奇声を発する"のだめ"など独特の魅力を持つキャラクター達、 テンポのいいコマ運び、整然とした描線でスマートに魅せる画力など褒めだしたらキリが無いほど素晴らしい!
 *のだめの「ふぉぉぉ」を見ると『変態仮面』を思い出すのは私だけ?
題材はクラシックだが、作品のリズムはロック。これが私でもハマれた要因だろう。

ストーリーは、今のところ大きく渡仏前後で区切れる。
個人的には『風呂上りの夜空に』や『13th Street Radio Club』を彷彿させる 渡仏前の流れが好きだが、これは好みの問題。当然"のだめ"の音楽的成長と恋の発展を予感させる渡仏後の展開にも大いに期待している。

『To-y』の武道館デヴューLiveを思い起こさせるコンサート描写、小さい絵ほど小技が利いた表情ののだめなど 見所満載の作品。クラシックに全く興味が無くとも充分楽しめる名作だ。

ちなみに、本作に触発されて劇中使用のクラシック楽曲を聴いてみたが・・・やはり退屈。

■データ
・「Kiss」誌にて2001年連載開始。隔週刊発行?。
・「カンタービレ」とは「歌うように」の意。
・第28回講談社漫画賞受賞(2004年)。
・2006年10月フジテレビにてドラマ化。
・Wikipedia情報によると、ドラマ化は最初TBSが企画していたとの事。
 一部出演者と原作者間で主題歌などで意見の相違がありボツ。代替企画は
 「花より男子」。クラシックネタの番組の主題歌にJ-Popを使おうとして
 どうする?ヘタなアイドルをキャスティングしたTBSのミスでしょう。
・私がキャストするなら、千秋役は若い頃の福山雅治にしたい。
・作者の公式HP
 →http://www.din.or.jp/~nino/

■のだめカンタービレ関連作品
・千葉真一&R・Sオーケストラ/ブラームス交響曲1番ハ長調作品68[CD]
・Selection CD Book
・Selection CD Book Vol.2
・のだめカンタービレ キャラクターBook


■二ノ宮和子の作品
・ニッポンの貧乏 *加藤利明氏との共著
・トレンドの女王ミホ
・天才ファミリーカンパニー
・平成よっぱらい研究所
・OUT
・飲みにいこうぜ!!
・平成よっぱらい研究所 完全版
・のだめカンタービレ




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