おすすめの資料本 音楽系(2)
ブリティッシュロックについては比較的ガイドブック等の資料が入手しやすいですし情報も多いのですが、
英国以外のユーロロックや日本のプログレになると極端にデータが減ってしまいます。
特にユーロロックになると非英語圏の情報を分析するしかなく、インターネットで入手できる情報を分析するのは
(私の語学力では)不可能です。
*こういう事情からユーロには長年手を出さなかったのですが・・・
ここでは、そんな私を大いに助けてくれる大切な資料本を紹介します。
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Euro Progressive Rock
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| 片山 伸 監修 |
| シンコーミュージック社発行 (初版2004年) |
御茶ノ水にあるディスク・ユニオンでたまたま見つけたこの本。「ヒマ潰しにはイイかも」と何気なく購入した瞬間に
私の音楽人生は大きく変わりました。
これほどまでにユーロ・ロックが素晴らしかったなんて! ブリティッシュロックに開眼した頃にはまさか21世紀に
なってブルガリアやイスラエルのバンドを聴く事になるなんて想像もできませんでしたよ。
おかげでユーロものや辺境ものに目覚め、非英語ロック漬けになってしまいました。
一時期落ち着いたCD購入金額も爆発的に膨らんでしまいまして(^^;)
言語の問題等で正体が掴めないバンド達の情報が得られるだけでも、本書が残した功績は非常に大きいと思います。
ちなみに、実際にCDを購入か否かは別にして、三輪岳志さんのレヴューは面白いです。これが音楽を愛するって事です。
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イタリアン・ロック集成
(ユーロ・ロック集成1)
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| 山崎 尚洋 編集 |
| マーキームーン社発行 (初版1993年) |
この本は、「おすすめの資料本(1)」で紹介した『ブリティッシュ・ロック集成』に続く集成
モノとして発刊されたと記憶しています。
当時は特に興味があったワケでもなく「とりあえず揃えとこう」くらいの気持ちで購入したのですが、今となっては
「ありがとう当時のオレ!」と賞賛したいです。今では廃盤なんですコレ。
この本がスゴいのは、バンドのみならずソロ・アーティストにまで言及し、アルバムはもちろんシングル盤まで記載している
点です。ここまでやろうとすれば、そりゃイタリアだけで1冊になりますよ。
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ヤング・パーソンズ・ガイド・トゥ・プログレッシヴ・ロック
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| 大鷹 俊一 監修 |
| 音楽之友社発行 (初版1999年) |
「おすすめの資料本(1)」でも紹介していますが、前半が英国系、残りがイタリア、ドイツ、
フランスなどユーロ系、
アメリカ、日本のバンドに言及しているのでこちらにも記載しました。
残念なのは日本のバンドについてが最も雑な内容になっている点です。解説者のコメントから察すると、何か評価基準が
あるようなので、それが悪い方向に行ってしまったという事なのでしょう。
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