おすすめの資料本 プラモ系


私が小学4年生の頃がガンプラ・ブームでした。親戚が近所でおもちゃ屋を営んでいた事もあり、ドップりとプラモに ハマりました。

出発点がロボットものだからかスケールモデルへは進まなかった私が大事にしている資料本を紹介します。
*ガンプラものの本を無くしたのが残念。実家でもう一度探そうかな?


S.F.3.D オリジナル Hobby Japan別冊 S.F.3.D オリジナル
原作:横山 宏、編集:市村 弘
ホビージャパン社発行 (初版1983年)

中学生になった私は「ガンプラよりもリアルなもの」を無意識に求めていたのでしょう。まずは『エルガイム』に ハマりました。(バッシュ最高!)

そんな時、親戚のおもちゃ屋でたまたま発見したのが『S.F.3.D第4弾 S.A.F.S』でした。キャラクターものなのに妙な リアル感がある作例写真。カラフルなパッケージが当然のプラモの中にあってクラフト紙のような地味な箱。しかもビニールパックされていて 中身が見れない! 直感的に「これはスゴい」と思い、当時決して安くない900円で購入しました。
詳細部にまでこだわったモールド、確立されたストーリ性、そして何よりカッコいい! 一気にS.F.3.Dフリークになって しまいました。

この本は、そんな時代に発行された特集増刊号です。年表、軍隊編成解説、各兵器の設定などマニア心をくすぐる全138ページ。 青春時代の思い出までも封じ込めた宝の本です。

今となっては希少なものになってしまいましたが・・・(以下に続く)


マシーネン・クリーガー・イン・アクション・バンドデシネ マシーネン・クリーガー・イン・アクション・バンドデシネ
原作:横山 宏、編集:市村 弘
大日本絵画社発行 (初版2005年)

1984,5年に突如連載が終了したS.F.3.D。プラモのほうも製造元の日東科学社が倒産し販売終了・・・
あのプラモは幻だったのか?というくらいイキナリ現れイキナリ消えました。

それから10数年。1998年に柏のマルイでたまたま「ヒマ潰しにプラモでも造ろうかな」なんて思いおもちゃ屋に 行くと『S.A.F.S』が売っているではありませんか! しかしパッケージには本来「S.F.3.D」と書いてある部分に「MA.K.」の文字。 「パチ物か?」と疑問に思いつつ購入したのです。
*2回とも出会いが『S.A.F.S』とは!

その後の調査で、何と日東が復活、版権の都合で名称を変更したものであるとの事。これには感激しました。 すぐに同期のS.F.3.Dフリークにも教え、2人で"常軌を逸した大人買い"に走るわけです。

と、思い出話が先行してしまいましたが、このような経緯があったため『Hobby Japan別冊 S.F.3.D オリジナル』が発行後 10年以上経過してから再注目されるという異常事態になったのです。
裁判で争っているのだからホビージャパン社で復刻するハズも無く、ネットオークションで取引されるのみという"幻の本"になってしまったのです。

そんな状況から、『MA.K.』のして新規別冊発刊が始まりました。この『マシーネン・クリーガー・イン・アクション・バンドデシネ』も それらの1つで、全24話のストーリを最新のイラスト満載で語るという"大人の絵本"になっています。マニアは当然"買い"ですよ。

横山先生の直筆サイン
表紙をめくるとこのイラストが・・・
これは、横山先生直筆のサインとイラスト。
私が最も愛するP.K.Aを書いて頂きました。
家宝です!

白い四角の部分は私の名前が入っているので目隠しです。

ちなみにサインは、珍しい落款調で書かれています。
(ふくらはぎあたりの小さい四角です)


超絶プラモ道 超絶プラモ道
はぬま あん 著
竹書房社発行 (初版2000年)

アオシマの"合体マシーン"や"おやこマシーン"を買い漁っていた幼少の私。あの『アトランジャー』が表紙なのだから買うしか あるまい。

本書は、アリイ社の伝説プラモ『ザ・アニメージ』を軸にアオシマなど独自の世界を展開していたメーカの 商品をとにかく盛り込んだ"図鑑的記録書"の色合いが強い。
親戚のおじちゃんにガンプラをねだったのに「ザ・アニメージ」をプレゼントされたという体験を当然通過している 私にっては、幼き日に感じた「大人との情報共有の難しさ」を思い起こさせる苦味のムックです。
*はぬま氏も言っていますが"ジ"じゃなくて"ザ"ですから御注意を。

この本の最大の功績は、『ザ・アニメージ』や『レッドホーク』の付録マンガを収録している事。とにかくスゴい内容だし、 当然コミック化などされるワケが無いので、それだけで本書は永久保存でしょう。
はぬまさん、同郷栃木県人としてアナタを誇りに思っています!


アオシマプラモの世界 超絶プラモ道2 アオシマプラモの世界
はぬま あん 著
竹書房社発行 (初版2001年)

前述の『超絶プラモ道』を越える企画は当分出現すまいと油断していたところに本書です。これも驚きました!はぬまさん、アンタ凄いよ!

本書は、アオシマ社の歴史にまで踏み込み、同社がプラモ業界であげた功績を分析しています。これはもはや"アオシマ社史"でしょう。
前作の内容を掘り下げるだけかと思いきや、何と『レッドホーク』シリーズの企画書を掲載し、パッケージ画家の梶田達二氏のインタビュー、そして "アオシマ・コミック"という文化を築き上げた漫画家・今道英治氏のインタビューまで収録しているのだから、これはもう国家遺産級の書ですよ!

ちなみに、私が本書の記事で最も衝撃を受けたのは「バンダイ以前にガンダムのプラモ化の話があった」という事実です。
もし"アオシマ製ガンプラ"だったら、今のアニメキット界はどうなっていたのでしょう? 興味は尽きません。


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