銀河鉄道物語 銀河鉄道物語
原作:松本零士
2005年DVD-Box Set発売



■私的評価

総集編での感動は未だ冷めず! 結局本編(全26話)を入手してしまった。
(imocchiさんが総集編には和み系エピソードが未収録と言ったので)

"美味しいトコロ"を凝縮した総集編を観てしまうと、大抵の場合本編は冗長に思えてしまうものだが、本作は違った。 総集編で得た感動に奥行きを与えてくれ、結末を知っているのに再び感動に震えてしまった。
父(有紀渉)の決意、兄(有紀護)の死に様、ホイットマンの信念、そして村瀬の男気。本編全話を観てこそ 理解できる物語の深さ。総集編では勇ましいだけに見えたジュリア姐さんも最高にステキだ!

主要メンバーがそれぞれ主役になるエピソードもあるが、SDF祭りと化す『共同戦線(第15話)』と『静謐の刻(第19話)』、 バルジ隊長が渋い『慕情(第11話)』とイネばあさんのセリフに号泣の『黄昏(第12話)』(『慕情』と『黄昏』が収録されたDisc6は宝だ!)、 そして「ビッグワン。(私達の)最後の希望です」のセリフから始まる感動の『命の谺(第25話)』が特に気に入っている。

正直なところ、『セクサロイド(第16話)』の原生生物の"これは小学生が考えたの?"的キャラクターデザインや『鎧の女神(第17話)』 のシュールな展開など、節々では「?」と思ってしまう部分もあるが、高い水準の画をキープし続けた 制作サイドの努力には素直に拍手を贈りたい。
(『Dr.スランプ』時代からフジのアニメはレベルが低いと思っているので)

総集編の感想でもコメントしたが、全編を観て近年稀にみる勇気と感動に溢れた名作である事をますます確信した 次第。結婚の予定すらないが、仮に息子を持てたら必ず見せたい作品だ。

順調に第二弾、第三弾と作品が展開されている銀河鉄道物語。制作側には「意地でも第一弾を越えてやる!」という気概を 持って取り組んで頂きたいと切に願う。


■データ
・原作は松本零士。
・TV放映は2003年、BSフジ系。
 →第1話放映は2003年10月4日。最終26話は2004年4月10日放映。
・第6話〜7話の『闇の慟哭』は小説化されている。
・DVD特典の声優インタヴュー『SDFレポート』はもう少し構成を考えて欲しかった。
 →出演者全員にインタヴューして欲しかった〜
・DVD特典のアフレコ現場映像は全編観たかった。


■エピソード
01話旅立ち
02話時の結び目
03話運命の動輪
04話永遠という名の・・・
05話ビッグワン強奪
06話闇の慟哭(前編)
07話闇の慟哭(後編)
08話残照
09話記憶の回廊
10話分岐点
11話慕情
12話黄昏
13話運命列車
14話
15話共同戦線
16話セクサロイド
17話鎧の女神
18話死活
19話静謐の刻
20話選択
21話背反
22話無常の
23話非常なる裁定
24話燃える銀河
25話命の谺
26話遥かなる想い





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