将棋の盤はいろいろな木で作られます。有名なところではカヤの木でしょう。
最高級の将棋盤は天地柾といって木の柾目が非常に美しいものです。高級な将棋盤ほど木の美しさを見せるもので、反対に昔の殿様が使っていたような横に漆が塗ってあるような一見高級な盤は実は大して高級品ではありません(木の模様が見えないため)。
かくいうサンテもカヤ盤がほしいのですが貧乏なために買えません。カヤの6寸盤がほしい〜。
ところで皆さん、将棋盤の足の形は覚えていますか?あれは「くちなし」の実を形どったもので「助言無用」を意味しています。
もうひとつ、ある程度厚みのある将棋盤の裏には穴が掘ってあります。あれは「音ウケ」といって駒音を響かせるためにあるのですが、もう一つの怖い意味が・・・。それは横から助言をした者は首を切られて、ひっくり返した将棋盤の裏の穴に晒されるそうです。おお恐わ〜
2004年追記:将棋世界の9月号に、将棋盤の裏の穴は「ヘソ」と呼び、木の中心部に溜まった水分を外へ逃すためのいわゆる「背割り」の役目を果たすと書かれてました。これが正しいのかもしれません。
追記:
ヒカルの碁で新カヤ(スプルース)をカヤだと偽って売っている悪い盤屋さんが登場してました。
まあ、漫画のことはともかく、現実の世界でも、スプルースならスプルースと表示して売ればいいのにと思います。新カヤと表示されるとカヤの一種だと勘違いされかねません(スプルースはカヤとは全く違う種類の木です。)。消費者保護の観点からも必要かなとも思いますが、だいぶん新カヤも定着してきているようなので、スプルースと表示するとかえって混乱するかもしれません。八百屋さんで「本シメジ」と表示されて売っているのは本来のシメジとは違うものらしいです。だからといって、今更別の名前にされても困りますしね。
ところで、新カヤ(スプルース)の名誉のためにも少し書いておきますと、けっこう良い評価をされる方もいます。 ・白っぽくて木目がきれいだし値段も安い。・桂と違って変色しにくい。 などと評価されます。反面、 ・指し味がよくない。・数十年後の状態が分からない(比較的新しい素材なので)のでやや不安。 などと言う人もいます。
いろいろと指してみた私なりの評価としては、やはりカヤがいいと思います(でも、高いので手が出ない(+_+))。指し味、見た目、香り(カヤは香木で、かつては仏像の素材にも使われていた。ただし、中国産は香りがないらしい)どれをとっても盤としては一級の素材でしょう。あとは予算の関係で桂かスプルースかです。指し味は桂、見た目はスプルースといったところでしょうか。
20年ほど前に近鉄百貨店で買った桂の3寸盤。長く使ってきたので、愛着があるのですが、材料の桂の欠点である「茶色っぽくなってくる」状態にあります。サンテももっといい将棋盤がほしいと思っています。
今後、将棋盤を買う人へのアドバイスは、「中途半端なものを買わずにそこそこいいものを買っておいたほうがよい」です。
将棋盤はほとんど消耗しませんので、その気でもたせれば100年でも使えます(線も引き直せますし)。もちろん、お金持ちは別として普通の人なら買い替えには心理的・
経済的な苦痛を伴います。駒と違って場所をとるので、将棋盤を何面も所有していれば邪魔になります。また、家庭を持った後では伴侶の目も気になります(駒ぐらいなら新しいものを買ってもバレませんが)。
でも、人間の性として、使っているうちに、もっといいものがほしくなります(自分の実力以上に(^_^;)。ですから、どうせ買うなら初めからいい将棋盤を買いましょう(大山名人は「いい駒や盤を使えば実力も上がる」ようなことを書いていましたが、まあ、盤駒屋に対するリップサービスでしょう(^_^; 将棋はゴルフやスキーと違って道具で勝てるものではないと思います。でも、趣味の世界なのでいい道具で名人気分に浸りたいのは確かです。)。
わずか数千円の1寸盤です。盤の材料は一枚板のように見えますが2枚の板を組み合わせた合板で、表面にはコーティングがしてあります。
しかし、安物ながら、この盤はサンテが数百番の激戦をKさんと繰り広げてきた思い出の将棋盤です。写真では分かりにくいのですが、居飛車党のKさんとの対局の結果2筋はコーティングがはがれてぼろぼろです。そして、対抗するサンテのせいで4筋もはがれています。
結構値段の高かった折盤です。裏に蝶番が付いていて2つに折りたたむことができますが、大してコンパクトにはなりません。この折盤は厚みもあり、木もなかなかのものですが、所詮は折盤です。買うならもっと安物でも十分でしょう。
これを盤とよんでいいのかどうか迷いました。ビニール製のぺなぺな盤です。携帯性は抜群です(軽い!)しかし、運び方を工夫しないとはっきりいって使い物になりません。写真を見れば明らかなように、しわが寄ってしまうからです。ほとんど指したこともありません。昔、源平駒を買うと紙の盤がついていましたが、それと大差ないと思います。
布製の盤を見たことがありますが、そちらの方が良さそうです。ああ、そういえば将棋大会でこのビニール盤はよく使われていますね。
追記:最近になってこの将棋盤の新しい使い方を思いつきました。机の上に置いてマウスパッドとして使うのです。これなら移動時のしわも付きませんし、時には将棋盤としても使えるし(笑)・・・・・と思ったら、マウスを光学式に買い替えたばかりで、マウスパッドは不要なのでした。
Tさんちの忘年会で布盤をゲットしました。ビニール盤よりは携帯性もよく、たためばポケットにでも入りそうです。ついでにハンカチを忘れた時にも利用できそうです(笑)
深夜に棋譜を並べても駒音がしないので研究熱心な人には自宅用にもよいかもしれません。
そういえば、この布製の盤と上のビニール盤には下の方に日本将棋連盟と印刷してあります。印刷をしてある方が上座なんでしょうか。
100円ショップ(ダ○ソー)で見つけた折盤。厚みもあり、かなり本格的な感じがしたので思わず買ってしまいました。しかし、この盤が100円で売っているとは・・・本当に言葉が見つかりません。
最近、100円ショップで将棋の盤駒を見かけますが、ほとんどが使い捨てという感じのもので食指が動きません。今回見つけた将棋盤はびっくりするほど本格的な感じがします。これだけの盤があるのだから、100円の駒もさぞかし・・・と思ったら、何と! 探したのですが、駒はありませんでした(-_-;) ここの店長クビだ!(-_-メ) 友人とちょっと将棋を指したいが、あいにくと盤駒の持ち合わせがないってときに100円で買えるからいいのではないか! この商品の説明に「駒は別売りです」とわざわざ赤字で書いてあったので、「じゃあ、別売りの駒を売って下さい」と言ってみてもよかったのですが(笑)、今回は暇つぶしに寄っただけなので駒は要りません(^_^)
追記:近所に大型の100円ショップ(○イソー)がオープンしたので早速行ってきました。この店には将棋の駒もちゃんと置いてありました。ただ、盤のような衝撃はなく、ただの源平ゴマでした。
ということで、この盤のことについて少々。木製に見えますが、表面はよく見ると、段ボールのような素材(圧縮高密度板と書いてます)でできてます。裏面を見ていただければお分かりのように、実際に木を使っているのは枠のみです。裏の四隅にはマグネットが付いていてピッタリと畳むことができます。商品説明によると(折り畳み時にが空洞になっていて)将棋駒収納可能なんて書いてますが、ここに駒を収納する人はいないでしょう(笑)
実際に使ってみましたが、駒音はパチリとはいかず、内部が空洞になっているせいか、ポコンという感じです。ちょっと説明が下手ですいませんが、安物の太鼓といった感じでしょうか。
表面の素材が気になってテーブルの上で使ってみて確認したところ、やはり段ボールのようなカスが少し出ます。耐久性もそんなによくないでしょうが、こればかりは試してみる気がしません(^_^;)
まあ、欠点は当然あるとして、これが100円なんですから、これから将棋を始めたいという人なら買ってみてもいいのではないでしょうか。
引越し祝いとして玄さんに2寸のカヤ盤をいただきました。やはりカヤはいいですね。指し味・音ともに最高です。腕が伴わないところが悲しいですが・・・