以前に書いたものを見つけました。捨てようと思ったのですが捨てる前にちょっと公開。

北京旅行記

2000年7月に中国の北京に行って来ました。といっても3泊4日のパックツアー。 ちょっとかじっただけの北京ですが、ちょっと感想などを書いてみたいと思います。

北京は都会
北京は大都会。中国の首都なんだから当たり前ですが。高層ビルが林立し、道路は乗用車、バス、タクシーで渋滞。合流地点でも我先に車は突っ込んでいくし、歩行者、自転車は無理やり横断。

バスは車体に広告付き。車体だけじゃなく、窓ガラスにはみ出してるものも。薬や飲料、ドットコム系の広告。街には携帯電話(移動電話)の広告も多い。パソコン専門の店が並ぶ一角も。マクドナルドはあちこちにある。

もっとも広告付きの新しいバスは1999年の建国50周年記念イベントの前に投入されたものらしく、古いバスやトロリーバスもまだ走っていた。路線バスは冷房がないみたいで窓全開。冷房の入ったバスはだいたい観光バス。ドアとかに「冷気開放」と書いてある。 タクシーは冷房が入っている。ただ中国のタクシーの乗り方は客が1人の場合、助手席に乗らないといけないので、ついたてをはさんで客と運転手が乗っている光景は日本人の目にはちょっと変・・・。

街には若い女の子の厚底サンダル姿も。バカみたいな高さの厚底はいなかったけど。

北京の夏は暑い
緯度的には日本の東北北部に位置する北京。涼しいかと思いきや、暑い。気温が40度になることも。私が行った時はずっと曇り空で気温は33度くらい、現地ガイドは「涼しくて良かったよ」。空気が乾燥しているので東京よりは過ごしやすい暑さ。とはいえ観光地は紫禁城をはじめ石畳の上を歩き回る所ばかり、汗だらだら。

暑いのは地元の人も同じ。日陰の風の通る所では地べたに座り込んでだらけている。天安門の下とか天安門前の大通りの横断地下道とかに座り込んでいる。エアコンのない古い住宅街では家の前の街路に座って涼んでいる。“中国人はジベタリアン”などと思ったが、よく考えれば一昔前の日本の風景と変わらないんだけど。

そんな暑い中登場するのがミネラルウォーター売り。凍ったペットボトルを手に売り歩く。600ml入りで2元(1元は13円弱)。で行き交う観光客の多くがペットボトルを手に歩いている。日本だとバッグの中に入っているものだが、とけた水滴がポタポタと垂れるから、みんな手に持ったままなのだ。

場所によっては烏龍茶やレモンティーのペットボトルも売っていたけど、なぜか低糖。スーパーで緑茶も見かけたけど、やっぱり低糖。砂糖の入った緑茶って??

ちなみに北京の冬の最低気温は−25度、平均気温は−3度だそうな。北京の郊外へ行くと寒さと乾燥に強いというポプラの木がたくさん植えられている。

北京の観光地
まずは故宮博物院こと紫禁城。北京の故宮の場合は博物院といっても、所蔵されている物を見るより建物そのものが有名なので、観光コースは建物がメーン。ラストエンペラーの溥儀が即位した太和殿をはじめ、溥儀がどうした、西太后がどうしたという建物を見て歩く。建物と空間だけで圧倒される。まぁ、映画の印象が強いからではあるけれど。溥儀が自転車の練習をした所とか見るだけで、映画とかぶってジーンとくる(←単純)。所蔵品をゆっくり見たい人は個人で行った方がいいのかも。

そして天安門。この門の楼閣で毛沢東が建国を宣言したんである。その昔は皇帝が立った場所。10年位前から庶民でも登れるようになった。しかしシンボル的な場所ゆえ、カメラ以外の荷物は所持禁止。ボディチェックもある。しかし、ここからの天安門広場一望の眺望はおすすめ。広場をうずめる何万という人がいたりしたら、権力者冥利につきるってもんだ? 普通のパックツアーでは登らないことが多い。

天安門広場は上から見ても広いが、歩くととても広い(←当たり前)。中央に人民英雄紀念碑。天安門事件が起こる前は自由に近づけたが、現在は鎖に囲まれ、国旗を持った少年1人と花束を抱えた少女2人が警備のごとく微動だにせず立っている。これが大人の衛兵だったら「ふ〜ん」だけれど、少年少女だって所がちょっとこわい気がした。学校とか交代時間とかどうなってんの??

あと有名なのは万里の長城。北京の市街から85キロ、高速に乗って約1時間半。私の行った日は曇りで山は霞んでいた。せっかくロープウェイで高い所まで上がったのに、霞んで遠くが見えないのだ! 遠くというか近くさえ見えない。あぁ・・・。意味ないじゃん。中国の高速道路では、追い越し車線は“超車道”。だからなんだ〜。

明の十三陵というのもある。明の皇帝陵が集まっている。中でも定陵には地下宮殿があるので有名。地下宮殿といっても、そんなに広いわけではないのだけど、中国では地下に黄泉の国があると信じられてたので、皇帝の墓に地下宮殿を造るのは多いみたいだ。

どこの観光地でも1番多かったのは中国人観光客。中国語はただでさえやかましく聞こえるので、どこもやかましかった。観光シーズンの連休だと、万里の長城までの85キロが大渋滞で半日かかったりするそうな。

中華料理
地元で1番人気と言われる四川料理はもーれつに辛い。そりゃ夏はすごく暑くて冬はすごく寒い土地だからわかる気もするけど。辣油の辣(ラー)よりさらに辛いランクが麻婆豆腐の麻(マー)ってくらいだから、麻婆豆腐もめっちゃ辛い。とてもじゃないが食べれなかった。

北京料理はちょっとクセがある。「まずいよ」と聞かされてた北京ダックは意外とおいしかった。超有名店のはやっぱり違うのか? でも皮だからやっぱり油っぽい。

広東料理は1番日本人の口に合うと言われてるけど、まさにその通り。3日目の夜で「もう中華料理はごめんだ〜」と思っていた時だったけど、かなり食べれた。

パックツアーの場合、料理は料金に含まれているので飲み物だけ追加することになる。するとビールが600ml入りのビンでわずか10元。料理店だから市販の価格より高いんだろうが、10元! 北京のビールのアルコール度数は3%台で軽いので昼食時でもOKだ。生ビールの中ジョッキでも25元。といいつつ私はいつもミネラルウォーターを飲んでいた。ビールと同じ10元だった。1軒だけ5元の店があったけど。

でミネラルウォーターだが、高級百貨店の地下の食品売り場では1元台で売っていた。凍らしたミネラルウォーター売りはそれを2元で売り、料理店では10元で売っていたのだ。てことはビールの市販価格もそんなに安いのか!?

食後のデザートで必ずフルーツが出てきて、必ずスイカが入っていた。北京郊外はフルーツの産地らしい。ちょうど桃が最盛期で観光地近辺の道路には桃売りが並んでいた。これも日本で見る風景とあまり変わらなかった。

なんとなく
やっぱり西洋の街にいるよりも、な〜んか緊張感が違う。どことなく共通項があるような気がして、ちょっと落ち着く。人種が近いと圧迫感がないし。そんな悠長な事を言ってられない過去の歴史とか思想の違いとかは存在してるんだけど。まぁ、そんな違いにぶち当たる程の長い滞在でも深い滞在でもなかったし、ガイドの孫くんと土産屋の店員と観光客会話をしただけだし。でもなんかすごい気になる国、また行ってみたい国です。

トイレ事情が悪いという大問題があるけど、まぁ、有名な観光地や大きな土産屋のトイレは日本の観光地とたいして変わらないのでなんとかなるでしょう。紙を流しちゃいけないという大大大問題もあるけれど(水不足で水圧が弱いのでつまりやすいのだ)。泊まるホテルはトイレが安心できる所がいいけどね。



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