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自殺予防を考える

こころの健康 地域の支え


自殺予防を考えるシンポジウム&コンサート

2008年7月27日(日)10:00より、花輪市民センターにて

『「心の健康 地域の支え」シンポジウム&コンサート』が、約160名の地域住民の皆様の参加の元、行われました。

 

会場の花輪市民センター シンポジウム&コンサートに集まった皆さん

  

体の健康とともに、心の健康も考える時代です。

秋田県は人口当たりの自殺率が高い県だと言われており、県も、対策を講じ、様々な働きかけをしています。
しかし、私たちはそれだけに頼っていてよいのでしょうか?
もっと、私たちにも出来ることがあるはずです。
一番身近にいる人間として、きっと何か出来ることがあるはずなのです。
地域の健康は地域のみんなで支えていこう!
このシンポジウムを通して命の尊さと医療の大切さを改めて考える機会となれば、
そして、今私たちの置かれている現状を知る機会となれば、幸いと思います。

こころの健康と
命の尊さを考える
シンポジウム

シンポジスト
鹿角市福祉保健センター
安保佐誉子
小坂町保健センター
中村みえ子
シンガーソングライター
藤本佳史
鹿角の医療と福祉を考える市民町民の会
中村秀也
 
主な内容
*藤本佳史さん
自殺遺族としての思い
*鹿角市

こころの健康づくり推進事業
自殺予防対策事業の概要

*小坂町
こころの健康づくり事業について
*鹿角の医療と福祉を考える市民町民の会

これまでの活動
医師確保に向けて



当日は、暑い中
私たちの予想を上回る参加者が、
会場である花輪市民センターに集まりました。
様々な年代の顔が見られ、
多くの方々がこの問題に
関心を持っていることが窺われます。
挨拶をする
市民町民の会
会長
西(左)
司会進行は
市民町民の会
事務局
湯瀬(右)

藤本さんは、8年前にお母さんを自殺で亡くしており、自殺遺族の立場から体験談を語っていただきました。
教師をしていたお母さんは、重度の知的障害を持つ藤本さんの弟のことを、自らの教え子達と較べてしまい、とても苦しんだようです。そして、藤本さんが家を空けたある日、帰宅するとお母さんは暗い部屋の中で一人、亡くなっていました。
その後、藤本さんは医学部に入りなおし、勉学に打ち込みました。しかし、お母さんを亡くしたことから悩み、ひとり、部屋の中で泣きながらギターを弾いたこともありました。

「自殺を考えている人には、解決の道がたくさんある、という情報が不足している。そして遺族には、苦しみを分かち合う場が必要なのです。」

藤本さんの言葉は、会場に染み渡りました。
藤本佳史さん
シンガーソングライター
藤本佳史さん

鹿角市が推進する、こころの健康づくり推進事業と自殺予防対策事業の概要について、資料とともに話していただきました。
「それって うつ じゃない?」うつ病の正しい知識と対処法のパンフレットはとても解りやすく書かれていました。
鹿角市こころの健康づくり推進事業・自殺予防対策事業は下記のようなものがあります。
 *ふれあいパートナー養成講座   *ふれあいサロンの開設
 *手作り紙芝居             *こころの健康づくり研修会
 *温泉活用健康講座         *自殺予防街頭キャンペーン
 *こころの相談窓口の周知徹底   *ハイリスク者への継続支援
 *こころの健康づくり講演会

 
鹿角市福祉保健センター
安保佐誉子さん

小坂町の自殺者傾向について
小坂町が進めるこころの健康づくり推進事業について話していただきました。
高齢者を対象とした介護予防事業や、在宅精神障害者の会の継続、健康のつどいの開催など。
また、実際の現場の経験談など、詳しく聞くことが出来ました。
 

小坂町保健センター
中村みえ子さん

鹿角の医療と福祉を考える市民町民の会が行ってきたこれまでの活動と医師確保に向けての展望
心の健康
 ・メンタルヘルスケア 誰でも悩みやストレスはある。
 ・家庭、学校、職場、地域で お互いに伝え合う、支えあうことが大切
困った人がみんなで助け合おう、支えあおう!
 ・医師不足は鹿角や秋田だけじゃない!
これからもみんなで
 ・精神化が継続できた背景に 秋田県も鹿角市も小坂町も病院も、そして住民も
 ・これからも 引き続き医師の情報を求めています!
 ・絶対にあきらめないで 続けていく活動
 

鹿角の医療と福祉を考える
市民町民の会
中村秀也さん

  

 ヨシフミライブ♪

シンガーソングライターのヨシフミさんを迎えて

歌と共に「元気」や「勇気」を伝えたい!
 
ヨシフミ (27)
 
シンガーソングライター
藤本佳史さん。
秋田市生まれ
さいたま市在住。
19歳の時に、お母さんを自殺で亡くしたことがきっかけで当時在学中だった大学を退学し、精神科医を目指す。
医学部を卒業後、お父さんの病気がわかり、闘病中のお父さんと同居をしながら、家事に専念。
近医の理解もあり、2008年4月から家事と病院で研修医としての勤務とを両立中。
現在に至るまで、約50曲を作っており、辛い思いを歌った「無音のノイズ」がブームを呼んでいる。最近、県内のラジオなどでもしばしば耳にする。


母親を自殺で亡くしてからの生活。悶々とした日々。勉強も身に入らずにギターを弾く夜。そんな苦しみの中出した手紙。それに対する「あしなが育英会」からの丁寧な返事が藤本さんを変えることになります。それから「あしなが育英会」の活動に参加するようになり、「仲間」に出会い、自分は「ひとり」ではないことを知りました。そしてヨシフミさんのつくる歌詞は、「僕」ではなく「僕ら」という表現に変わっていました。

「無音のノイズ」
作詞作曲 ヨシフミ
編曲    ISSY
 
何かをたぐり寄せるように 生きてきた
傷だらけの掌を さらしながら
時間という名の闇は 容赦などせず
大切なものばかりを 奪っていく
 
僕が生きる その意味を いつか 誰かに伝えたい
虚しさの中に埋もれた 後悔も 夢も
僕が ずっと探してたものを かすめた気がしたよ
だけど それは 音も立てず 消えた
 
いま ここにいる 奇跡
 
明日を描くほどの 安らぎ 欲しくて
吹き飛ばされないように ここまで来た
不思議と いまは 迷う気にもならない
疲れ果てた あの頃と どこか違う
 
僕が歌う この声は 過去を振り切るためのもの
哀しさの捨て場 求めて 泣いてもいいのに
僕が そっと捨ててみた ゆがんだままの情熱は
誰もいない夜の隅で 消えた
 
あなたが生きる この星の 景色を歌う
あなたが生きた あの時代を たどれそうだから
 
僕が生きる その意味は あなたたちから託された
たったひとつの その愛が 僕である証
僕が ずっと探してたものを かすめた気がしたよ
だけど それは 音もたてず 消えた
 
届かない 「ありがとう・・・」 
3曲を歌い終わったヨシフミさんに
会場から盛大な拍手。
アンコールもかかり、
再び、「無音のノイズ」を熱唱。
大きな盛り上がりを見せ、
ライブは終了しました。

 

主催 鹿角の医療と福祉を考える市民町民の会
共催 鹿角市 小坂町
後援 秋田県 
秋田県教育委員会 鹿角市教育委員会 小坂町教育委員会
鹿角組合総合病院

 

 

 

『鹿角の医療と福祉を考える市民町民の会』

【事務局】
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