茅ヶ崎市立図書館蔵「海濱眺望圖」「懐島所見圖」について
2008.10.11
水沢不二夫
神奈川県茅ヶ崎市の市立図書館に「海濱眺望圖」、「懐島所見圖」なる史料がある。これらの史料が幕末に昌平黌地理局が編纂しかけた『新編相模国風土記』の稿本の図版と同一のものであることが判明したのでここに報告する。


(茅ヶ崎市立図書館蔵)
茅ヶ崎市立図書館の書誌情報(委細は下掲参照)によれば、「海濱眺望圖」「懐島所見圖」は斎藤昌三という、半世紀ほど前に同館の名誉館長であった書誌学者の遺品である。斎藤がどのようにして本図を入手したかは不明である。また本資料は版画(おそらく銅板画)であるので、『新編相模国風土記』の稿本の原板と即断することはできない。
『新編相模国風土記』の稿本は現在は『新編相模国風土記稿』として刊行されている。この図は「巻之六十一、村里部、高座郡、巻之三」に用いられているので参照されたい。1998年に雄山閣から「大日本地誌大系」のシリーズで刊行されたものが便利である。
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https://www.lib.chigasaki.kanagawa.jp/asp/syousai_w.asp?TosCode=00111550158より
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https://www.lib.chigasaki.kanagawa.jp/asp/syousai_w.asp?TosCode=00111550141より
(2008.10.11の検索結果。このレポートの内容は報告済みなのでデータは更改される可能性あり。)