◆三つの秘訣
(一)がんばらない
TAO 気づきの体操は“がんばらない”体操です。
「がんばらないでください!」と言っても、小さい頃から“がんばれ!”“がんばれ!”と言われ続け
自分でも 自分に向かって“がんばらなくちゃ!”と言い続けてきたマジメ型の人は
この“がんばらない”ということが大の苦手です。
でも がんばってしまうと 無意識の内に 不必要な力を使ってしまい
感覚をとらえにくくなってしまいます。
使われる力が少なければ少ないほど 感受性は高まり より意識が研ぎ澄まされ 覚醒していきます。
つい いつものクセで がんばっていることに気づいたならば
またしても がんばってしまった自分を責めたりしないで
“ まだまだがんばるクセが抜け切れないなぁ。”と ありのままを受け止めて
やさしい気持ちで また動きに戻りましょう。
そして 眉間にシワの寄るような真剣さも捨てましょう。
心地よさを楽しむのが上達の秘訣です。
(二)正しさを追い求めない
TAO 気づきの体操は お手本どおりに 無理して 同じように動こうとするのではなく
言葉がけを聞いて こういう動きかなと 自分が思ったとおりに動いていきます。
隣の人と同じ動きをする必要はありません。
一人ひとりの体は違うし 体の使い方のクセも違います。 10人いれば 10通りの動き方があっていいのです。
今日のあなたは きのうのあなたとは違います。 先週の動きと 今週の動きが同じだとは限りません。
どれが正しい動きなのだろうと 追い求めるのではなく
いろんな動き方を試みて どれが一番心地よく スムーズに動けるのか
心地よさを羅針盤にして 今日の私を 探究していきましょう。
感覚よりも 思考の方が先に働いて これが正しい動きだろうと思い込み
一所懸命 その正しいと思った動きをやろうとすると 感覚の持つ 本来の働きが発揮されないままになります。
動きが 環境に応じてあらわれるもの と考えるなら
動きは一つではなく 対処できる動きをたくさん持つことが
本当に効果のある体操だと思います。
“正しさ”なんて放り捨て 体の声に耳を澄ませましょう。
(三) ゆっくり 小さく
自分の感覚だけを頼りに 体の声に耳を傾けながら 動きを探究していくとき
なるべく ゆっくり 小さく動くようにしてみましょう。
感覚を明確にとらえるためには パッと素早い動きでは とらえられるはずの多くの情報を見逃してしまいます。
ゆっくり動いていけば 体に自然にブレーキがかかるのがわかるはずです。
体の声を無視して それ以上大きく動こうとしないでください。
ゆっくり 小さく スムーズに動ける範囲内で その動きのスムーズさ 心地よさを楽しみましょう。
ただ あまりに小さな一点に集中し過ぎると かえって動きがぎこちなくなってしまうことがあります。
意識を体全体 そして周りの空間にも広げ 柔らかな眼で
やさしく 体と心の動きを見つめていきましょう。
人間は 自分が思考していることを 観察することのできる存在です。
心の動きも見つめていくと これまで気づかなかった 意外な自分に 気づけるかもしれません・・・
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