| 29アダルターラス |
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人は生れた時に、誰でも死なない命を持っていたのです。ところが、物心がつきますと、皆様の考え方が肉体的に生きているという事に統一されてしまうのです。強制的にそうさせられるのです。これは人間の業ですからやむをえないことです。 皆様がこの業を破るだけの努力ができるかどうかです。カルマ(業)をのりこえることができた人は、永遠の命をつかまえることができるのです。できなかった人は死ななければならないのです。 死んでしまうということが、ただ現世を去るだけのことなら何でもないのですが、裁きが待っているのです。これがこわいのです。聖書に、「一度だけ死ぬことと、死だ後さばきを受けることとが、人間に定まっている」(ヘブル人への手紙9・27)とあるように、すべての人は神の裁きから絶対に逃れられないのです。 人に与えられた理性や良心のあり方は、すばらしいものです。三百トン、五百トンもあるジャンボジェットが空を飛ぶのです。物理的にはできないことを、科学的には可能にしているのです。 これはどういうことかといいますと、現在の人間の常識と別の考え方があることを示しているのです。そのように人間にはすばらしい能力があるのです。それをまじめに開発するという気持ちがあれば、死なない命を見つけることは誰でもできるのです。 そのためには、まず現在の常識が間違っていることをご承知頂きたいのです。大人の考えが間違っているのです。物心がついた事が間違いの初めなのです。物心がついたために、命が分からなくなってしまった。又、セックスが何のことか分からなくなってしまったのです。 大人はセックスは欲望だと考えています。これが大変な間違いです。セックスは欲望ではありません。セックスは命のさがです。命にはさががあるのです。命のさがが全く分からなくなっている。命のさがを冷静に判断することができなくなっているのです。こういう悪い癖をおやめになれば、もう一つの死なない命を見つけることは十分にできるのです。 赤ちゃんがこの世にオギャーと生まれますと、二十四時間以内に母親のおっぱいをのみます。二十四時間以内にお乳をお飲みになったということは、味覚意識があったということです。 つまり、生れる前に味覚があったのです。味覚だけではありません。聴覚も、視覚も、五官の根源は生れる前に用意されていたのです。それが肉体の成長に伴って完全に働くようになったのですけれど、五官は生まれる前に用意された本能性なのです。 本能とは本来の能力性という意味です。本来の能力性というのは、死なない能力性なのです。本来というのは死なないことを意味するのです。性も食も本能性です。この本能性は本来の性能であって、これが命のさがなのです。 命のさがとはどういうものか。大人の常識では、本能が欲になっているのです。命のさがという考えが、大人の世界には全くありません。性を欲望だと思っているのです。 女の人は、実は男性を求めているのではないのです。男性以上のものを求めている。れは、本能性によって女性のあり方を考えてみますと、よく分かるのです。 男性は性を性欲にしてしまっている。男性は本来の人間性をよく考えればいいのです。理性の力、良心の力を冷静に見ていきますと、生れる前に植えられていた死なない命が分かるのです。 まず第一に考えて頂かなければならないことは、常識が間違っていると言うことです。学校教育の目的は、社会に役に立つ人間をつくることです。その結果、魂を殺しているのです。 知性的な教育が強くなればなるほど、素朴な天性はだんだん弱くなっていくのです。頭脳明噺になるほど、霊魂は盲になってしまうのです。 人間の本質は死なない命を自覚する力です。これがほとんど消えているのです。これがユダヤ文明の最も悪い点です。日本は明治維新以来、ユダヤ文明の害毒に犯されてしまっているので、命が分からなくなったのです。 常識を捨てて、大人の根性をやめて、冷静な感覚をお持ちになれば、本心に帰ることはできるのです。 キリスト教ではない聖書を正しく読む必要があるのです。地球がなぜ存在するのか、人間の命はどういうものか。何のために人間は現世に生れてきたかということは、聖書を学ばなければ分からないのです。皆様の心臓が動いていることが神です。これを正しく捉えることが、死なない命を捉えることです。 皆様が生かされているのは、おのずからの世界、天然の世界です。その中に死なない命があるのです。それをつかまえることが難しいことのように、文明がしているのです。 大人の考えが悪いのです。アダルト(adult)の考えが悪いのです。アグルターラス(adulteress)は邪悪です。これが人の中で渦を巻いているために、命が分からないのです。般若心経と聖書を正しく読んでいきますと、この間違いから出ることができるのです。 |