平成22年10月29日 モニタリングの結果について(中間報告)

 

指定管理者制度は、公共団体、公共的団体等に限られていた従来の管理委託制度とは異なり、個人を除くあらゆる団体で行えるようになったものであります。

 市川市は、条例に基づき指定された指定管理者が指定施設の設置目的に則した管理運営を行い、公共性を確保しているかどうか確認する必要がありますことから、

指定管理者による管理運営の履行が運営仕様書及び協定書に従い、運営が確実に実施されているかを確認する手段としてモニタリングを実施するものであります。

 今年度につきましては、指定管理者への移行1年目でもあることから、既に保護者の皆様にご連絡したとおり、年4回のモニタリングを実施いたします。

 今回の報告は、4月から9月に実施した2回のモニタリング結果について、下記のとおり報告をさせていただきます。

 

 

1.モニタリング実施日時  平成22年6月7日(第1回目)、平成22年9月29日(第2回目)

2.モニタリング実施場所  市川市欠真間保育園

3.モニタリング結果

 

【法人】 社会福祉法人 愛誠福祉会

【施設名称】 市川市立欠真間保育園

 

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平成22年6月7日(第1回目)

 

モニタリング実施者: 市川市職員 5名

 (前欠真間保育園主任保育士、市立保育園園長経験者2名、保育計画推進課事務職員2名)

 

総評(意見)として:

 ・運営仕様書及び協定書に従い管理運営が実施されていた。

 ・危機管理対策として、保育室など施設全体的に整理整頓がされており、安心安全な保育が実施できるような工夫が見られた。

 ・椅子からの転落及び転倒防止のために、足元に台を置き未然に事故防止に努めるなど、園児一人一人の成長に合わせた保育が実施されており、

  保育に工夫が見られた。

 

以上のようなことから、市川市立欠真間保育園の管理運営状況は、運営仕様書及び協定書のとおり履行されており、

安心安全な保育がなされているとともに、法人の積極的な姿勢が見られた。

 

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平成22年9月29日(第2回目)

 

モニタリング実施者: 市川市職員 3名

 (保育課栄養士、保育計画推進課事務職員2名)

 

総評(意見)として:

 ・引き続き運営仕様書及び協定書に従い管理運営が実施されていた。

 ・備品の管理方法について、備品の各部屋への配与簿などを整備し、備品を管理する仕組みが構築されており、保育室等の安全に配慮した

  取り組みが実施されていた。

 ・8月から法人独自の給食メニュー(行事食)や新たな果物の提供など、より良い保育を構築するための取り組みが見られた。

 

以上のようなことから、市川市立欠真間保育園の管理運営状況は、引き続き運営仕様書及び協定書のとおり履行されており、

安心安全な保育がなされているとともに、法人の積極的な姿勢も継続している。

 

 

 

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平成22年11月24日(第3回目)

 

モニタリング実施者: 市川市職員 4名

 (市立保育園園長経験者、保育課看護師、保育計画推進課事務職員2名)

 

総評(意見)として:

 ・引き続き運営仕様書及び協定書に従い管理運営が実施されていた。

 ・園庭の有効活用及び園児の安全対策として、現在、園庭にあるコンクリート式プールを撤去し、代わりに組み立て式プールを

  使用する計画を立てるなど、より良い保育環境を構築するための積極的な取り組みが見られた。

 ・2階の5歳児室前のスペースに椅子や絵本などを設置し、園児が自由に過ごせ、親子交流や歳が異なる園児同士が

  自然に交流できるような環境をつくるなど、保育に工夫がみられた。

 ・法人独自の給食メニュー(行事食)や新たな果物の提供など、より良い保育を構築するための積極的取り組みが引き続き実施されていた。

 

以上のようなことから、市川市立欠真間保育園の管理運営状況は、引き続き運営仕様書及び協定書のとおり履行されており、

安心安全な保育がなされているとともに、法人の積極的な姿勢も継続している。

 

 

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平成23年2月7日(第4回目)

 

モニタリング実施者: 市川市職員 3名

 (市立保育園園長経験者、保育課保育士、保育計画推進課事務職員)

 

総評(意見)として:

 ・引き続き運営仕様書及び協定書に従い管理運営が実施されていた。

 ・園庭にあったコンクリート式プールの撤去工事が無事終了し、あそびの場が広がり活動的な、より良い保育環境が構築されていた。

 ・0、1歳児のクラスでは、保育室をタンスやロッカーで仕切り、遊び・食事の場を分け、園児の成長に合わせて生活が出来るようにしたり、

  収納場所が保護者の動線を考えた配置や、園児の遊びの妨げにならないような工夫がされ、より良い保育環境が構築されていた。

 

以上のようなことから、市川市立欠真間保育園の管理運営状況は、引き続き運営仕様書及び協定書のとおり履行されており、

安心安全な保育がなされているとともに、法人の積極的な姿勢も継続している。

 

 

 

 

<総評(まとめ)として>

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 今年度より社会福祉法人「愛誠福祉会」の運営となった欠真間保育園では、園長をはじめとした

公立からの職員を中心に保育がスタートし、順調に運営がされていた。

 

 一日の時間の中で、日中の長い時間を過ごす園児たちにとって、保育園は生活をする場所であり、

その生活環境は重要なものである。特に保育室が一番過ごしやすいところでなくてはならないが、

どの保育室も整理整頓され、園児が自分であそびを選べるような環境になっていた。

 

 0、1歳児保育室の配置は、園児だけでなく保護者の動線にも合わせたレイアウトで、使い勝手の良いような環境に

なっていた。また、園庭を少しでも有効活用できるようにプールを撤去するなど、園児にとって生活の場所である保育園を

少しづつ過ごしやすい環境に整えていこうとする保育への前向きな姿勢が感じられた。

 

 移行後、まもなく1年になろうとしているが、子ども達と保育士の信頼関係も深まり、落ち着いた中で保育が進められ、

特に保育士の言葉かけに指示、命令、禁止の言葉ではなく、子ども達を受け止めようとしている暖かな姿勢が見られた。

 

 法人が行ったアンケートでも保護者からの貴重な意見・要望等が寄せられていることから、引き続きこれらの事項に

誠意を持って対応し、更に保護者との信頼関係を築き、安心安全な保育を構築していただきたい。