act.10 JUNくんの分析



※好き勝手なことばっか書いてます。
作者はあくまでohmiya大好き人間なので広い心で見てあげてください(笑)





絶対一線越えた…。


それが密かな俺の分析だった。

休日を終えた後の二人をみたとき、しまったなぁと思ったんだ。

最初は珍しく喧嘩してると思ってたから、くだらないことしてんなって意味で注意したんだよな。

でも理解できた。

つまりこういうことでしょ?

お互いを恋愛対象として意識してしまったからギクシャクして、それでできあがったから今までよりムードが甘い。



……これはマズイだろ。もしこのことが世間にバレたらスキャンダルどころじゃないぞ。


…確かに…、あり得ないことではないんだ。


俺たちは5人で何十万人もの人間を動員する。
それだけの華と魅力をそなえて、人を魅了する存在として選ばれ、教育されてきた。


憎まれ口もたたくけど、メンバーの魅力は俺たちが一番わかってる。

一緒にいればいるほど、性別なんか飛び越えて、人間として惹かれる気持ちもでてくる。


それに加えてあの2人だ。


俺は2人を、メンバーの中でも異彩を放つ天才だと思ってる。

もちろん俺達3人も、あの2人がかなわないパーソナリティをそれぞれ持っているから肩を並べていられるんだけど…。


あの2人は…、歌、踊り、特技、演技力、表現力、演出力、どれをとっても舌を巻くしかない才能を開花させている。



ニノはソツのない努力型天才タイプ。


リーダーは先天性芸術家天才タイプ。彼はその上徳のある性格で、誰からも慕われるカリスマ性を持っている。


普通なら努力型が嫉妬してしまいそうなもんだけど、先天性天才が一途に努力型天才を愛してしまったことで奇跡的に最高のバランスを保ってしまったんだ。


はっきり言ってこの5人が出会って、バランスを保つどころか相乗効果を生みながら一緒に仕事をしていることは奇跡に近い。


俺だってメンバーのみんなが好きだ。
だからメンバーの自由恋愛くらい祝福してやりたい。


でもお前ら……、そんなあけすけにラブラブムードをだすなよ…。


今は部屋の中がメンバーだけだからいいけど誰かはいってきたらどうすんだ!


注意したくても切り出し方がわかんねぇ。


とりあえずは放っておいた方がいいのか?





リーダーがニノの肩に深く寄りかかるのを見ながら、祈りに天を仰いでいた。