日々の生育調査
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冬眠。2004.11.14
すっかり忘れていたけれど、冬眠の季節です、私。
寒い。寒すぎる。
今週こそは実家に帰っていたのだけれど。
私がつまらながらない様にと両親が色々に連れて行ってくれるのだけど、
いや、寒くて車から出るのも億劫になったり、たいそう眠くなってくる。
あぁ、忘れていたけれど、私は冬眠する動物でした。
この時期、本気で身体の機能が低下するのでした。
おやすみなさい。
乗り遅れる前に、私の今年の流行語大賞だけ発表。
「我々。」
卒業公演の稽古から使い始めました。
ダメダメな自分達を指すのに使い始めました。
「我々は、ね。」
甘えん坊。2004.11.13
素敵な休日。
朝、友人のバイト先に押し掛ける。
そこからまたぶらぶら散歩へ。
人形町→東京→皇居→国会議事堂→警視庁→日比谷公園→有楽町→東京
ゼブラーマンを見た。
とっても下らない。
お金をかけてああいう仕事をする大人って、素敵。
ホント下らなくて笑った。
以前失恋をした時に、話を聞いて欲しくて友人に電話をしてうだうだ言っていたら怒られた事があって。
自分の中でまだ解決していないことを人に出しちゃいけないって。
だから本当は昨日の日記のようなことは書いちゃいけないなぁと思っていたんだけど、
でも一方で、私がいつも見に行くHPの作者がやっぱり悩んでいる様子を弱々しく書いていたから、
私も書いちゃえー!!って思って書いちゃいました。
その女優さんは、新しく始まる芝居の稽古にあたって、怖くてグルグルしちゃって、
その自分の弱さを日記に書き綴っていた。
それでもお芝居は好きだと書いていた。
そこはきっぱりと。
不思議なのだ。
私も、やっていて稽古中いつも苦しいし。
公演中自分の出番が済んでちょっと裏に戻って来ても、“だめだ。またダメだった”って思うし。
あれだけ時間をかけてやったつもりで来て、でも楽日幕が下りたらすぐ後から舞台は解体が始まって、
ほんの数時間で何事も無かったかのように戻ってしまう。
達成感の欠片も無い。
何なんだろうなぁって思う。
逃避。2004.11.12
また。
正直に書くと、うじうじと悩んでいることがあって、だから書けませんでした。
もう、総ての事実は分かっていて、でもどうしても決断が出来ないでいるのです。
それはまるで、「チョコはおいしいから大好きなの!!食べたいの!!でも、太るのは嫌なの!!」
ただそう言っているだけの子供のようだと、自分でも分かっているのです。
友人に「あなたは寂しがり屋だから。」と言われました。
「寂しがり屋だから、仲間と居た方が良い。」と言われた。
まったく。大人が言われる内容じゃないね。
今日もまた歩きました。
今日は、西新宿→遠回りして大久保→高田馬場。
大好きな町、大森を離れる時にそこに住む知り合いに、これこれこうだから引越しをすると告げたら、
すっと手を出され、「頑張ってください。」って握手をされた。
久しぶりの握手に。そして、そういう握手を出来る彼に感激をした。
結婚式の司会を務めた時も。
二次会にも誘われて参加して、さあじゃあ帰ろうという時に。
友人=新郎に感謝の抱擁をされて、私は本当にびっくりしたけれど、でもやっぱり
そういうことの出来る彼に感激したなぁ。
我々は、舞台に出る前に抱擁をしたりする。
男女問わず。
“頑張りましょう。あなたを信頼しているから”って想いを込めて。
私もこんなに変わりました。
ダラダラ。2004.11.6
本当は実家に帰ろうと思っていたのに、ダラダラしているうちにもう夕方。
打ち上げで話した先輩から、学校に入った当初「TSUTAYAのビデオを見尽くしてやる!!」企画を
やったという話を聞く。
年間600本弱を見たって。
すごいと思った。
その、私公演近づいて後半恋愛ビデオを見るようにしていたんだけど、ビデオって沢山あって。
でも何見て良いか分からないし、ちょっとの興味じゃ見尽くすの大変だよなぁって思っていたから。
ビデオ二時間見るのって、見始める前の覚悟が結構必要だし。
あんなすごい人でも、そんなささやかな努力を当然のごとくしているんだなぁって感激した。
ビデオも芝居も、色々にそうなんだけど。
良い作品て思ったより少ないし、でも有る時はあって、そういうものを自分はフラットな状態で
常に吸収していけたらいいなぁって思ったりする。
期待しすぎるとがっくりしちゃうし、塞いでいると吸収しなくなっちゃうから。
昨日見たお芝居は有名な声優さんが何人も出ていたのに、私は前半寝てしまった。
一場って、難しい。
演じる方も見る方も。
それまで何もスタートしていなかった話に引き込まなきゃいけないし、入っていかなきゃいけないから。
だから、うちの演出家はいつも一場には力を入れる。
でも私はいつも一場が苦手。
後半は、話が進んでいけば役者の感情も繋がって来て出来るもんだしね。
今回やったお芝居もやっぱり一場が難しかった。
身内でさえ、稽古見学しながら寝てたもんな。
そんな反省を思いつつ昨日は帰ってきた。
今回のお芝居で一番好きだったセリフ。
「共にあれば、共にあるということじゃ」。
今回私は由舟としてではなく、私としてあの子の指輪をして舞台に立った。
もうそれは稽古の時からずっとそうしていた。
今までは、学校に行ったら指輪ははずしていたんだけれども。
結局あの子は一度も私の舞台を見ることはなかったけど、私は見せたかったなぁ。
あの子の過去は私達が、喪われた現在・未来は涙が出るけれども、でも「共にあれば共にある」
と思ってやっていくしかないんだなぁって。
何度聞いても涙の出るセリフだった。
徒然に。2004.11.5
学校の友人とお芝居を見に行く。
帰りがてら沢山の散歩をし、色んな話をする。
今日のコース。
六本木→青山一丁目→外苑→信濃町→四ツ谷→市ヶ谷→飯田橋。
私は、学校が無くなると元気になる。
いっつも。
この時こそ、今のうちに色んなことをしなきゃって思うし、色んなことが出来るような気がしてしまう。
どっちが幻想なのかは分からない。
色々に別れの季節。
所詮他人であったり、友人なだけなので一生その人と一緒に居ることは出来なくって。
だからこそ、好きな人には好意を示さなきゃなあって思ったりする。
一緒に居られるのは一時なんだからって。
これ、開いている自分。
貰ったマルセイバターサンドを弟に紹介する。
「世の中にはね、土地土地に銘菓という物があってね、北海道には六花亭という
それは素晴らしいお菓子メーカーがあって、そこのお菓子がこれなんですよ」
「お前は物を知らないから、知っておいたほうがいいよ。」
「一個だけ残しておいてあげるから、一度食してみなさい」って言ったのに、やつ見向きもしない。
もー、早く食べてくんないと、私が食べちゃうよぉ。
髪の毛を赤くした。
ドナルドみたい。
マクドナルドね。
ドナルドって、怖いと思う。
終了。2004.11.2
とうとう終わったのでした。
さて、だからいっぱい書くぞ!!
この何ヶ月も書かないできた事を、ただだらだら書いていくので、
良かったら少しずつ読んでみてください。
3本目のお芝居が無事に終了いたしました。
今回も快く来てくださった皆様、本当にありがとうございました。
本当に、ありがとうございました。
連絡をするとすぐに返事を下さり、皆そろって来て頂くことは私にはとても幸せなことです。
本当に。
沢山の皆さんが楽屋に足を運んで下さり、感想を言い、久しぶりの素敵な笑顔を見せてくれたことが
とても幸せでした。
これは本当に、本当のことです。
一人一人の皆さんとあまり話が出来なくて、ごめんなさい。
でも、感謝の気持ちはいっぱいなのです。
心からありがとう。
今回は。
さて、どうだったのかなぁ。
まだよく分かりませんが。
今の時点で感じているのは、とにかく恵美子(前回の芝居での役)とは違って
楽しく出来たということです。
恵美子はひたすら苦しかったから。
毎回舞台に出るのが本当に嫌だったから。
怖かった。
由舟もやはり、私ではありませんでした。
一本目でやらせてもらった“とめ”が一番私には近く、それを評価してもらえた結果の
私から遠い“恵美子”であり、あるいは“由舟”の配役でした。
今回の芝居が始まる取り組みの早い段階で、私は気付く事がありました。
私がやりたいこと。
私が望んでいること。
恥ずかしいことを告白しますが、私はあの学校に居て何がしたいのでもなく
ただ人生の中で自分の居場所が欲しいだけなのだと、気付きました。
私がそのままの私として存在することが受け入れられる、ただそれだけの場所。
それが欲しいのだと。
だから、言ってしまえば“由舟”なんていう課題は、私は望んではいなかったのでした。
私が泣きながら友人に言ったことは、私がすぐに出来る役を120%でやって褒められたいだけなんだ
ということでした。
ま、これは弱音の話であり、ま、なんと言うか、・・・日記だからね。
だから何なんだという話。
公演の一週間ぐらい前からは、ひたすら恋愛物のビデオを借りて見ていました。
だってさ、そうでもしなきゃこの私が「私は、恋が好き」なんて台詞口に出来ないもん。
そう、今回の取り組みでは私はやけにお金がかかりました。
ま、言っても大した額ではないんだけど。
結局私にとって演じるということは、本気でそれを思えなければ口には出来ないことであり、
私が素の私としてそれを思えないのならば、思えるように何かしらを得てこなければいけない
ということでした。
だからね、今回面白かった事の一つは、セクシーポーズをするために私は写真集を幾つも買った事です。
いや、もちろん古本屋でね。
まさか新刊は買いません。
当たり前の話だったのかもしれないけど、今回私が初めて知ったのは、古本写真集はエロ度が高い程、値も高い。
だから例えば、本上まなみよりも岡本なつきの足開いてる表紙の方が格段に値が張るのでした。
でもね、結局は写真集は私にはあまり参考になりませんでした。
だってさ、写真集の内容って結局はかわいい女の子が水着来て笑顔で寝てるだけだから、
ポーズを勉強するにはあまり参考にはならなかったのでした。
ま、参考までに。
私が買ったのはイエローキャブのタレントが沢山出てる写真集と井上晴美と奥菜恵と小池栄子のです。
借りたい方はお早めにご連絡を。
早くしないときっとそのうちまた古本屋に売っちゃうだろうからね。
ヒール高い靴を買ったり、今までとはタイプの違う体の線が出がちな洋服も買いました。
そして何よりは爪だなぁ。
私は通常爪は白いのが見えないのが大好きで、二日ないしは三日に一回は爪を切ってきたのに
この稽古中はずっと切りませんでした。
チョー気持ち悪かった。
今はもうすでに短いです。
芝居明けの打ち上げ中に切ってやった!!
もうマニキュアもしないもんね。
でも可笑しかったのは、私大学の時に一時期マニキュアに凝ってしょっちゅう色を変えて塗ってて、
その頃使ってたマニキュアが今も取ってあったんだけど、見てみたら原色ばっかり。
例えば黒だったり、黄色だったり、緑や青や。
とにかく今回の由舟、お色気お姉さんは絶対しない色ばかりが出てきた。
それを見た時、やっぱり私が由舟とは相当に違う人間であることや、そういう男性の喜ぶお色気的要素に
私が今までまったく興味を示さないで来たことが思われて呆れてしまいました。
話は変わるけれど。
稽古中何本かお芝居を見に行きました。
一つは大竹しのぶ、渡辺えり子さん、富田靖子、木内みどりの4人芝居。
えらく感激しました。
どこということも無く、私は色んなところでいつまでも涙が出てきた。
そうだ。悲しい出来事がそこにおこるのではなく、ただその状況、その台詞を口にする人が切ないから
涙が出てきました。
木内みどりが素敵でした。
やはりここでも、歳には敵わない何者かの存在を感じました。
木内みどりさんは声も小さかったし、台詞間違いもあったし、富田靖子だってかわいくてとても素敵だった。
でも、そこで木内さんの口にする台詞はやっぱり重みが違うのだ。
なんだか。
ぶっきらぼうに喋っても、言葉が汚くても、でもそれを言う人の心が温かければ、それは決して冷たいものではない
ということも、木内さんの台詞から感じました。
もう一つのお芝居は気分転換をしたかったから見に行った。
前回の二の轍を踏みたくなかったから。
恵美子の時の私は本当にそれしか見えなくて、恵美子が出来ないという苦しさに自分からどんどんはまり込んで
潰れて行ったから。
今回の取り組みは、とにかく同じ過ちを繰り返さないようにと。
見に行ったそのお芝居は分かりやすく泣きのポイントが作ってあった。
分かってても、私は泣かずにはいられなかったなぁ。
もう私は、お芝居や映画は涙を流すために行っていると言っても過言ではないだろうって感じ。
とか言いつつも。
私は、お芝居・演劇の力というものを本当はまだ分かっていません。
何なのか分かっていません。
だから、自分が演じることで人を感動させるとか、そういった大それたことは考えたこともない。
演劇にそういった力があると言う人達も多く居るけれど、私はよく分からない。
じゃあなぜ今回まだ学校に残っていたのか。
それは、私は恵美子では終われないと思ったから。
あれを私の最後とするには、あんまりに二年間が無駄になってしまうと思ったから。
演じることが素晴らしいと思ったことも無い、楽しいを思ったことも無い。
でも、出来ないことは悔しかったのでした。