*愛の伝道師の云ったコト*
愛の伝道師が言ってた事を、チョット残しておこうかなぁと思って。
山手線半周、愛の伝道師はひたすら熱く語ってくれた。
前に座ったおばさんの微笑ましい眼差しにも全く気付かない様子だった。
人を愛しなさいって。
人には愛を与えてやりなさいって。
それが出来れば、それは良い事だけど。でも、自分のリスクを侵してまで
そんな事をする利点はあるのか?、という私の質問に対して伝道師は、
それは見返りを期待し過ぎてる、と一喝した。
リスクってなんだよ、と。
それが正しいと分かってるんなら、黙ってそれをやれと。
いや、だって愛を自分では与えてるつもりでも、思うように報われないなぁ
と思うことってあるでしょ?と私が言うと、
それが、期待のし過ぎなんだと。
あんた、チョコレート好きだろう?
じゃああんた、いつか何かがあった時にチョコレートに助けてもらえると思って
チョコレートを食べ続けているのか!?と。
カカオに助けてもらえると思ってるのか?
違うだろう?
純粋にチョコレートが好きで、食い続けているんだろうに、って。
そういうものだって。
人を愛するのもそういうものだって。
見返りを期待しない愛っていうのは、そういうものなんだって。
騙されている気もしないではないんだけど、あんまりの熱弁ぶりに、
面白くて黙って聞いていた。
でも私は、お金の方がいいと思う、と言った。
お金なら信じられる、と。
愛の伝道師は、お金も愛も、究極的には求めているモノは一緒だと。
どちらも、安心を得たいだけなんだと。
自分を無償で受け入れてくれる愛と。
何かがあった時に自分を守る為のお金と。
じゃあお金でいいじゃんと言った私に、伝道師はなんと言ったんだっけ?
忘れてしまったなぁ。
それじゃあ、淋し過ぎると言われたんだっけかなぁ?
忘れちゃったなぁ。