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任地マンジャカゼ郡マンジャカゼ
首都マプトから程よく300km弱離れた陸の孤島、否、(かつての)政治経済の中心地マンジャカゼ。
訪れる人は少なかれど、知る人ぞ知る歴史の街。
縁あって赴任したこの町は静かで控えめでなんとも居心地のいいところ。
アフリカらしさ、モザンビークの奥の奥を知りたければぜひ一度お越しあれ!
道案内
ここまでの道のりを大雑把にご説明しますと……
アフリカ大陸南東部
モザンビーク共和国 |
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モザンビーク南部
ガザ州 |
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ガザ州北端
マンジャカゼ郡 |
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国道1号線をマプトから北上し、シャイシャイの町を過ぎて20分くらい、ションゴエネの交差点からシブト方面に左に折れてさらに20分ほど行くと右手にマンジャカゼに曲がる標識があります。そこから約20分で町に到着。一号線沿いから直にマンジャカゼ行き未舗装道路に入るルートもあります。
マプトから 車で4時間半、シャパで5、6時間。
基礎データ
部族および言語
大半がシャンガナ族、シャンガナ語を話すが、イニャンバネとの州境近辺にはショッピ族でショッピ語を話す人が多い。二つの言語はとても似ているが、どちらも発音がとても難しい。町ではほとんどの人がポルトガル語を話せるが、村に入ると現地語だけの人が多い(特に女性)。
生活レベル
町…Vila de Mandlakaziと呼ばれるマンジャカゼ郡の中心地は電気、水道などのインフラが普及している。ただし、地区や建物にもよるので街中でもこれらのインフラが使用できないところも多い。また、水道は地下から水を汲み上げるポンプの容量が足りないため、どの地区も一日の内、約2時間ほどしか水が出ない。水の出る時間帯は地区によって決まっている。多くの人が公共の井戸を使っている。
家はコンクリートで建てられたものが多い。植民地時代に建てられた家もまだ多く残っている。シャワーが使える家は稀で、水浴びはたらいを用いる。また、調理には炭を使う人が多い。
去年4月、町に携帯電話のアンテナが建ち、携帯電話が使用できるようになった。固定電話の普及率がかなり低く、これまでの通信は主に郵便に頼っていたとのこと。ただし、一般人が外と連絡を取ることは稀なので郵便局もさほど活用されてはいなかったと推測される。
学校は小学校が一つ、中学校が一つある。中学校には寮もある。病院があるが、それ以外に薬屋はない。
村…Vila以外のほとんどの村に電気、水道のインフラ設備はない。灯りは火、水は井戸または湧き水から。水浴びや洗濯は川や湖で行っていることも多い。調理は炭よりも薪を使っているのを多く見かける。固定電話はもちろんないが、携帯は多少普及している。場所によっては電波が届く。ただし、電話機の充電はジェネレーターのある店で行ったり不便ではある。各村に一つずつ、小学校や診療所がある。中学校は町にしかないので、就学率が低い。
家はコンクリートが使われているものは稀で、カニッソという篠のような植物を使ったり、少しお金があれば土壁(粗悪なコンクリート?)で円形の家を建てる。丸い家の屋根は茅葺き。内戦や出稼ぎで男性の数が極端に少ないため、一夫多妻が多い。
気候
マプトより多少、気温が高い。暑いといえば暑い。真夏は日中40度を越えることもある。ただし、湿度が低いので日陰にいれば割りと過ごしやすい。現地語でスールエと呼ばれる大きな湖があり、そこから風が吹き上げるため、夏場も寝苦しいほど暑くなるのはほんの数日(私が冷え性なだけかも?)。雨は局地的な降り方をする。年間通して雨量はあまり多くない。
歴史
情報がまちまちなのでただいま調査中。
かつてはシャンガナ族の王都として栄え、古くは植民地時代にポルトガルに最後まで戦いを挑んだ英雄グングニャネや、初代フレリモ党党首にして建国の父ともいわれるエドゥアルド・モンドラネの出身地でもある。
産業
主産業は言わずもがな、農業。経済のよりどころはカシューナッツ。ほとんどモノカルチャーといってよいほど。その他、広大な土地をちまちまと利用し、米、野菜など生産しているが自給用がほとんど。
湖が多いので漁業も行われている。干し魚にして、長い串に刺して売っていることが多い。
大きな製材所が一軒あり、一部では林業もある。工業と呼べるものはほぼ皆無。かつてはカシューナッツ工場が大小一つずつあったが、両方とも原材料の生産落ち込みによりつぶれてしまった。
未来予想図
赴任して以来、日々思いを馳せるのはこの町の未来。行き詰まりどころか後退の気配すら見えるこの町に、果たして再生の機は訪れるのか。町へのアクセスは改善されるのか、道路は舗装されるのか……
不安要素は数あれど、マンジャカゼには止むことのないマンジャカゼの風が吹いている。この町は超マイペースにゆっくりとこの町なりの形を維持しているに過ぎない。発展でも後退でもなく、ただいつまでも「気のいいのんびり屋のマンジャカゼ」であり続けるだけ。
私たちはちょっとだけ開発のお手伝いができるけど、この町のどこまでも澄んだ星空までは決して奪えないのです。
後日、掲載予定…
■見どころ
歴史的名所、景勝地など
■観光マップ
マンジャカゼ観光のためのお役立ちマップ
連絡先
お越しの際はぜひご一報を。お問い合わせはこちらまで。
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