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   アトピーのことT(乳児期)

※アトピーというのはもともとアレルギー症状全体を指す言葉だったみたいですが、今では日本ではアトピー性湿疹のことを言うのが一般的みたい。ここで言っているアトピーは全部アトピー性湿疹のことです。

乳児期のアトピーは食べ物アレルギー+乾燥によるものが多いです。だから肌の潤う夏には状態がよくなったり、アレルゲン(原因になっているたんぱく質)をとらないでいると比較的状態がよかったり。いろんな情報が氾濫していますが、乳児期のアトピーに限っては、保湿と、明らかなアレルゲンの除去、上手に使うステロイド、痒みの軽減(体を温めすぎないetc.)という王道の方法をとるのが一番!なように思います。3歳になるとだいぶアトピーとの付き合い方も最初の頃よりは分かってきたので、3歳半の今思うことも加筆?しました(★マーク部分)

●うちの場合 ●アトピー関連グッズ ●離乳食について ●アトピーの基礎知識 ●治療に関して ●いいといわれるもの悪いといわれるもの ●2歳 ●3歳 ●アトピーでもおやつ


うちの場合***************

生後1ヶ月にもならない頃から顔に湿疹ができていました(この頃の湿疹はとても多いので、別に気にしなくていいと思います。たいていの場合、乳児湿疹とか脂漏性湿疹とかです)。
3ヶ月くらいになるとひどくなって、皮膚科に連れて行きました。「乳児湿疹だ。気にしないでいい」と言われました。確かにまだ乳児の頃には、乳児湿疹とアトピーは、そんなに違いがないみたいです。アトピーと診断するにはとても曖昧で日本固有の条件が3つ定められていて、それをクリアすればアトピー、クリアできなければ(?)乳児湿疹らしいです。治療法も肌からのアプローチに関しては基本的に同じ(肌の状態をよく保つようにして、ひどい場合はステロイドで治す)なので、どちらの診断でもそう変わりなく、皮膚科では無難に「乳児湿疹」と診断することが多いみたいです。

でも肌からのアプローチで治療してもいっこうに治らず、通っていたところが「外科」なども標榜している皮膚科だったので、もっと専門的なところがいいかもと思って別の病院に移りました。今度は「皮膚科・アレルギー科」。アトピーかもと思っていたので、いいセレクトかも!と思いました。育児本を読むと「皮膚科でも小児科でもどちらでもいい」と書かれていて、アトピーの本を読むと「専門知識のある皮膚科がいい」と書かれていることが多かったので、それを鵜呑みにしていました。
新しい皮膚科でも「アトピーの可能性はあるけれど、乳児湿疹でもアトピーでも治療方法は同じだから、診断はとりあえず乳児湿疹ということにしておく」と言われました。まだアトピーについてあまり知識がなくて、治療を開始したら、1ヶ月くらいで治るものなんだろうか、などと思っていました(笑)。

その直後くらいに保健所に行くことがあって、その頃には外に出ると「アトピー?」と声をかけられるくらいひどい状態だったので(でもおかまいなしで外出を楽しんでいました)、保健所の職員さんにも声をかけていただきました。「経験から言って、これはアトピーだ。皮膚科じゃなくて小児科に行くほうがいい」と言われました。本を読み漁ったりしていたのに、こんなところにこんなに簡単にアドバイスしてくれる人がいたのか!と感動。
どこの病院に行けばいいかよく分からない場合には、保健所に行ってアドバイスをあおぐのがいいかもと思います。ちなみに保健所で定期的にアトピー講習とか健康診断とかしていることがあるので問い合わせてみるのもいいと思います。

早速小児科に行きました。行って、どうして小児科がいいのか、どうして皮膚科が乳児湿疹と診断したのか、判明。小児科ではすぐに血液検査のために採血してもらえたのですが、看護士さんが採血するのかと思いきや、小児科の医師登場。赤ちゃんの採血は難度が高いらしく、小児科の医師でさえ難しいのだそうです(血管が細いため)。ベッドでベビーに馬乗りになる感じで採血していました。それで採血の技術のない皮膚科ではアレルギー検査してもらえなかったみたい(皮膚科によってはパッチテストなどで調べてくれるところもあるようですが)。
乳児の頃のアトピーには、食物アレルギーが原因の場合が多いので、アレルギーテストは重要だと思います。いくら薬とか塗っても、原因となっているアレルゲン(卵とかの原因になっているたんぱく質)を取り続けていては意味がないので・・・(★特に乳児期はそうだと思います。もっと大きくなってくると、アレルゲンとは関係なく状態が変動するけれど、乳児のことは食べ物アレルギーがストレートに関わっていたように思います)。一度の採血で12種類くらいのテストができるようで、卵、小麦、牛乳、ダニ、ハウスダストなど、主なアレルゲンについて検査してもらえました。それとIgE抗体の数値も調べてもらいえます。これが高いとアレルギー体質のことが多いそうです。
まだ卵や牛乳など与えてもいないのに、どうしてアトピーとしてアレルギー症状がでるかというと、母乳を通して摂取してしまっているからだそうです。母親が摂ったものの何パーセントかが、そのままの形(分解されないままのたんぱく質)で母乳に出ているらしいです。この中の一部のたんぱく質に対してアレルギー反応をおこし、肌が乾燥気味だと、それがアトピー性皮膚炎として肌に出てしまうみたい。

次回来院時に検査結果がでました。卵と小麦に陽性反応。IgE(アレルギー体質を示す数値)も正常値をはるかにオーバー。晴れて食物アレルギーによるアトピー性皮膚炎と診断されました。(★血液検査しなくても、湿疹の中でも痒みがあって、だっこすると顔をこすり付けたりし、これがなかなか治らなかったりするとアトピーのことが多いように思います)
中には、アレルゲンとして陽性反応が出たものはすべてカット、母親も母乳をやめないなら食物除去するように勧める医師もいるようです。けれどこれは極端すぎて、今ではまっとうな医師ならとらない方法みたい。本当のアレルゲンではなくても陽性反応が出てしまうことも多いらしく、また、血液での検査と実際に口の中に入れての反応は決して同じではないそうで、血液検査はただの参考程度。血液検査では陽性でも、実際口に入れると、たんぱく質を分解していき、分解できなかったものは腸壁が吸収しなかったりとかして、体に取り込まないまま終わって、なんの異常も起こさなかったりすることが多いそうです。乳児期はまだ腸壁ができあがっていなくて、とりこまないほうがいいたんぱく質やらもスルーさせてしまっていることが多いそうですが、大きくなって胃腸が丈夫になるとアトピーが治ったりするのはそのためらしいです。それに陽性といっても、6段階あるうち、2あたりまでのものには寛容でいいみたい。
(これは大きくなって自分で食べるようになってからの話ですが、実際うちは陽性数値3だった小麦は、様子を見ながら少しずつあげていったところ、なんともありませんでした。けれどなるべく安心な国産小麦にすること、大量には与えないこと、季節の変わり目などにはやめておくこと、など注意すべき点はあります。季節の変わり目にうどんなど食べさせると、夏にはなんともなかったのに、たちまち症状が出てしまったりしました。卵は数値が高かったこともあり、完全カットです。一度、捨てた卵の殻を拾って遊んでしまっていたことがあるのですが、その後、体中真っ赤になっていました。あまり血液検査を鵜呑みにはせず、生活の中でああこれは確かにダメだ、とか、これは大丈夫みたいとか、前はダメだったけど、大丈夫になってきたな、とか様子を見るのが大事だと思います。血液検査無しで観察だけでも全然OKなくらい。)

私が行った小児科では、母親までアレルゲン除去することはない、と言われました。けれどあまりにも治らなくて、せっかくステロイドできれいになってもまたすぐぶつぶつできて・・・ステロイドと縁が切れない状態。ステロイドは全然恐れなくていい薬だと思いますが、だらだら使うとだんだん効かなくなっていくそうです。それが嫌で、母親も卵除去してみました。そんなに徹底的にではないけれど、卵料理、卵の入った菓子類、マヨネーズ、卵白入りの練り物やラーメンあたりをやめました。
そうしたら確かに肌の状態がよくなりました。つい安心してクリームパンなど食べてしまうとまたぶつぶつが出ていたので、卵の陽性数値が高い場合には、母乳をあげている母親も卵除去することを考えてもいいかもと思います。小麦などと違い、卵はキツイ気がします。

肌が潤っていると、食物アレルギーをもっていても、アトピー性皮膚炎にはならないらしいです。食物アレルギー+肌の乾燥でアトピー性皮膚炎を発症してしまう・・・。実際アトピーの子供には他の子と比べて肌にセラミドが不足しているらしいです。
うちも発症したのは、秋冬と乾燥しやすい季節になってきて、すごい乾燥肌だなーと思いつつそんなにはケアせずにいた頃でした。よく母の服に顔をこすり付けてきて、その服がセーターだったりするものだから、余計に肌ががさがさになって赤くなったりしていました。その頃に徹底的にケアしていたら、アトピーにはなっていなかったかも??
乾燥が敵なので、肌が常に潤っている夏にはすごく状態がいいです。ある程度大きくなると、乾燥よりも汗が悪い要因になるらしいけれど、乳児の時には乾燥が本当にNGです。夏には卵をとってしまっても、ぱあっと赤くなって、すぐに治まっていましたが、冬には卵カットしていても、絶えずステロイドを塗らないといけないような状態でした。

今は卵だけ除去して、病院からもらった保湿剤(アトピー子には多分おなじみのヒルドイドソフトです)でケアし、状態が悪化してきた部分にはステロイドを塗るという状態です。卵を摂取しなくても、冬には状態が悪いです。医師に聞いたところ、ある医師には「アレルゲンを取らなければ症状は出ない。症状が出るということは気づかないうちにでも摂っているか、他に気づいていないアレルゲンがあるかだ」と言われました。別の医師には「アトピーというのは、アレルゲンを摂らなければ出ないというような単純なものではない」と・・・。とにかく卵は除去して、保湿剤を塗って、なるべく掻かないですむように努めています(体を温めないなど)。(★これについては、後者の医師に賛成です。小さいうちはアレルゲンが大きく関わっていると思うけれど、3歳くらいになると、ほとんど関係ないように思います。アレルゲンはたんぱく質ですが、たんぱく質とは全く関係ないものに反応しています。アトピーっ子は肌が荒れ荒れの状態。だからちょっとした刺激で悪化したりetc.するのだと思います)
(★ステロイドは冬場など、塗っても塗ってもまたすぐ悪化するから、もう塗るまいかとしばらく塗らなかったり、そうするとやっぱりどんどん悪化して、夜も何度も起きるくらいなのでやっぱり塗り・・・と、悩み悩み塗っていました。医師には、塗り薬の使い方が悪いから状態が安定しないみたいに言われましたが、そんな簡単なことではないと思います。ぬり薬でコントロールできるというのは理想論。そんなに簡単なら苦労はしません! 薬を塗っていてもばっと悪化したり、いろいろあります・・・。悩み悩みアトピーとつきあっているうちに夏が来て、状態がよくなることが多いので、それまでのしんぼう!)

アトピー関連グッズ***************

ミトン・・・・かかないことがすごい重要だそうです。でもかけないことはすごい苦痛で、ストレスにもなるらしくて、うちは基本「かきたいだけかくがよい」派です。爪の手入れは欠かせません。ちょまちょま切るより、一気にカットしたほうが、尖りが少なくていいらしいです。一気になど切らせてくれませんが・・・。爪のばりとり(尖りを滑らかにするベビー用の爪やすり)も使ってみましたが、かえって爪を磨く感じでだめでした。状態がひどく悪かった時期、夜はミトンをはめていました。2000円位する”ドクターミトン”も試しましたが、よさはいまいち分からなかったです。嫌がるし、すぐにとるし。もっと安価なアトピガードのもので十分だと思います。けれどそれでも外していました。裾をサージカルテープでくくればいいと言いますが、それでも同じでした。一番良かったのは、ニットタイプ。細い糸で編まれていて、口もゴムになっているからか、自分で外せないでいました。

洗剤・・・・洗濯洗剤や柔軟剤も衣類にすすぎ残しがあると、肌にかなり悪い影響を及ぼすらしいです(うちは柔軟剤でアナフィラキシーショックを起こしました)。うちではランドリーリングを使っています。松居和代さんが愛用していると書いてあるのを本で読んで存在を知りました。洗剤無しで洗濯できるというもので、これだと洗剤のすすぎ残しを気にすることもありません。しかも半永久的に使える(壊れるまで)ので、経済的。⇒こちらです
最初のうち、状態が悪くて服に血が付いてしまったり・・・。泥汚れはいいとして、血液汚れは嫌だったのですが、漂白剤も使いたくないし・・・。お勧めは100均で売っている「セスキ炭酸ソーダ」です。重曹とクエン酸の間くらいの性質を持っているらしく、掃除や洗濯に使えるそうです(顆粒です)。うちでは血液汚れにはこれ!(たんぱく質汚れに強いのだそうです) 漂白剤よりもずっときれいに落ちます。一晩つけおきしておくだけで消えています。今までの苦労はなんだったんだと思うくらい。100円で何回分も使えます。もっと大きくなって泥汚れがひどくなってくると、それは靴下用の固形石鹸で下洗いするようにしています。
食器洗剤も3歳にしてやっと変えました。母も手湿疹になってしまったので、固形石鹸に。食器なんて液体洗剤で洗うものだという固定観念があって、固形石鹸なんて、エーッという感じでした。けれど界面活性剤(肌にも環境にも体にもとっても悪いもの)を使っていない液体洗剤なんて、高いか汚れが落ちないか。固形石鹸は盲点でした。でも目を向けてみれば、100均や薬局に普通に売っていました。「台所せっけん」という名の純石鹸です。よく見るのは「白いふきん洗い」。用途の欄にはしっかりと「食器」。スポンジをこすりつけると簡単に泡立つので、これで洗います。
シャンプーリンスも普通の固形石鹸に変えました。液体のシャンプー、リンス、ボディーシャンプー等にはこれも界面活性剤がたいてい入っています。入っていないのは高い・・・。けれど今では牛乳石鹸でよく泡立てて(髪を泡立てネット代わりにして!)洗い、仕上げにはクエン酸。⇒できるところから自然派生活参照

浴用石鹸・・・・洗い流すものなので、そんなには神経質にならなくてもいいらしいです。うちは一応アトピコを使っています。夏は状態がいいので、普通に牛乳石鹸です。アレッポの石鹸(無添加のオリーブオイルが主成分のしっとり石鹸)も使ってみました。カサカサしないし、アトピコなどより経済的なので親も一緒に使えるし、なかなかいいです。あと髪ですが、普通のベビーシャンプーよりも泡立てネットでよく泡立てた石鹸のほうがずっとさらさらになると思いました。刺激もずっと少ないようです。
(★今はガスールを愛用しています。モロッコの泥を乾燥させたもので、溶かして使います。アトピーっ子のママさんに教えてもらったのですが、シャンプーにリンスに洗顔にパックに入浴剤にローションに・・・なんにでも使える自然派のすぐれもので、アトピーに推奨しているお医者さんも。痒みを抑える効果もあるそうです。例えば髪は、この泥を塗ってしばらく置いて、ゆすいで終わり。本当にしっとりだし、多少のすすぎ残しも怖くないのがすごく楽(なにせローションにも使えるくらいだから)。それになんとなく肌の状態もよくなる気がしています(私も使っています)。
値上がりしてしまい、500gで1260円が1680円に。けれどAmazon.comなら、1260円据え置きのままで、しかも送料無料です! 今の最安はこれだと思います! ⇒
ナイアード ガスール固形(タブレット)タイプ 500g <26800>

薬飲み・・・・うちは一時、抗ヒスタミンのドライシロップを毎食後に飲んでいました。ミルクには混ぜないほうがいいそうです。もし味が変わってミルクを飲まなくなると大変だし、ミルクを飲み残すと薬も残すことになってしまうので。それで最初はご飯に混ぜたりしていたのですが、嫌がるときがあって、ためしに舐めてみると苦味。どうも混ぜるものによっては苦味が出てきてしまうようです。水で溶かすと甘いので、水で飲ますようにして、スポイド薬のみを使いました。洗うのが面倒ですが、飲ますのは楽でした。コップで飲めるようになるまでのことですが便利でした。(★今思えばスプーンでもよかったかな、と)

・・・・よく分かるアトピーの本、などと書かれていても、たいていの場合よく分からない・・・。IgEとかランゲルハンス細胞とか・・・。そんな中にあって「アトピーはもう難病じゃない 」(菊池新・2001)は本当に分かりやすかったです。免疫について、王様がどうの、殺し屋がどうのとたとえて説明してくれていて、わかりやすいし面白い。アトピーについても次々に解明されていっているらしく、「「アトピー」勝利の方程式 」(同・2006)には、その後分かった新事実などもおりこまれています。
他:傷はぜったい消毒するな 生態系としての皮膚の科学 (光文社新書)

洋服・・・・肌に優しいオーガニックコットンなどもありますが、金銭的に余裕があるなら別として、そこまでしなくてもいいように思います。縫い目が外になっている下着(大きくなって、縫い目が外になっている下着が手に入らないサイズになったら、下着を裏表反対にして着せるといいそうです)に、ごわごわしない服(硬いジーンズなどはNG)、肌に当たる部分の素材は化繊ではなく木綿かシルクで、買ったらまず洗ってから着せる、毛糸は絶対NG(密着することが多い母親の服も)、洗剤のゆすぎ残しもしない(柔軟剤もNG)、ということくらい気をつけていたら大丈夫かと思います。暑いと痒みが増すから、薄着がいいです。

抱っこ紐・おんぶ紐・・・・かゆくなるとうちの子は、抱っこ紐やおんぶ紐を使ってだっこ・おんぶしていると、顔のそばにある紐に何度も顔をこすりつけていました。綿とはいえ、硬い部分なので、肌がひどい状態になっていました。肌の状態がひどいときなどにはなるべく紐類は使わないようにして、おんぶして家事をしたいときなどにはシルクの兵児帯を使っていました(⇒おでかけグッズ参照)。肌には木綿よりもシルクがいいらしく、顔をこすり付けてもそれほどはダメージをうけていませんでした。普通の紐にもシルクのスカーフなど巻いておくと少しはましかなと思います。

ダニ対策グッズ・・・・以前は、アレルギーマーチといって、アトピー性皮膚炎の子はその後喘息など発症しやすいと言われていて(今はそうとも限らないといわれてきているようです)、その主な原因になるダニやハウスダストにも注意を喚起されていたみたいです。まあ用心するにこしたことはないだろうと思って、少しだけ気にしています。完全になくすことは不可能だけれど、減らすだけでも、ダニやハウスダストがアレルゲンになる危険性がだいぶ減るそうです。
布団をまめに干して叩いてあとで掃除機をかける。部屋の掃除もまめにする(拭き掃除がいいそうです)。掃除機は排気をベビーが吸わないように気をつける。布団の湿気に気をつける。それくらいだけ気をつけています。防ダニシーツのいいものは高いですが、効果的だそうです。他に気になるのはダニとるとるシート(布団の下に敷いておくと、ダニを寄せ集めてキャッチしてくれるというもの。3ヶ月間有効で、ゴミ箱にポイでダニを捨てられます ⇒ こちらです) 黒い布団干し袋(中に入れて布団を干せば、中のダニを蒸し殺してくれるとか・・・。後で掃除機で吸引します。⇒ こちらです
掃除機は、一度吸引した埃やゴミをまた外に撒き散らさない、使い続けても吸引力が落ちない、という点で、やっぱりダイソンが傑出しているみたいです。ただ高くて買えなかったのですが・・・この頃ではだいぶ安くなったみたい。 ⇒こちら 送料込で40000円切るものもあるし、次買うときはダイソンにしようと思います。

食品・・・・アレルゲンと断定できる食物は、除去したほうが絶対状態がよくなるし、除去して状態をよくしておくことで、アレルギーマーチ(次々他のアレルゲンができてくる、アレルギーもできてくるという状態)も防げるとかいいます(でもあまり気にしないのが一番!らしいです)。専門店などではアレルギー対応食がいろいろ売られています。手作りの場合、省いてしまっても結構できるものです。卵の場合、たとえばハンバーグは卵無しでも作れるし、フライものも卵液につける代わりに水で溶いた小麦粉につけて作っています。
アレルギー対応食の料理本もいろいろ出ています。餅粉のホットケーキミックスとか、お米のパンミックス、小麦粉の代用品にホワイトソルガム(キビの一種)とかもあります。
アレルギー対応食 ⇒ 自然食品・有機米 かねこや  自然食品 人参
あと大事なのは、なるべく農薬や化学調味料など、化学物質を与えないこと。アトピーっ子を持つお母さんから化学調味料がすごくだめだったという話を聞いたし、うちも質の高めのパンだと大丈夫なのに、イーストフードなどの入っている、小麦も100%外国のだろうスーパーのパンだと、ぶつぶつが・・・。安全素材のものを使う、なるべく手作り、市販品も化学物質をなるべく除く(たとえばウィンナーの場合、切り目を入れて何分かボイルすることで、豊富に使われている化学物質の半分以上が取り除けるらしいです)、といったことが大事だと思います。なるべく安全に食べるHOW TO本もでています。
⇒「毎日の安全ごはん―おうちでラクラク毒落とし」など


離乳食について***************

一部の本には、特に卵アレルギーの場合、他のアレルゲンとなりうる食物を頻繁に摂っていると、その物質までアレルゲンになりやすいとありました。大豆や牛乳までアレルゲンになったら困ると思って大豆製品や乳製品を与えるのを戸惑った時期もあり、相談会などで質問すると、気にして栄養をとらない方が考えものだというアドバイスが多かったです。結局は普通に与えるようになりました。卵アレルギーの子供に限らず、与える時期が早すぎたり、同じものばかり頻繁に摂ったりしていると、アレルギーになりやすいとか。けれどよほど極端にとらなければ、大丈夫かなという気がします。1日3食で異なるたんぱく質をとるようによく言われます(たとえば朝、乳製品なら、昼は大豆製品、夜は魚、というように)が、うちは朝に納豆、夜に豆腐、というふうに重複していたり・・・でも、大丈夫そうです。
ヨーグルトなどは、毎日摂るようにしています。前から便秘だと肌の状態がよくない気がするなあと思っていたのですが、この頃になってアトピーと腸内環境は深く関わっていることが分かってきたらしいです。昔から民間療法としてアトピーにヨーグルトというのがあったらしいですが、その効用が証明された形です。うちは便秘がちのベビーだったのですが、毎日、ヨーグルトをフォローアップミルクに混ぜたり、バナナと一緒に食べさせたりして、すっかり解消。今では一日に何度か出しています。ヨーグルトはうちでは8ヶ月から食べさせました。(乳製品はアトピーにNGという説もあります。でもうちは便秘でいるよりはずっといいように思いました)
アレルギー予防のために、離乳食はなるべく遅く進めていったほうがいいという考えがあって、それによると、
6ヶ月:米かゆ 7ヶ月:野菜(あくの少ないものから)、白身魚 8ヶ月:赤身魚、鶏肉 9ヶ月:牛肉 10ヶ月:大豆製品、小麦(まずはうどんから。パンは11ヶ月以降) 11ヶ月:乳製品、油脂(マーガリンはNG。アトピーに悪影響) 1才:卵、豚肉 という感じみたいです。
あまり遅らせすぎるのも、子供の発達のためによくない影響が・・・とも言われています。
よくベビードリンクなど、2ヶ月〜と売られていますが、これは手を出さないほうがいいと思います。特に果汁。そんな小さいうちはミルクのほうが好きだし、一部の果物はアレルギーを助長するとか言います。

アトピーの基礎知識 こちら


治療に関して***************

2,3歳頃までは、とにかく保湿、状態の悪いときはステロイド、できればアレルゲンの除去が3大柱だと思います。
保湿には、ヒルドイドソフトなどの保湿剤を塗りますが(一日何度でもOK) 、お風呂上りが一番肌が潤っている状態で、それからどんどん水分が失われていってしまうので、お風呂場でまだ濡れているけれど、というほどのすばやさで、潤いを逃がさずに塗ることがとても重要だそうです。一つの病院で、「量を塗ればいいわけではない。うす〜く塗れば十分だ」と言われ、そうしていました。が! そうすると、衣類との摩擦などで、すぐにとれてしまいます。特に夜など、塗っても朝にはガサガサでした。それで多めに塗るようにしたら、朝までそれなりにしっとり。医者は子供と寝食を共にしているわけじゃないから、分かっていないだけじゃないかな。
(★他にもいいと言われる保湿関係のものを試したりもしましたが、結局は素直にヒルドイドソフトを使っていればいいと思うようになりました。試した限りでは、他も大差ない・・・。ヒルドイドソフトは普通に買うと1本1800円くらいするものみたい。十分いいものだと思います。あと「傷はぜったい消毒するな 生態系としての皮膚の科学 (光文社新書) 」によると、ワセリンだけでアトピーは治癒するとのことです)

それと、長湯しないこともとても重要! 身にしみて思います。温かめのお湯だったり、長湯してしまったりすると血行が良くなるせいか、すごくかゆがります。お風呂は清潔にして、体を温めるために入るものだけれど、アトピーの子に限っては、温めるというのは厳禁です。かくことにとりつかれるくらい。もしお風呂上りに痒がるような様子を見せたら、お湯の温度はもっと低めに、お風呂につかる時間は短く(つからなくていいくらい)することが大事。うちでは夏場はほとんど水風呂、真冬でも、38度を超えるお湯に温まる程度入っているともう痒くてたまらなくなるみたい。40度前後のお湯で、カラスの行水をしています。

ステロイドは状態がよくなるまで使い続けて途中でやめないように、けれどだらだらと使い続けないように(目安は最長2週間だそうです)、と言われますが、状態は良くならなくて結局だらだら使ってしまって・・・ということになるかもしれません。うちはそうで、どうすればいいのかと思いました。でも夏が来て肌が乾燥しにくい季節になると、ステロイドなし、保湿剤さえ使わなくてもいいくらいの状態がずっと続きました。アレルゲンをとってしまっても、一時的に赤くなって発疹がでるくらいで、肌の状態が悪くなるということはなく、他の子と同じように過ごせました。ステロイドを使い続けているうちに不安になることもあると思うけれど、夏になったら使わなくていいんだ、というのを心の糧にしてもいいかもと思います(1,2歳の頃には、そういう子が多いそうです。乳児期のアトピーの元凶の乾燥肌が夏には改善されるので)。
それと、今思えばステロイドの使い方がちょびっと過ぎました。なるべく使わないようにしようと、うす〜く塗ったり。なかなか状態がよくならないのは、使う量が少なすぎるのかも。一気に思い切って使っちゃって、その後使わないようにしたほうがよさそうです。塗った部分が光って見えるくらい塗るといいそうです。だいたいの目安は、通院している場合、次の診察日までに使い切る、というくらいだそうです(うちは3本もらっても、1本くらいしか使っていませんでした)。
肌に症状が出ても、掻かなければそのうち症状は治まっていくと思います。けれど掻くなというほうが無理らしいです。自分もアトピーだったという大人の人に聞いたところ、蚊に刺された100倍の痒さで、しかもそれが悪くすると体中だ、とのこと・・・。掻けないというストレスも悪影響を及ぼすらしいです。それで掻いてしまって肌の角質が壊され、肌の状態が悪くなっていく・・・。しかも掻けば掻くほど、ますます痒くなっていくそうです。
そんな痒みをとりのくためにステロイドを使います。ステロイドは、肌の状態を良くする為に使うものではないそうです。炎症を鎮めてかゆみを抑えるというのが効用で、かゆみを抑えることで結果、かかなくなり、肌の状態をよくします。だから炎症を起こしている部分(赤くなっている部分)に使うのが正しい使い方らしいです。なるべく使いたくないものですが、掻いてしまって状態を悪くしているようなら、早くステロイドを使って悪化を防ぐことが大事だと思います。うちの場合、肘や膝の関節の裏部分、お腹、あごと首、耳の下によく炎症をおこします。炎症を起こしていない肩を必死でかきむしることがあって、そういう時は、背中が痒いことが多いように思います。とりつかれたように掻いていたのが、背中を服の上から掻いてあげると、掻くのをやめることがよくあります。背中は自分でかけないから、その辺をかきむしっているみたい。

★3歳になった今になって思いますが、2歳までと3歳からでは全然違っています。3歳になった今では、病院で指導される通り、炎症を起こしてきたらステロイドを何日間かだけ塗ってきれいな状態に戻す、ということが可能です。基本、肌の状態がいいから。元に戻すと、そのままをキープできる。でも2歳までは、全然だめだった。元に戻しても、またすぐあまりに簡単に悪い状態に・・・。医師は「お母さんのやり方がよくなったからコントロールできるようになった」と言いますが、全く分かっていないというか、子供の力を無視しているというか、薬が治していると思っているというか・・・。
3歳までは、ステロイドできれいにしても、またすぐ炎症を起こして元の木阿弥。ずうっとステロイドを塗るか、いっそやめるか!?というくらいで、全く思い通りにいきませんでした。病院ではステロイドの使い方が悪いみたいに言われるし、こんなことを繰り返していたのでは・・・とか脅かされるし。きっとそういう医師は、3歳以降の子の状態を見て、2歳未満の子についても語っているのじゃないかな? 2歳まではそんなにうまくいきません。でも3歳とか、子によってはもっと遅くなるだろうけれど、いつかよくなります! ステロイドで上手にコントロールしながらアトピーと付き合えるようになる。
だから2歳くらいまでの悪い状態のときには、全然うまくアトピーと付き合えないでいても、あまり気にしなくていい! 世界基準で言うと、日本みたいにあれこれ余計な知識(アレルギーマーチとか)を与えられて、だからああしたほうがいいこうしたほうがいいと言われるのはちょっとおかしな話で、たいていは、「あまり気にせず、楽しく過ごすのが一番の薬!」くらいの扱いがされているらしいです。
かゆいのだけは可哀想だから、かゆみだけはなるべく抑えるように努めながら、あとは余計なことは考えずに普通に過ごすのが一番かもと思います。

あと気にかけていることは、衣類は肌に負担になるものは避けること、洗濯のすすぎ残しをしないこと、冬はあまり石鹸を使わないこと(皮膚科の先生によると日本人は石鹸を使って皮膚の脂分を落としすぎていて、赤ちゃんでも冬なら週に2,3回とかで十分だそうです。育児書には毎日石鹸を使って・・・とたいてい書かれていますが)、夏はまめにシャワーをして汗をかいたまま放置しないこと(汗は石鹸を使わなくてもシャワーで十分落ちるそうで、夏でも石鹸は1日1度までで十分だそうです)。
★その後分かったことですが、肌に悪さをして痒くさせる細菌は石鹸を使ったほうが断然減らせるそうです。よ〜く泡立ててマシュマロ泡をいっぱい作っておき、肌の皺までよく伸ばして洗うといいみたい。よくすすぎ、お風呂上りにはすぐに保湿剤を塗るといいとか。けれどうちではそんな細菌の数値による推奨より、日本人は石鹸を使って皮脂をおとしすぎという言い分のほうを信じています。皮脂の力をなめてはいけない、と思うのです。

病院によって、治療についてはかなり違うと思います。納得いかなければ、病院を変えるのもひとつの手かも。うちの場合、1つ目に行った皮膚科では、ステロイドはなるべく使わないほうがいいから、1、2日使ったらやめるようにと言われました。でも本当は、すっかりきれいになるまで使ったほうがいいみたい。1、2日だと、せっかくきれいになりかけているのに、また元に戻ったりであまり意味がないようです。超酸性水(ECO水)も処方されたのですが、これは保険外で200円でした。
2つ目に行った皮膚科でもECO水をもらったのですが、こちらでは容器をもっていけば無料で分けてもらえました。それだけでも長く通ううちには金銭的にも病院によって差が出てきそう。ここではステロイドはきれいになるまで使って、ただし保湿剤の上から塗るようにと言われました。ここは赤ちゃんじゃなければ、いい皮膚科だったと思います。

ECO水(超酸性水)ですが、効果がある子もいるようです。悪さをする細菌をやっつけるための、水を加工した殺菌剤みたいです。けっこう殺菌力は強くて、衛生用品の殺菌やお部屋の消臭にも使われているみたい。他に薄めたイソジンで殺菌するという人も・・・。細菌が悪さをして痒くさせるからのようですが、乳児は細菌以外の原因で痒くなっている気がします。うちの場合はECO水で余計にかゆくなるみたいでした。
1つ目の皮膚科ではお風呂上りにつけるように言われていました。それで余計にかゆがって可哀想でした。2つ目の皮膚科では、ECO水は肌を乾燥させるので、お風呂に入る前につけるようにと指示されました。つけてしばらく置いて効果をひきだし、けれど乾燥して痒くなるので、15分したらお風呂で洗い流すように言われました。(しかし1つ目の皮膚科は、ECO水の正しい使い方も知らずに処方しているんでしょうか・・・。道理で痒がっていたわけです) うちの子の場合はECO水ではまったく状態がよくならなかったので、2つ目の皮膚科ではすぐECO水は中止となりました。
1つ目の皮膚科にずっと通っていたらと思うと怖いです。200円出して、ECO水でますます痒くさせて・・・。
「うちの場合」で書いたように、今は小児科に通っています。アレルギー専用外来です。乳児の時には血液検査をしてくれる小児科がいいと思います。皮膚科は皮膚からのアプローチで治そうとすることが多いと思うのだけれど、乳児の時にはアレルゲンをある程度は除去しないことにはだめだと思うからです。小児科は皮膚からもアレルゲンの面からも診てもらえます。生活の中で食日記を書いておいて、子供の状態を見つつアレルゲンを自分でしぼっていくというのもありだと思います。うちも血液検査の前から、母乳をあげる母が練り物や菓子パンを食べたあとに状態がひどくなるようだったから、卵がアレルゲン臭いなあと思っていたら、その通りでした。

ちなみに予防接種ですが、質がよくなって、かつてのように卵アレルギーの子は・・・と特別な注意を喚起されることもほとんどないみたいです。インフルエンザだけは卵がきついらしくて注意しないといけないみたいですが、今では卵を使っていないインフルエンザワクチンもあるそうです(でもインフルエンザワクチンというものはあまり効果は期待できず、うってもほぼ意味ないそうです・・・)。最初にアレルギーがあると伝えておくと、異変があったらすぐ連絡できるように連絡先を教えていただけたりもしました。

いいといわれるもの悪いといわれるもの***************

いいといわれるものはあまり知りません。ヨーグルト(乳製品は悪いという説も)、海水浴(ただし海水が残っているとかえって悪いので、後でよく洗い落とすことが重要)くらい? あとは楽しく元気に過ごすこと。悪いといわれているものは、多々あります。

@塩素・・・アトピーでなくても、一番風呂に入ると肌が痒くなる人がいるのは、お湯に入っている塩素のため。塩素除去にも少し気をつかっています。浄水器や入浴剤でもいいのでしょうが、うちはもっと手軽です。塩素はお風呂に最初に入った人の体が吸収してしまうらしく、人でなくてもまずたとえばタオルをいれると、タオルが吸収してしまうそうです。そこでうちでは人が入る前にタオルを入れて塩素を吸わせています。プールは消毒用に塩素濃度がかなり高いので避けたほうがよいらしく、うちも0歳では行きませんでした。

Aダニ・・・ダニの死骸やフンが悪いらしいので、少し気をつかっています。ダニ対策グッズの欄で書きましたが、ダニを減らすことでダニがアレルゲンになってしまうのを防げるらしいので。布団を干して叩いて掃除機を丁寧にかけるだけですが・・・。布団を叩いても意味がない、とよく言われますが、それは叩いて終了した場合。たたいた後で掃除機をかければ効果的みたいです。

B食事では、悪いといわれているものが色々あります。甘いもの辛いもの油分、マーガリンやスナック菓子、インスタント麺などトランス脂肪酸の多いもの(トランス脂肪酸がアトピーの原因ではとさえ言われています)、食品添加物や農薬(これもアトピーの原因ではという説が)、いちごなど一部の果実果汁、山芋など痒みを増長しかねないもの・・・あとは甲殻類です。多少は大丈夫なような気がしますが、うちは甲殻類で失敗しました。これも多少は大丈夫だろうとカニを与えたところ・・・次の日から一目で分かるアトピーっ子、という状態に・・・。後できいたところ、カニ、エビという甲殻類(あとイカもだめという人も)は、他のものとは比にならないくらいにアトピーにはだめなものらしいです。もうすっかりアトピーも治ったと思っていたのに、エビを与えたとたん、元の木阿弥に・・・という話さえ聞きます。相当大きくなるまで、甲殻類は避けていたほうがいいみたいです。えびせんとかも・・・。(大丈夫な子は大丈夫ですが)
あとは餅や餅粉の菓子類。甘いものと餅(餅粉)をやめればアトピーはよくなると言う医者も少なくないみたいです。あまり神経質になるのも疲れるけれど、うちでは生卵がレベル7(絶対与えない)、甲殻類と某メーカーのパン(ヒント:「ヤマザキパンはなぜカビないか」という本も・・・)と卵はレベル6(極力与えない)、チョコはレベル4(塊では与えない)、他はレベル1(まあいいか)くらいと分けて考えています。

C化学物質(食品)・・・食品添加物や農薬などの化学物質がアトピーがこんなに増えてきた原因ではという人もいます。原因ではなくても、確かに状態を悪くするように思います。同じ小麦でも国産小麦だとアレルギー症状が出にくいetc.の話を聞きます(うちも比較的安全に考慮しているパン屋で買った食パンが大丈夫だったので、油断して「イーストフード」「乳化剤」などの入ったスーパーの某メーカーの食パン(卵はもちろん使用なし)をあげたら、いっぱいぶつぶつがでました)。へその緒や母乳を通して、母が体に貯めてきた化学物質をあげてしまっていて、更にご飯を食べるようになったら、自ら化学物質を摂って・・・。アトピーじゃなかったら深く考えなかったかもしれないけれど、これを機に食べ物etc.について考えるというのもいいと思います。

食を考える本⇒
食品の裏側―みんな大好きな食品添加物 安部司・・・・元食品添加物のトップセールスマンだった著者が、自分が開発した添加物まみれのおかずを娘が食べていたショックで退職し、添加物の裏側を暴いてます。子供たちのためにも食について考え直そう、と語りかけてくる本。
毎日の安全ごはん―おうちでラクラク毒落とし (別冊家庭画報) ・・・だからといって農薬なし、添加物なしの食卓を実現するのは不可能だし、金銭面も大変。そこで簡単に体に入る農薬などを減らす方法がいろいろ書かれています。


D化学物質(他)・・・体に入る化学物質は、食品だけではありません。悪いとよく聞く、合成界面活性剤ですが、私は環境に悪いだけかと思っていたら、人体にも悪いらしいです。界面活性剤は油と水を混ぜる働きをするもので、洗剤などに使われていますが、その性質ゆえに、人体にも入っていくらしいです。人の体の水と脂をうまく渡り歩いて、一部は血液まで達するのだとか。血液を原料に作られる母乳にも混じります。「硫酸〇〇」とか「塩酸〇〇」とかいう名の化学物質です。歯磨き粉などにも使われているので、歯磨きした後でコーヒーなど飲むと味が変わってしまうのは、舌の表面がそういった化学物質で溶かされているかららしいです。メーカーの人は怖くて使わないとか・・・。それもあって、私は自然派でありながら値段も良心的な太陽樹脂のものが好きです。洗剤や歯磨き粉etc.扱っていて、パックス・ナチュロンが有名です。 ⇒ こちらです あとCO-OPのは発泡剤とか界面活性剤とか入っていなくて安いので好き!(150円前後。子供用にイチゴ味のもあります)

台所洗剤やシャンプー・リンス、ボディーシャンプーなど、そのへんで安く売っている液体のものにはほぼ間違いなく界面活性剤が入っています。うちでは台所洗剤もシャンプーも固形石鹸にしました。洗濯洗剤にも粉石けんでない普通のよく聞く洗剤には間違いなく界面活性剤が。うちはランドリーリングを使っています(⇒アトピー関連グッズ 洗剤欄)。
そこまで神経質にならなくてもいいのかもしれないけれど、聞いた話では、台所洗剤etc.はまだましとしても、毛染め剤だけは、せめて妊娠中や母乳をあげている間は使わないほうがいいそうです。薬剤がきつい(加えて頭皮は吸収しやすい)そうで、かなりの化学物質が血液まで達していると考えられるとか。
うちでは化学物質を多量に衣服に付着させる存在の柔軟剤も勿論使っていないのですが、一度他の人の着替えを貸してもらったところ、アナフィラキシーショックに近いと思われる症状になってしまいました。着てすぐ痒がりだし、すぐ脱がせたのですが、人相が変わるほどぼこぼこ蕁麻疹が出て、肌は怖いほど真っ赤に、のどにもぶつぶつがでたせいか水も飲めず、ぶるぶる震えて、目の焦点も合わず・・・。どうすればいいか分からなかったのですが、そんなときはすぐシャワーなどで体を洗い、とりあえず病院へGO!だそうです。そしてその柔軟剤の種類を覚えておくこと・・・(うちの場合はレノアでした)。怖い体験でした。

E活性酸素・・・呼吸で取り入れた酸素の一部が活性酸素になり、必要以上の活性酸素が体を酸化させていろんな病気、また老化の原因に。アトピー性皮膚炎も悪化させるといわれています。活性酸素を消す働きをするのが「スカベンジャー(掃除人)」酵素。特定のたんぱく質+ミネラルを摂ることで体内で作られる酵素で、豆腐etc.がいいみたいです。昔ながらの和食を食べるのが、一番効果的みたい! 農薬など化学物質は活性酸素を増やすので要注意らしいです。

他、いいらしいと聞いて試してみたものがいくつかあります⇒
@ヒバ油・・・青森ひばからとれた油。しっとりするので悪くはないと思いますが、他の保湿関連のものより優れているかどうかは分かりませんでした。
A馬油(ソンバーユ)・・・上に同じ。体温であっという間に溶けて、使いやすいのはよかったです。使い続けるとかえって乾燥肌になったという話をきいたので、あまり使わなくなりました。あと日に当たると、塗った部分が赤くなって荒れてしまうことがよくありました。
Bシアバター・・・硬いので、冬には溶けにくいし、ちょっと使いにくいです。でもやっぱりこれが一番、肌をラッピングして水分保持している感がありました。有名なのはロクシタン(⇒ こちらです)ですが、体中に毎日塗るには高いので、うちでは乾燥のひどい冬場に時々だけ・・・(あまり肌を過保護にするのもどうかと思うので、そのほうがいいような気もします)。アイスクリーム用のスプーンとかで表面だけを薄く削りながら使うと、薄いだけに早く溶けてくれて使いやすいです。塊でも、お風呂上がりの暖かい手にしばらく乗せていたら溶けます。
Cよもぎ・・・かゆみを抑える効能があるらしいです。配合クリーム(ヨモネオール)を試してみました。ちょっとした痒みには効くのかもしれないけれど、うちの子の場合、痒みに太刀打ちできなかったみたい・・・。特に効き目を感じませんでした。5月頭にはよもぎを摘んで、よもぎ湯もしています。柔らかい部分を摘んで、水で洗って、ベランダでからからに干すだけ。そのまま洗濯ネットに入れてお風呂に。効果はあまり分からないけれど、悪化はしないし、塩素除去にも役立っているようなので続けています。
★こういう民間療法っぽいことは、3歳以降に試すのにいいように思います。2歳くらいまでは症状も素直な気がするので、素直に王道の保湿+ステロイド+明らかに状態を悪化させるアレルゲンの除去、でやりすごすのがお勧め。でも3歳くらいになると、アレルゲンとは関係なく症状がいろいろ出るようなので、対処もいろいろ試すといいかも。⇒アトピーのことU(3歳半以降)

※その後知ったこと:今では4歳半ですが、他にも知るようになったことがあるので書いてみました。
人の皮膚には人体常在菌なる菌がごまんと住み着いているそうです。人の皮膚とは相性ばっちりの、共存する関係の菌。そしてその菌が、他の菌(人体常在菌とは違い、人の皮膚と相性の悪い菌)から守ってくれているそう。この菌が少なくなると、肌トラブルが増えてしまうそうです。そしてアトピーっ子のアトピー肌を調べてみたら、人体常在菌じゃない悪い菌が増えているそう。人体常在菌も菌の一種で、人体から出る脂をえさに生きているので、脂の落としすぎ(=石鹸なので洗いすぎ)や、殺菌(人体常在菌も殺します)などの清潔好きは、かえって肌トラブルを招くことになっているそうです。(この人体常在菌を育てる超自然派美容法を試しているところです ⇒こちら
あと、保湿には病院ではたいていヒルドイドソフトを処方されますが、これも一部ではあまりよくないと言われていて、いいのはやっぱり昔ながらのワセリン!だそうです。ちょっとべたべたするので敬遠気味だったのですが、症状の出やすいところだけにすり込むように塗るようにしたら、べたべたもあまり気になりませんでした。ワセリンを一日に6回すり込んでおけばアトピーは絶対治るという方もいるくらいです。うちは2,3回しか塗れていませんが、かゆみは全くおさまらないみたいだけれど、かいてもダメージが少ないように思います。

2歳***************

もうすぐ2歳です。食物アレルギーは大きくなるにつれ治っていくことが多いと聞きますが、うちもましになってきています。血液検査では小麦は陰性になり、卵も数値が低くなっていました。肌の状態のいい夏場なら、多少卵の入っているパンとか、お好み焼きとかを与えても大丈夫に。でもまだまだ夏場以外は、アトピーっ子です。アレルゲンを摂らなくても、眠くなったり、体が温まったりすると、痒くてしょうがないみたい。
基本はヒルドイドソフトですが、少しずつ工夫できるようになってきました。たとえば、炎症を起こしている場合はステロイドですが、なんでもないのに痒がるとき(主に夏季)、うちではメンターム軟膏を使います(ただし傷などあるときには痛がるので厳禁)。メンタームか、それがなければメンタームEXクリームです。大人にはなんでもないのですが、子供にはメントール成分ですうっとするのか、痒みを忘れるようです。病院で処方された痒み止めより効くくらいです。夏場は冷たい目のおしぼりを当てると痒みを忘れたり(子どもによっては、余計に痒がるらしいですが)もします。冬場は、うちはひどい乾燥肌らしいので、お風呂から上がる前、体を拭く前にワセリンをたっぷり塗ります。やっぱり保湿に一番いいのはワセリンで、けれどべとつくから敬遠されているみたい。うちでは塗った後で体を拭くようにしています。そうすると、肌にお風呂上りのみずみずしさをワセリンでラッピングしておいて、余分なべとつきはタオルで取れるから、なかなかいいです。あと、鍋のときなど、必ずあごから首にかけてワセリンをたっぷり塗るようにしています。しょうゆとかが垂れて肌につくと痒くなるようなので、ラッピングです。
状態の悪い冬、夜にもかゆがって泣くくらいなので、思い切って掛け布団を春秋用の薄掛け布団に。暖まりすぎるとかゆくなるので、信じられないような布団の薄さですが、そのほうがすやすや寝ています。
痒がって眠れないとき⇒@とりあえず病院で処方された保湿剤や痒み止めクリーム、メンタームなどを塗ってみる。肌を触ってもらうことで眠れることが多いので、塗る手は眠りがやや深くなるまで休めない、または体に載せたままにしておく。子供の体がぬくめなら、窓も開ける。それでもだめなら⇒A水で塗らしたガーゼなどで体を拭いてみる。たいていここまででどうにかなるのですが、うちでは+水疱瘡でWの痒みのとき、夜中号泣し続けて全く寝てくれませんでした。もうそうなったら⇒BアンパンマンのDVDを見せる! TVが見える場所に布団を移動して見せておいたら、気分が変わるらしく号泣しなくなり、体中をかきむしる手は大方納まり、親は眠れるし、子供も気がつくといつの間にかZZZ。

3歳***************

3歳になると同時くらいに急に好転しました。3歳も近づいた秋口、やっぱり肌が乾燥してくると状態が悪くなってきて、今年もまた始まるなあと思っていたのですが、それ以降ぴたりとよくなりました。肘の裏なんかはやっぱり痒いみたいで悪い状態ですが、お腹なんかはつるつる。暖かくしてもそんなに痒がらないし、ステロイドも悪くなりかけに弱いのをほんの一部に塗るだけ(以前はかなりの面積にだったのに・・・)で、またしばらくの間は大丈夫、という状態。まだマヨネーズとかはダメだけれど、ほんの少しのプリンくらいなら大丈夫。小さい頃の食物アレルギーは大きくなると治ることが多いというのは本当でした!
3歳4ヶ月、マヨネーズ入りの卵のサンドイッチや卵雑炊も食べるようになりました。少しくらいぶつぶつが出ても、すぐ治るようになったので、強気でいられます。カニだけはやっぱりだめで、食べたあと状態が急に悪くなり、しばらく続いたのでやめていますが、他は基本自由にお食べ! 柔軟剤(以前アナフラキシーショックに似た症状を起こしたので)とカニには注意していますが、あとは全く他の子と同じ扱いです。
ところが! 油断していたのか、春になるとかつてない悪化! 久々に外から見ても分かるアトピーっ子に・・・。まだまだいろいろ試すことになりそうです ⇒アトピーのことU(3歳半頃〜)

アトピーでもおやつ***************

ほかの子ほどは自由に食べられないけれど、アトピーっ子でもおやつ大好き。うちの子の好きなものです。(アレルゲンによっては食べられないものもありますが)
・ゼリー:寒天などで手作りするともっと安心! うちは便利なアガーを使っています。
・アイスヨーグルトバナナ:小さくカットしたバナナとプレーンヨーグルト、アイス(うちでは卵の入っていないレディーボーデンのいちごをよく使います)をまぜます。
・松露:中に餡玉の詰まっている小さい和菓子。1袋100円くらい〜。子供も大好き。
・ラムネ菓子:超定番。卵入りもありますが、カルシウム強化のために卵殻が入っている程度なので、うちは全く問題ありません。
・干し芋:これも大好き。
手作りおやつアトピーにも安心 100%米粉のパン&お菓子 など色んな書物が出ていますが、アレルギー対応とかだとあまり美味しくないことが多々・・・。
そんな中、お勧め!できるのは⇒
まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとビスケットの本
乳製品や卵無しで作るクッキーです。簡単で、3歳の子にでもかなりの部分手伝えるし、とっても美味しいです!

他、私が作ってまた作ろうと思う程度には簡単で美味しかったレシピは==>
ホットケーキ
ホットケーキミックス(卵が入っていないもの 生協のものは入っていませんでした)と豆腐(水切りしなくて大丈夫)を手で混ぜ、これを薄くのばして焼きます。豆腐は絹とか充填豆腐とか柔らかいもの。配合はホットケーキミックス200gに対して1丁くらい。小さめ豆腐だとふんわり仕上がって子供向きです。大きめ豆腐だと、薄く焼くとヘルシーな感じのパンケーキのようになって大人向き(私はこれを好きで卵アレルギーとは関係なく時々食べたくなります)。ジャムやシロップをかけてもいい。豆腐の半分をヨーグルトに変えても違った美味しさです。
ゴマと胚芽のビスケット
(後日)
小豆の蒸しパン
(後日)

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