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出所後の豆腐
「勝手にしやがれ」で刑務所を出てきたヤン・ドングンが、家に帰って一番に豆腐をそのままかじっていた(腐っていたけど)。「愛の群像」では出所してすぐに刑務所の傍で豆腐をかじっていた。映画「親切なクムジャさん」など、他でもいつも、出所といえば豆腐。身も心も真っ白に、という意味で白い豆腐を食べるものらしい。「威風堂々な彼女」でもペ・ドゥナが豆腐を持って待っていたのに、一緒に帰れなくて、道々ペ・ドゥナがかじって、道行く人をぎょっとさせていた。「エアシティ」では「豆腐を食べると2度と牢屋に入らないと言われている」と言っていた。
キムさんだらけ
出演者の半分がキムさんだったりもする。韓国の姓は300足らずで、10大姓が過半数を超えるらしい。日本には姓が13万ほどあるらしく、これは日本のほうが特殊なのかも。同じ姓の人が多いからか、フルネームで呼び合って、電話に出て名乗るときも、フルネーム。フルネームじゃなく、「キムシ(さん)」と姓だけで呼ぶのは、初対面などの場合には失礼に当たるらしい。人探しなどで、氏名が分かっていてもあまり頼りにならないのは、同姓同名がとても多いからみたい。韓国では結婚しても姓は変わらないので、母親だけ違う姓だったりする。出身地が同じで姓も同じ場合、結婚できないらしい。
遊びすぎ?
飲んだ後で、「次はどこに行く?」とよく言っている。「天国の階段」で、クォン・サンウを夜の下町に誘うチェ・ジウもそうだし、家に帰りたくないお父さんたちもそう。韓国では、1ヶ所だけ行っておひらきということはまずないらしい。「ポップコーン」では、馬乗りゲームをした後、「じゃあ次は馬車に」と言って、屋台に連れて行っていた。これは韓国語では屋台を「布張馬車(ポジャンマチャ)」というから。
割り勘はケチ
韓国ではあまり割りかんはしないらしい。誰かが「おごるわ」と言って、他の人は「次回は私が」というふうらしい。タクシーに便乗させてもらった女の人が、降りるとき「半分払え」と言われて、顔をしかめるシーンがあった。当たり前じゃあ?と思ったけれど、韓国ではタクシー代も誰かがおごるのが普通で、自分の分払えと言われるのは、顔をしかめるに値することらしい。
野外の結婚カップル
「オールイン」や「ロマンス」、「ポップコーン」で、結婚式の装いでカップルが芝生の上などで記念撮影。1組だけじゃなくて、少し離れた場所で何組も撮影しているシーンがあった。韓国では結婚式の1ヶ月前(など)に野外撮影をするものらしい。その写真は新婚の間、家に大きく引き伸ばして飾るものらしく、「1%の奇跡」や.映画「花嫁はギャングスター」など、いつも結婚の後は飾ってあった。
立膝で食事!?
女の人が床に座っているとき、たいてい片足を立てひざにしている。上品な人でも、葬式のシーン(「ロマンス」)でもそうだったから、立膝でいいみたい。食事のときも立膝で、韓国にもある茶道でも、立膝が作法らしい。本来は韓服を着ているときの女子の作法らしい。
目のごみを!?
目に入ったごみを、息を吹きかけてもらって取るシーンを最初に見たとき(「サンドゥ、学校へ行こう」だったと思う)はびっくりしたけれど、その後、「夏の香り」でも「イブのすべて」でも見かけたから、普通のことらしい。
病院で葬式!?
病院の玄関口に葬式の格好をした集団がいるシーンがあった(「ロマンス」?)。韓国では病院で亡くなると、そのまま病院で葬式をすることもあるらしい。
室長
よくでてくる室長という肩書きだけれど、どうやら「課長代理」⇒「課長」⇒「室長」⇒「部長」⇒「本部長」⇒「専務」⇒「社長」⇒「会長」という順でえらいみたい。
「ご飯食べた?」
よくご飯食べた?と言い合っているけれど、これはほとんど挨拶のようなものらしい。
妊娠??
日本のドラマでは女の人が妙にすっぱいものを欲しがって「あなたもしや・・・」となるけれど、韓国ではキムチを異様に食べて「もしや・・・」と言われていた(「若者のひなた」)。
出産
「威風堂々の彼女」や「英雄時代」の中でも出てきたけれど、かつて家で出産していた頃、天井から吊るした紐につかまって陣痛の痛みを堪えていたらしい。
運転中の通話
みんな運転中はきちんとハンディーフリーで通話。日本より早く規制されたらしく、「イブのすべて」の中で、「運転中の通話は違反に」のニュースを読み上げるシーンがあった。
パンソリ
一人の合いの手を入れる太鼓たたきと歌い手、二人で行う大道の語り歌。物語になっていて、歌い手が歌やアドリブを織り込みながら語っていく。「英雄時代」で言っていたように、一流の歌い手に必要なのは「恨」〈ハン〉。
料理中の手袋
料理するとき、たいていみんなビニールの手袋をしている。手が荒れないためと、匂いが移らないため? 私もキムチを作ってみたのだけれど、材料が材料なので、とても素手で作る気にはならなかった。材料を混ぜたボールは、なかなか唐辛子の赤が取れなかったし、手袋をするのもよく分かる。ちなみに白菜1/4を使ったキムチの作り方:
白菜は前日に、塩大匙山盛り1をもみこんで1晩おく。2重にしたビニール袋に入れておくといい。
水分の出た白菜を、さっと洗う。白菜が甘辛いくらいがいいらしい。水気を切る。
A:人参(1cm)、玉ねぎ(1cm)、大根(1cm)、ニラ(半束)、ネギ(数本)など、おうちにあるものを、千切り状にする。無くてもいい。
B:にんにく(大匙1)、しょうが(中匙1)をすりおろす。私はチューブ入りのすりおろされているものを使って失敗。必ず生を使ったほうがいい。
韓国の粉唐辛子(コチュカル:スーパーで200g入り400〜500円だった)1/3〜1/2カップに水を大匙1〜2くらい加えて練る。そこにAとB、
あみの塩辛(百貨店で120g入り400円ちょっとだった)大匙1、砂糖大匙1、塩中匙1、ほんだし少々を入れて、混ぜる。この時、手袋を!
これを、白菜の葉っぱの間にはさんでいく。ビニール袋などに入れて、1晩常温でおいておく(夏は冷蔵庫)。その後は冷蔵庫に。
1週間くらいで食べごろ。
面倒なので、最初から切って塩をもみこんですぐ水気を切り、材料を混ぜたナイロン袋にこの白菜を入れて混ぜてみた。これでもけっこういけた。少しだけ作るときにお勧めかも。