自律神経は
人体の60兆個の細胞をコントロールしている神経です。
心臓や消化器官などの内臓や血管、内分泌腺などは自分の意志とは無関係に必要に応じて、自動的にこの自律神経によって調節されます。
自律神経は交感神経と副交感神経でなりたっています。
たとえば血管を収縮させて緊張したり興奮したりするのは交感神経の働きで、血管を拡張させてリラックスしたり安静にするのは副交感神経が優位な状態です。
この2つの正反対の神経をバランスよくきりかえて生活しているのです。
このバランスが崩れることを「自律神経失調症」といいます。
自律神経の乱れ
ストレスの多い現代人は、多くの人が自律神経を乱されています。
自律神経の乱れは、さまざまな症状をおこします。
自律神経の乱れは免疫の状態に影響を与えるからです。
強いストレスを受けたり無理をしすぎると(働き過ぎ、解熱鎮痛剤<痛み止め>の長期使用他)交感神経が緊張して細菌を処理する顆粒球増多になって組織破壊の病気になります。(ガン、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、痔、リウマチ、白内障、痛風、糖尿病、口内炎、動脈硬化他)交感神経は感覚←→運動の動物性過程を促進します。
のんびり、リラックスしすぎると(運動不足、肥満、過保護他)副交感神経が優位でリンパ球増多になってアレルギーの病気になります。(アトピー性皮膚炎,気管支喘息、花粉症他)副交感神経は吸収←→排出の植物性過程を促進します。
強いストレス⇒交感神経興奮⇒顆粒球(細菌を処理)の増多⇒組織破壊 十二指腸潰瘍等
過度のリラックス⇒副交感神経興奮⇒リンパ球(免疫担当)の増多⇒アレルギー疾患 過敏体質等
※自律神経に支配されている白血球はマクロファージというアメーバのような形をしています。
それが進化して、細菌処理をする顆粒球と免疫をつかさどるリンパ球が生まれます。
※自律神経の白血球支配の発見(1996年)と病気との関連は新潟大学の安保徹教授(免疫学者)の解明に基づきます。
自律神経をコントロールする
働いている昼間は交感神経が優位に、休息の夜は副交感神経優位となる「日内リズム」があります。
また四季に対応して、自律神経の「年内リズム」があります。
夏はリラックスする副交感神経、冬は寒さに備えて交感神経優位になります。
また太陽ばかりでなく月の影響もあり、この潮リズム(1日は24.8時間)がたとえば「夜更かしの朝寝坊」の一因ともいわれます。
この自然なリズムの乱れを自律神経のスイッチを切りかえやすくする場所の押圧によりコントロールします。
不調の多くは交感神経優位の場合が多く、副交感神経が優位になれば、心身の深い リラックスを味わうことができます。
自律神経の乱れをコントロールすることで自然治癒力(自己再生力、免疫力)が活性化し、健康体となります。
色彩カード・自由想画によるストレス発見
色彩カードや自由想画(テーマや色彩、形などすべて自由な絵)による表出は、心身のストレス要因を共に考える一つの方法です。自律神経調整の参考にもなります。ご本人の希望によってこの方法からもチェックします。
(院長の金井は日本児童画研究会で児童画診断法発見者浅利篤先生の元で35年にわたり 色彩生理、色彩心理を研究)