中国妊娠出産日記 ![]()
出産育児編
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| そろそろ臨月。なのに四川人姑と同居することに?!(バックナンバーを参照)幾多のトラブルを乗り越え元気な赤ちゃん誕生!でも、そこでめでたしめでたし、とは行かないのが現実。中国な育児常識にカルチャーショックを受けつつ、新米ママは今日もゆく!! |
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知り合いの台湾人と話していたら、股割れズボンはお腹を冷やすから よくないと言われた。 「うちの子はみんなオムツで育てましたよ。 日本だってオムツでしょうに」 うちは日本人の主張が通る環境ではないのですよ。 別の知人(中国人である)は日本滞在中に出産育児をしたが(私と逆だ)、 「股割れなんて使えませんよ。紙おむつでした」 だ、そうである。 別に紙おむつだったからどうこうということはなく、 知人宅の坊やは二人ともたいそう利発で可愛い。 姑は一応好きにしろというが、夫は股割れがいいと言って聞かないのである。 「オムツなんか挟んでたら気持ち悪いに決まっている。 おしりが出てるほうがいいのさ」 まさかアナタも股割れを穿きたいんじゃ。。。 「うん。気持ちよさそうじゃん」 待て。 アンタがあんなもん穿いたら捕まるぞ。 冗談はさておき、中国人は大抵 「股割れの方が気持ちいい」 と主張する。 「中国はねえ、子供が一番気持ちいいようにするのよ」 どうなのかねえ。 マイナス4度の寒空におしり丸出しで、身動きできないほど着膨れした 子供をみると私は首を傾げたくなるが、夏は確かにいいだろう。 下痢でもない限りオムツかぶれになることもない。 生後半年もすれば赤ん坊はオムツ替えの際にちんちんで 遊んだりするようになるらしいが(もっと早いかも)、 かんかんは朝から晩まで出っ放しのちんちんを、 ごくたまに珍しそうに引っ張っているのである。 「あれー?僕なんで生まれつきオモチャがくっついてるのかなー?」 あれはオモチャか、夫よ。 あかんぼにすれば何でもオモチャなんだろうけどさっ。 |
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2006年1月28日 01時25分25秒
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日本製の抱っこ紐が届いた。 姪のお下がりである。 紐というよりリュックのようで、おんぶにも使えるタイプだ。 夫も姑も出かけて家事が忙しいときに使うことがある。 股割れのおしりには紙おむつを当てるが、 日本で売っているおしっこパッドのようなものである。 かんかんが寝るときは股割れの間にこれを当ててやるが、 ちょっと寝返りすればずれてしまって意味がない。 合肥のベビー用品店でよく似たものを売っていた。 80元(1200円ぐらいか)ほどしていたが、 中国人はあまり使わないようだ。 ウエストポーチ式の抱っこ紐も送ってもらった。 赤ん坊をウエストポーチに座らせ、紐の長さを調節して使うタイプである。 これは合肥にはなかった。 便利だが、これで出かけると周りの見ず知らずの人がうるさい。 「子供が暑いんじゃないの?」 まともに抱っこしてるほうがお互い暑いと思うが? これだと密着しないから逆に涼しいのだ。 おしりにもミニタオルを当てているんだけどねえ。 じかではさすがに痛いだろうし。 ドイツに住んでいる友人(中国人)の母上が言った。 「娘の所ではみんなこれを使っていたわ。便利よねえ」 両手があくから荷物も持てるし、腰と肩の両方で赤ん坊を支えるから 抱っこより楽なのだ。 「中国でも売ればいいのに」 ところが普通の中国人はそうは考えぬ。 「子供が暑がる」 「窮屈だろう」 子供が着膨れしている分には暑くも窮屈でもないらしい。 片方ので着膨れた赤ん坊を抱き、もう片方の手で重たい野菜なぞを 買って帰る中国女性を見れば偉いものだと思うが、発想の転換と いうのをしたほうが、よいのではなかろうか。 家でもそうで、私がかんかんをおぶって家事をしていると 夫と姑が 「子供が暑い」 と合唱するのである。 「重いだろうし、しばらく見てるよ」 そりゃ重いわよ。 洗濯ものも手洗いだし。 でも、かんかんはままの背中でご機嫌で、時にはそのまま 眠ってしまうのである。 日本の女はみんなこうやって家事育児をこなしているのだよ。 子守りしてくれるのは有難いけどね。 |
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2006年1月28日 01時27分27秒
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夕食が済んだら片付けものをした後は自分の世話を済ませる。 シャワーは午後のうちに浴びるから(かんかんの行水も午後暖かいうちである)、 後は歯を磨くぐらいだ。 ソーラー湯沸しのシャワーなので使える水の量は限られているし、 真夏を除けば夜には水は冷めてしまう。 その後は少しネットに上がってメールを確認したりする。 姑と夫はテレビである。 かんかんを部屋に連れて入りたいが、姑が離そうとしない。 一緒にちょこんと座ってテレビを見ているからよくない。 「あたしの孫は賢いねえ。こんなに小さいのにテレビ見てるよ」 おい、違うぞ。。。。 2歳以下の子供にはテレビを見せないほうがいいというのは常識だと、 思っていたのだ。 ところが、インテリなはずの夫まで言うのである。 「テレビを見せると集中力がついていいんだ。 ネット記事にそう出てた」 だから、なんで私の言うことにはけちをつけてネット記事は 鵜呑みなのだ? 私だってネットで調べたのだぞ。 それも夫のダイスキなアメリカの学者が発表した論文だ。 目が悪くなるよ。 しかし、かんかんはその後もテレビを見せられ見続けて、 お気に入りのCMまで出来てしまった。 中国在住なら一度はテレビで見たことのある、あれである。 「脳白金」 よく眠れて身体にいいというのがうたい文句だが、 正体はある種の睡眠薬である。 欧州や日本では発売禁止になっているが、アメリカでは市販されて いるようだ。 で、そのCMたるや。 寸胴で原色の爺さん婆さんの人形がぞろぞろ出てきて、 「今年は贈り物はいらないが、脳白金だけ頂くよーー♪」 などとうたう、代物である。 中国では年末に老人や上司、役人等に贈りものをする習慣があるためだ。 健康食品や酒煙草、貴金属や服飾品の類、なぞである。 日本のお歳暮とはまた少し違うニュアンスがある習慣だ。 私が見た中ではあれ以上不快なCMはない。 ところが。 かんかんがこれをじっと、見るのである。 かんかんの様子を見て姑と夫が「脳白金」のうたを 大合唱するのである。 「今年は贈り物はいらないが、脳白金だけ頂くよーーー♪」 やめてほしい。 さて、後日談。 ある日ネット記事で夫が 「2歳以下の子供にはテレビを見せないほうがいい」 というのを見たらしく、姑と延々口げんかをしていた。 勘弁してくれ。。。 |
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2006年01月28日 01時28分17秒
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夫の学生時代の友人が結婚することになり、事前に同窓会をしようと いうので、親子3人で出かけた。 午後遅くから市中心部の喫茶店に集まって、その後食事をするのである。 かんかんには着替え(股割れズボン2本は必須)や上着、哺乳瓶(白湯用)、 尿パッド(寝てしまった時に使う)、スプーン、タオル、玩具、ティッシュ、 前掛け等準備しておく。 股割れズボンなのでオムツもオムツカバーも、持たない。 中国語で「同学(同窓生、同級生)」といえば、 「気の置けない友達」というニュアンスがあるように思う。 損得なしで付き合える関係である。 また、「朋友」と言うと「お互いに役に立つ、持ちつ持たれつの関係」 といった感じだ。(もちろん状況によるが) 一度会えば「認識(知り合い)」、話をすれば「朋友(友達)」、 二度以上会えば「老朋友(親友,長い付合いの友人)」であるが、 要は 「お互いに役に立ちそう」 というわけで、日本の感覚でいてはいけないのだ。 合肥の喫茶店と言えば「瓜子(西瓜、向日葵、南瓜などの種)」で、 メニューにも載っている。 落花生やピスタチオもある。 他に何かおやつを、というと、干パイナップルやポップコーン、 フライドポテト、アイスクリーム等だ。(ケーキは見かけない) 飲み物は茶が主だが、まともなレギュラー珈琲を出す店も多くなってきた。 (下手な店だとネスレのインスタントが出る) 茶の種類は多くて、緑茶だけで5,6種あり、ハーブティーや花茶も変わった 感じでおいしい。 茶を注文すると中国式に茶葉の入ったコップや急須に 何度も湯を注ぎ足してくれる。 子供用には白湯なぞを頼むが、大抵無料だ。(料金を取るところもある) 7ヶ月になったかんかんは、相変わらずはちきれそうに太っていて、 色白でまつげが長くてにこにこと愛想がよいのである。 夫の友人たちにかわるがわるあやされ、ポップコーンなぞたべて 機嫌よくしていたが(もちろん時間を見ておしっこをさせる)、 そのうちぐずり始めたのでトイレへ行って授乳した。 中国のトイレはヒドイ、というイメージがつき物だが、 飲食店のトイレはかなり条件がよくなってきている。 そこも扉としきりぐらいついていたが、授乳しながら扉を閉めるのは無理だ。 5,6歳らしいおかっぱの女の子が、かんかんの様子をじっと見ていたので、 「宝宝(赤ん坊)おっぱいよ。かわいい?」 と言うと、羞しがってどこかへ行ってしまった。 |
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2006年1月28日 01時30分09秒
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夕方になってそろそろ食事を、ということになり、皆でタクシーに分乗した。 予約の店はそう遠くもなかったので、乗り切れなかった何人かは歩いて 行ったが、私たちはかんかんを抱いていたのでタクシーになったのである。 そういえばベビーカーをあまり見ない。 赤ん坊は大抵親や家族が抱いている。 抱っこ紐を使うわけでもなし、抱きっぱなしでは疲れるだろうと思う。 子供用品の売り場へ行けばベビーカーは何種類も並んでいる。 近所の散歩に使う人も見かけるが、繁華街やデパートでは殆ど見ない。 そして、バスに子連れが乗れば必ず誰かが席を譲るのである。 店はデパートや映画館なぞのある一角で、アヒルのスープで有名だった。 このスープのために店予約したんだから、と一人の女性が言った。 その日は近く結婚することになっている男性が料理を注文した。 どうやら彼のおごりであったらしい。 彼は丁度私の隣に座っていて、豚足の料理が運ばれてきたときに 「これうまいんだよ。仕事で来たときに食べて、忘れられなくてさ」 と言った。 (確かにおいしかった) 子供用の椅子があったのだけれど、かんかんは小さすぎて座れない。 私か夫が抱くか、店員に見てもらうしかない。 外で食事をすると店員が結構子守りをしてくれて、かんかんも 若くてキレイなおねえさんにはすぐなつく。 そのうちまたぐずり出したので、もう一度授乳したら(もちろんトイレに 移動である)、夫に抱かれて眠ってしまった。 店員に頼んで椅子を2つ並べた上にかんかんを寝かせて、上着をかけた。 寝ている子供は天使である。 うーん、かわいい。 しばらくしてかんかんが起きたので、夫がその場で小水をさせた。 後は店員にモップで拭いてもらって、お終いである。 汚いという感覚はなく、赤ん坊なんてそういうものなのだ。 学生時代列車の中で、向かいの子連れが赤ん坊に列車の床で小水をさせるのに 驚いたことがあったが、今自分が同じようなことをやっているのである。 日本ではありえないなあ。 絶対。 |
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2006年2月01日 01時31分39秒
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目がさめたかんかんは珍しそうに辺りを見ていたが、 泣きも騒ぎもせず並んでいる料理に手を伸ばしたりもしない。 箸や皿や匙には触りたがるが、持たせると落として割ってしまうから、 離して置くのである。 巣湖の銀魚と卵の蒸しものが来ていたのでかんかんに食べさせた。 合肥の街から東南へ向かうと、巣湖市になる。 巣湖は淡水湖で、巣湖の銀魚(白魚のような、小さくて透明な きれいな魚である)、と言えば昔は貢物にされるようなもので、 他の場所ではとれなかったそうだ。 こうやって卵と蒸したものは消化がよく栄養価も高い。 味の濃さが気になるところだが、この辺りでは食卓に並んだものを なんでも子供にたべさせる。 一度 「味が濃いのって大丈夫?」 と言ったところ、 「栄養が偏らないように何でも食べさせた方がいいのよ」 と言われた。 そういう問題なんだろうか。 どのみち蒸し卵は味が薄い。 他にスズキの蒸し物の頬肉(目の下の肉で美味)、ゆで蝦 (殻をむいて酢をつけてたべる)、銀饅頭(味つけしない小さな蒸しパン)、 ゆで麺(味がなく青菜が少し入っている)にアヒルスープをかけたもの、 なぞを、冷まして、少しずつたべさせた。 この頃は家でも蝦や魚をたべさせる。 かんかんはあまりたべようとしないのである。 食べ物よりおっぱいがいいらしい。 そういえばこの時期果物も米粉も殆どたべなかったが、 バナナだけは一本平らげた。 食事の後で運ばれる果物はサービスである。 かんかんはみかんの汁を少し、のんだ。 |
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2006年2月01日 10時20分53秒
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かんかんは9ヶ月を過ぎ、ますますかわいくなってきた。 姑がしょっちゅう抱いて外へ連れて行くので、 近所の小母さん連中にも人気がある。 午前中、買い物から帰った姑がかんかんを抱いて外へ降りる。 私はその間に洗濯や掃除をしてしまう。 午後かんかんが昼寝から覚めると、また姑が外へ連れていくのである。 かんかんがいない間に午後の洗濯やシャワー、繕い物を済ませる。 シャワーは太陽熱だから、昼間に浴びたほうが都合がよい。 夜遅くなると湯が冷めてしまうのだ。 私はそうやって毎日シャワーを浴びたいが、夫や姑はそうでもないらしい。 シャワーでさっぱりすることより体を冷やすのが嫌だと言うのだ。 聞いた話だが、大陸の人は日本人より毛穴が大きく数が少ないそうである。 私はシャワーを浴びないでいるとすぐに毛穴が詰まったように感じて 気持ち悪いのだけど。 と、いうわけで、ゆっくりかんかんと遊ぶ時間があまりない。 夕食の後は片付け物をするが、その間かんかんは姑と夫が構いっ放しに するのである。 親子孫三代で仲良くやっているから、私は大抵退散してネットに上がる。 なんというか、入っていきづらいのだ。 別に意識しなくてもよいのかも知れないが。 9時前になると、私はかんかんを連れて寝室に入る。 おっぱいの時間もあるし、そろそろ寝かせたほうがよい。 かんかんはこの時期なかなか寝つかず、深夜までお目目ぱっちり。 股われだから放っておくわけにもいかない。 寝かせる、というのは姑の手前で、この時間になってやっと かんかんとゆっくり遊べるのだった。 抱っこして日本の歌をいくつも歌ったり、ひざに乗せてとんとん したり、する。 足をV字に立てて間に座らせて体ごと左右にゆらすと、かんかんは にこにこするのだ。 面白いらしい。 服の中におもちゃを隠して探させる。 ふくらはぎに座らせて両手をつないで、ぎっこんばったんもやる。 かんかんと日本語で遊べる貴重な時間だ。 みんな日本語がわからないので、家の中にでも中国語で 通すことが多かった。 そうやって遊んでおっぱいをのんで、かんかんは眠るのである。 そのおかげか、今でもベッドに連れて行くと かんかんは遊ぶ気まんまんで、まま。。。と目を輝かせる。 早く寝てくれ。。。 |
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2006年2月01日 10時15分08秒
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夫がヌークの子供用クリームを買ってきた。 かんかんが風に吹かれて真っ赤な顔をしているから、というのである。 確かに丸いほっぺがかさかさになっている。 中国メーカーのものもあるがどんな風に作っているかわからぬ。 ヌークならドイツメーカーだ。 生産管理もきちんとしているだろう。 何を買うにしても、外国メーカーの方が印象がよい。 ピジョンのものも売っているが、高価である。 朝、湯で絞ったタオルで顔を拭いてやり、その後クリームを塗ってやる。 これでいいね。 ところが。 例によって例のごとく姑が口を出すのである。 「クリームを塗っていないだろう」 塗りましたよ。 「少なすぎる。それっぽっちで足りるもんかね」 多ければいいってもんではなかろう。 「たくさん塗っておいたほうがいいんだよ」 そして、小さな顔にこってりと、クリームを塗るのである。 それでは逆効果だと、思うが? 少しずつ2度塗ってやるくらいがよいのだ。 「一回で済ませたほうが早いだろう」 早くやる必要があるのか。 私は黙って見ているのである。 姑は1から10まで口を出し関わらなければ気がすまないのである。 勘弁してほしいわ。 かんかんはままの困惑なぞ知らぬ。 すっかり姑になついて、外へ出かけるのを楽しみにしている。 勝手にすればよい。 私は姑と出かけて外でごたごたと小言をくらうのは、いやである。 姑がかんかんの顔にクリームを塗っていた。 いつもの、上等のクリームではない。 外の店で1元で売っているものである。 どんな作り方、どんな材料を使っているかわかったものではない。 「うちの近所はみんな子供にこれを塗っているのだ」 何か問題が出てからでは遅いぞ。 責任、とるのか?? もういい。 勝手にすればよい。 私は、関わりたくない。 「君は母親だろう。 そんな無関心な母親は失格だ」 うるさい。。。 |
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2006年2月01日 10時16分53秒
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勤め先の上司と話していたときのこと。 「どこに住んでたっけ」 「○○路ですけど」 「えー」 上司は驚いた顔をした。 「なんであんな辺鄙なところに住んでるの?ご主人○○大でしょうが」 「主人の実家なんです」 「えええーーー」 何よ。 「同居?お姑さんと?」 「そうですけど」 「はーーーー」 何なのよ。 「よく、我慢してるねえ。 うちも子供生まれるときに俺の実家だったけど、かみさん駄目だったよ。 俺の母親と合わなくてネ」 そうなの。 「大体、今はよほどのことがなければ同居なんてしないよ。 出産だって自分の実家に帰るもんだ。 世代が違うからね、うまくいかなくて当たり前だよ」 そうですよねえ。 「そうだ、うち○○大の中にもう一軒部屋持ってんだけど。 よかったら貸そうか?」 「わー。助かります」 「かなり汚れてるから、掃除大変だけどね」 どこにでも住んでやるわよ。 ぼろアパートは経験済みだ。 普通国営企業であれば、福利厚生で安く部屋を買えるものである。 それがなぜか夫には回ってこない。 大学の中に住めるのなら静かでいいだろう。 何より、姑と一日中一緒にいなくてすむ。 週末はかんかんをつれて戻ればよい。 私の職場にだって近くなる。 ところが、夫が反対するのである。 「僕に部屋がないって言ったの?」 「あなたの実家で○○路に住んでるって言ったのよ。 義母と同居してますって。 それだけじゃないの」 「どうせ大変だとか辺鄙だとか言ったんだろう」 言うか、馬鹿。 向こうがそう言ったんだ。 赤の他人がわかることをなんでアナタはわからないの? 「そんなところへは引っ越さないからね。格好悪いじゃないか」 国営企業では、部屋がないイコール面子がないのである。 じゃあどうしろと? 私は一日中姑と一緒にいるのは、嫌だよ。 「なんでここが気に入らないんだ? 家事もしないし子守だってうちの母親がしてるじゃないか。 大事にしてもらってありがたいと思うべきだ」 私はこの家で居場所がないのだ。 嫁らしいことをしようにも、思うようにはできない。 下手に手を出して姑にヒス起こされるのはごめんだ。 日本食だって作って食べたいのだよ。 「勝手に作ればいいじゃないか」 作って姑に露骨に嫌がられるのは、いやじゃん。 「そんなことほっとけばいいさ」 そういう問題じゃないんだけどなあ。 |
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2006年2月01日 16時18分26秒
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国慶節もすぎて少しずつ寒くなってきた。 とはいえまだそんなに厚着をする時期ではない。 暖房はしないのが普通だが、それでも今頃から厚着していては先々持たぬ。 長袖のカットソーなぞを着るようにしている。 ところが。 姑が寒いを連発して、早々と毛糸を着込むのである。 まあ、歳だからねえ。 そして自分だけではなくかんかんにも厚着をさせろとうるさいのである。 寒いに決まっていると言うのだ。 そうなのか? 姑の言うとおり、かんかんに上着を着せてズボンも二本穿かせた。 オシリが出ているのだから、これでもいいだろう。 「それじゃあ駄目だよ。あたしの作った綿入れがあっただろう? あれを着せなさい」 なんで今から綿入れよ。 「風邪引いたらどうする」 子供の風邪は普通だよ。 「風邪なんか引かせたら育たないからね」 姑の時代はそうだったのだろう。 子供に栄養つけようにも食料がなく、薬も手に入らなかったのだ。 今は大抵のものは揃っているし、子供用の風邪薬も普通に手に入る。 しかし、姑は立てておいたほうが平和である。 やれやれ。 夜寝るころになって、かんかんがぐずり出した。 どうしたというのだろう。 背中を触ってみると、じっとりと汗をかいている。 暑いのだ。 「たまんねえよなあ」 夫がぼやく。 「今から綿入れだよ?冬になったら何着せるんだ」 あたしもそう思うわ。 綿入れの上着を脱がせてやると、かんかんはほっとしたような顔になって すぐに眠ってしまった。 よほど暑かったのだろう。 可哀想に。 「もう昔とは違うさ。 大体子供なんて暑がりなんだよ。 子供の頃にやたら厚着させるから中国人は体が弱いんだ」 アナタはかなり丈夫だと思うけど? この時期街では、よくころころに着膨れた赤ん坊を見かけた。 綿入れの下にセーターと長袖シャツを着せられている。 かんかんは長袖に薄い綿入れだから、薄着の部類だったわけだ。 真冬はどうするのだ、真冬は。 マイナス8度だぞ。 今から着せればいいってもんではないと思うが。 「子供はね、寒いんだよ。 とにかく着せておかなきゃ」 その伝統的観念を疑わないのは、どうしてなのだ? |
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2006年2月01日 12時37分21秒
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