↑おお。ひとの心より冷たきものがあるらむか。

 

平成20年9月1日(月)  表紙へ  昨日に戻る

蘇鶚さんに、8月28日29日の講釈で後回しとされた

B常堅冰

C変昼草

の解説をしてもらわねばなりません。

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B「常堅冰」について。

拘弥国には、大凝山という山があり、その山中深くに冰がありますのじゃ。この冰は、

千年不釈。

千年釈けず。

千年の間、一度も溶けたことがない。

そういうのを永久氷河というんでしたかな。

この冰を砕いて、

及齎至京師、潔冷如故。雖盛暑赫日終不消。

京師に齎至するに及ぶも、潔冷なることもとの如し。盛暑赫日といえどもついに消えず。

その国の都に持ち込んで来ます。それでも、透明で冷え冷えとしていること、山中にあったときのごとく、最も暑い時期、じりじりと太陽が照らす日々であっても、溶けて消えてしまうことがない。

「というすごいものでございまする」

というのが使者の口上であった。

確かに拘弥国からの数万里の距離を、何ヶ月もかけて運搬してきているのだが、溶けていない。

「それはそれは不思議な冰じゃのう」

と皇帝、珍しがって、しかし自分ではイヤなので、試みに近侍の者に命じて

嚼之即与中国冰凍無異。

これを嚼むに、即ち中国の氷凍と異なる無し。

これを一かけら口に入れさせてみたところが、

「我がチュウゴクの冰と、まったく同じように感じられまする」

とのことであった。

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「はい。今日はここまで。明日朝の仕事があるので、早仕舞いじゃ」

蘇鶚さんはそう言って、布団に入ってしまいました。どうしても続きを見たいひとは、「杜陽雑編」に当られたい。

ちなみに今日は職場でちょっとびっくりしたことがありました。

 

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