B常堅冰
と
C変昼草
の解説をしてもらわねばなりません。
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B「常堅冰」について。
拘弥国には、大凝山という山があり、その山中深くに冰がありますのじゃ。この冰は、
千年不釈。
千年釈けず。
千年の間、一度も溶けたことがない。
そういうのを永久氷河というんでしたかな。
この冰を砕いて、
及齎至京師、潔冷如故。雖盛暑赫日終不消。
京師に齎至するに及ぶも、潔冷なることもとの如し。盛暑赫日といえどもついに消えず。
その国の都に持ち込んで来ます。それでも、透明で冷え冷えとしていること、山中にあったときのごとく、最も暑い時期、じりじりと太陽が照らす日々であっても、溶けて消えてしまうことがない。
「というすごいものでございまする」
というのが使者の口上であった。
確かに拘弥国からの数万里の距離を、何ヶ月もかけて運搬してきているのだが、溶けていない。
「それはそれは不思議な冰じゃのう」
と皇帝、珍しがって、しかし自分ではイヤなので、試みに近侍の者に命じて
嚼之即与中国冰凍無異。
これを嚼むに、即ち中国の氷凍と異なる無し。
これを一かけら口に入れさせてみたところが、
「我がチュウゴクの冰と、まったく同じように感じられまする」
とのことであった。
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「はい。今日はここまで。明日朝の仕事があるので、早仕舞いじゃ」
蘇鶚さんはそう言って、布団に入ってしまいました。どうしても続きを見たいひとは、「杜陽雑編」に当られたい。
ちなみに今日は職場でちょっとびっくりしたことがありました。