↑わたくしがしているのが「叉手」でございます。ヘビジャーには絶対できませぬ。

 

平成20年9月3日(水)  表紙へ  昨日に戻る

五代・孫光憲「北夢瑣言」には唐の末から五代にかけての「事件」「有名人のエピソード」の類を多く記録している。

くだらんのも多い。

王凝というひとの逸話。王凝は晩唐のひとで、官は礼部侍郎(文部次官)、商州刺史に至る。

このひと、

毎寝必叉手而臥。

寝ぬるごとに必ず叉手して臥す。

毎晩寝るときには、必ず両手の指を交差させて組み合わせたまま寝た。

「叉手」「拱手」と同じく、両手の指を組み合わせることで、胸の前で叉手(拱手)を行うのは目上の者に接するときの礼である。

あるひとが訊ねた。

「どうしてそのようなことをしてお眠りになるのですか」

すると、王凝は答えた。

慮夢中見先霊也。

夢中に先霊に見えんことを慮るなり。

夢の中でご先祖さまにお会いすることがあるといけないからのう。

王凝は死後、文公の謚名を賜った。このひとも「ご先祖さま」になったわけだ。果たして夢でご先祖さまに会ったことがあったのかどうか、死後に子孫のところに現われたことがあったのかどうか、そういうところが知りたいのだが、孫光憲は黙して答えぬのである。

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今日は以上です。明日朝のしごとあるので寝ます。叉手はしないで眠る、と思います。

 

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