1997年10月10日名古屋空港出発はAM10:55、パラオ到着はPM15:05頃(時差は無し)の予定、所要
4時間、さすがに直行便は便利だ。
KBブリッジは、昨年10月崩落したままだが、浮橋が仮設されていたので、先回(注1)の様に、ボートに乗
り換える必要は無かった。ホテルに着いたのはPM16:00頃、「ニッコーパラオ」
は小高い丘の中腹にへばりつく様に建っていた。
PPRと較べると(注1)フロントは狭く、13人も入るとホールは
満員状態だ、チェツクインもそこそこに、明日からのファンダイブや体験ダイビングの打ち
合わせに入る。今まで、ろくな現地旅行社に当たらなかったが、今回の現地ツアーエージ
ェントの「ベラウツアー」は中々気に入った。担当の、一寸そそっかしいが、元気の良いユーコ
さんを始め、スタッフは我々の注文に気持ちよく対応してくれた。
注1) 昨年5月に個人でパラオに来た。(ちなみに、一昨年6月にも来ているので、パラオは3回目になる。
ツアー 1日目の夕食は、「どらごん亭」で取る事にした、マングローブガニに始まり、海亀のステーキ、等々を堪能。
しかし、帰りのタクシーで一揉め、運転手が、先に行ったグループのタクシー料金も払えと言うので、払ったのだが、後で聞くと、前のグループも料金を払ったと言う。見事に料金をニ重取りされた訳だ。しかし、翌日ホテルのフロントで、ドライバーとバッタリ鉢合わせ、文句を言
うと、$20返して、懲りずに翌日の売り込みまでして行った。
パラオのタクシー代金は、それ程ふっかけられる事はないが、ドライバーによって随分
差がある様だ、特に待ち料金が30分で$10位、くらい掛かる様で、後で揉めたく無かったら、事前に交渉す
る必要がある。
10月11日 AM 8:10ホテルピックアップ、他のホテ
ルを 4軒ばかり廻りマラカル島の、ダイビングサービス「BLUE
MARLIN(ブル
ーマーリン)」に到着、出港は「シャンデリアケープ」のすぐそばの港。準備もそこそこに大型
2階建てボート「MELUIS(メルイス)」号に乗って出発。船足は少々遅いが
居住性はバツグンの快適なクルージング、(なんと、トイレ、淡水シャワー付)。
ポイン
トが近づくと、スタッフは我々の器材をメッシュバッグから引張り出してセッ
ティングを終えている。
1本目は「ゲロン インサイド」 ボトムが穏やかな砂地のポイントだ、小手試しに丁度良い、透明度はさほど良くないが、比較
的流れは少なく、珊瑚礁が美しい、ガイドが前方を指さしている、目を凝らすと、ガーデ
ンイールが無数に砂地から顔を出して、身体を揺らしている、息をひそめて近づこうとす
るが、敏感に察知して穴の中に潜り込んでしまう。
2本目は「ゲロン アウトサイド」、
1本目とは打って替わってダイナミックなダイビ
ング、壁を左手に見ながらドロップオフを泳いでいくと、見事なイソバナが見られる、透明度はバツグンに良い。ウメイロモドキ、カスミチョウチョウウオやノコギリ
ダイの群れの交錯する中をくぐる。
今日の夕食はニッコーパラオの
ディナーショーと決定、演し物は、パラオの少女達のダンスだ、ショーの終盤に、突然レイや花の髪飾りを、首に掛けられる、一緒に踊れと言う事ら
しい、私を含め周りに座っていた、我々のメンバー6人が踊るはめになった。
10月12日
昨日と同じパターンで、「MELUIS(メルイス)」号に乗って出発、メンバーはかなり少なく、船上はゆったりしてい
る。ポイントに向かう途中、イルカの群れに遭遇、目の前で数頭のイルカが水中で船と交錯
し、ジャンプするのを見る事が出来た、写真を写そうとするが、動きが速く、とても追い
つけない。
1本目は「ブルーコーナー」 やや浅めの場所でエントリーして集合、ドロップオフに沿
って泳いで行くと、サメやギンガメアジの群れが顔を出す、透明度はやや悪い様だ、棚の
上には、ナポレオンやノコギリダイの群れ、流れは殆ど無く、少々拍子抜
けした気分だ、そのせいか、大きな群れも見られず、期待していたバラクーダも見る事が
出来なかった。
2本目は「ジャーマンチャネル」、途中アジやサヨリ、マダラタルミの群れと出くわす
、スケールは少し小さいが、まるでブルーコーナーが引っ越して来た様な賑やかさだ、海底を見回すと、ダテハゼやガーデンイール、(ここのガーデンイールは人擦れしているの
かゲロンインサイドの時の様に、近づいてもすぐ引っ込んだりしないので、ゆっくり観察
することが出来た)、しかし「マンタ待ちの根」では先に潜った、数グループでラッシュ
アワー並に混雑しており、巻き上げられた砂で水中は浮遊物だらけ、これではマンタも来にくいだろう。結局、はるか遠くを引き返して行くマンタの姿を見ただけに終わった。
今日の夕食は、カープレストランのスペシャルディナー。メニューは、おまかせ、予算
$30。今回のツアーの目玉料理!「フルーツバット」が、お披露目用に、そのままの姿で
テーブルの上に横たわっていた、真っ黒で結構迫力がある、翼の差し渡し40センチはあるだ
ろうか、想像していたより、ずっと大きい。料理は、ナポレオンのお造り、シャコ貝の茹でた物、混ぜご飯、ヤキソバ、タピオカ、
山盛りのマングローブガニ、ヤシガニ、ロブスター、揚げ魚等々、食べきれない程の料理が
次々にテーブルの上に並べられる。量はすごいが、味付けは現地風なのか今一つ。そして
メインディッシュ「フルーツバットのスープ」、ブツ切りにされた奴が、脂ぎった白いス
ープの中に浮かんでいる、肉片を齧ってみるが、毛がそのまま残っており、食べられそう
な所が少ない、翼はまるでチューインガムを噛んでいる様だ。
10月13日「ベラウ ツアー」で、船を1艘チャーター、
ロックアイランドツアーに向かう。ガイドは陽気なプレス
リーと、ボートオペレータの無口なサムソン、高速船はロックアイランドを通り過ぎ、ジ
ャーマンチャネルの近くまで足を延ばす。
午前中はボトムフィシング、魚の切り身を餌に
錘と糸だけの脈釣りだ、深さは20mも有るだろうか。針を入れたとたんヒ
ット、しかし出だしこそ、良かったものの、その後ポイントを数カ所換えるが、釣果は結
局、計14尾に終わった。
昼食は無人島での、バーベキューと行きたい所だが、残念ながら弁当だった、いつもダ
イビングに行く途中、目印にしている、「鯨島」のすぐそば、3ツの島(オモカン島?)
の作る浅瀬、素晴らしく綺麗なビーチに上陸して昼食、ここは初めて訪れる島だが、どう
やら、こうしたアイランドピクニックの休憩場所になっているらしく、一応男女別のトイ
レまで設置されている、プレスリーが先程釣った魚を早速、刺身にして振る舞ってくれる
、器用なものだ。
昼食後は、皆で腹ごなしにシュノーケリングを楽しむ、ここのビーチの透明度や珊瑚礁
は、最高とは言えないが、ロケーションは素晴らしく、遠浅で、シュノーケリング初心者
には最適の場所だ。
昼食後、リクエストした
ジャーマンンチャネルに向かう、何時見ても一面の浅瀬の中に
走る、一筋の澄んだ青い流れ、青空とのコントラスト、人工物なのにもかかわらず、この
水路は美しい。
偶然にも、ダイビング帰りの「 MELUIS(メルイス)」号と遭遇する。午後は、ロックアイランドまで戻りシュノーケリングだ、魚の切り身を手にすると数えき
れない程の小魚達が集まって来る、水面すれすれには餌を奪い合う、サヨリの姿も見られ
る、透明度はさほど良くないが、珊瑚礁は元気で、ナポレオンまで集まって来る。 2カ所めは、「ソフトコーラルアーチ」アーチ状のケーブの底をびっしりソフトコーラ
ルが覆っている、パラオの海は奥が深い、こんなポイントがあるなんて!ダイビングする
のには一寸物足りないだろうが、シュノーケリングでは満足出来ない、しかし夕刻が近く、太陽が陰っていたのが残
念。太陽の輝きの下で見たら、ここのソフトコーラルは、どんなに素晴らしいだろう。
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| ロックアイランドツァー |
ジャーマンチャネル |
メルイス号 |
途中ジェリーフィシュレイクに寄った「MELUIS(メルイス)」号を今度は追い越
し港に到着、
雄大な海を体験して、パラオ病が蔓延がしそうだ。 今日の夕食は、予算が厳しくなってきたせいもあるが、チープにロックアイランドカフ
ェのディナー。我々は3人で16inchのピザ
( トッピングはオニオ
ン、ベーコン、ベルペッパー、パイナップル。)を注文したが、出て来たピザを見てびっくり、予想を越え
た大きさだ、全部食べたのは良いが、夜中まで胸焼けに悩まされる。
10月14日出発までコロールの市内に朝食を兼ねてショッピングに出かけることにした、まずロックアイ
ランドカフェで朝食、パンケーキとソーセージセットを注文する、出て来たのは厚手のホ
ットケーキ 3枚重ね,味は中々美味しいが、何せ量が多い。コーヒーも美味しいが飲み放
題で、ウェイトレスは本当にウェイトレスでコーヒーを飲む傍から注ぎ足して来る、結局
、夕べに続いて、お腹が一杯になってしまった。
次に腹ごなしの散歩も兼ねて、ショッピング、先ずシェルミュージアムと隣の土産物店
を覗く、次に 郵便局で切手を物色、WCTCショッピングセンター等々を回る、 最期にタクシーを捕まえ、PPRのDFS経由でホテルに戻る。
このタクシーの運転手
は良心的で、普通なら片道$10は取る所を、全行程(ショッピングセンター→シェル
ミ ュージアム→ PPR→ニッコーパラオ)で$
9で良いと言う。日本語の観光ガイドとシ
ェルミュージアムでのショッピング待ちも含めて。
全員ホテルで集合した後、「ふるさとレストラン」で昼食を済ませ、空港に向かう、空港ではダイビングで一緒だ
った人達、も含め一部の女性を除いては、真っ黒に日焼けした健康的な笑顔を見せている
、楽しそうな顔こそ、此処にふさわしい。
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