マイナーな世界。
「ステレオ写真」の歴史はかなり古くて。Yahooオークションなどで「ステレオ写真」で検索すると、昭和初期のステレオ写真を割と簡単に見つける事が出来たりする。
人間は、2つの目で見るから物が立体的に見える。ステレオ写真の原理もそれと同じで、目の間隔と同じくらい離れた位置にレンズを2つ並べて、シャッターを切る。写った右の写真を右目、左の写真を左目でみることで、立体的に見える理屈です。
私が「ステレオ写真」を始めて目にしたのは、小学校の修学旅行で行った京都の土産物店だったと思う。スコープを覗くと、そこには舞妓さんが京都の古い街並みを背に異様な立体感を持って佇んでいました。今では、あまり目にしませんが、当時は、観光土産として、それ程珍しい物ではなかったと思います。
写真を趣味とする様になってから、次に私が「ステレオ写真」を目にしたのは。仕事で行った台湾の国際空港の土産物店でした。観光名所・動物園・植物園 etc・・色々な種類の「ステレオ写真」が並んでいました。その場で、買ったのは言うまでもありません。その後、何度か、こんな写真を撮ってみたいと思っていました。
「ステレオ写真」を写すには、主に三つの方法があります。
1).専用の「ステレオカメラ」を使用する。
2).「ステレオアダプター」を使用する。
3).2台のカメラで撮影する。
ところが、まず「ステレオカメラ」は現在、日本国内では殆ど生産されていません。理由は簡単、売れないからです。最初に言った様に、結構古い歴史を持ちながら、「ステレオ写真」はブームにはなれませんでした。
同様に、一眼レフに取り付ける「ステレオアダプター」には、ペンタックス用の物と、LOREO社の3D
Lens in a cap位しか見当たりません、それとこの方法では、画質に問題がありそうです。
2台のカメラで撮影するのには、一眼レフであればダブルレリーズを使用すれば簡単ですが手持ち撮影には不向きです。ただ、最近の一眼レフは、電磁レリーズなので電気的に同期させる事が可能になりました。
撮影するのは、とにかく「ステレオ写真」には、そのまま見ただけでは立体に見えないと言う、致命的欠点があります!(慣れれば、裸眼でも立体視は出来るのですが通常は、ビュワーが必要です。)それでも、一度その立体感を体験すると、自分で、撮って見たくてたまらなくなります。
|