『ゴキブリ対策・後日談』         2004.08.23
      

 三年前のゴキブリ対策後も頻度は減少したが、出没する度に侵入孔はどこかと
考えては封止作戦を続行した。この戦闘は永遠に続くのではなかろうかと迷いも
した。しかし、もう一ヶ月以上も敵の顔を見ていない。
あれが最後の戦線となったのかと思い当たる節がある。
的を得ていないものもあったかも知れないが、この作戦は大筋では正しかったの
だと確信のようなものが湧いて来た。
その要点は次の三点にある。
  (1)外部からの侵入孔を封止する。
  (2)隠れ家となるものを出来るだけ撤去する。
  (3)餌となるものを内部に残さない。
ここでは、前回掲載した以降の主な対策項目を列挙し、次にこの経験からビジネ
スチャンスになるのではないかと思う提言をする。
なお、最後の戦線と思われる戦闘は次のように行われた。
暑い日の夕食後、クーラーを効かせた居間の襖を明け隣室に入ると、革の鞄の側
に小形の奴が一匹いた。慌ててスプレーを持ってきて奴を目掛け噴射した。一度
で敵に大打撃を与え、直ぐに捕獲しせん滅した。
それから小一時間もして、同様に隣室に入り明かりを点けると鴨居の上の壁面に
大きなのがいた。見ただけで怖気づいてしまう位のもので中々手強かった。
戦闘は数分間にも及んだが何とか勝利を得た。
一回目の戦闘は短時間で終了したが、後始末に時間を要した。と言うのは、鞄に
スプレーの液がかかり変色したのだ。表面を布で何度も擦ってみたが落ちなかっ
た。翌日見ると元に戻っていた。揮発性の液だから時間が経つと消失するものら
しい。
この戦闘の際の敵の侵入孔は、玄関の窓に取り付けた網戸の両端下部の隙間だっ
たらしい。これを封止してからもう一ヶ月以上も敵の顔を見ていない。

[前回以降の主な対策]
  (風呂場)・毛先が使用時にケースの穴から出る頭髪用ブラシ、風呂掃除用
        柄の付いたスポンジは隠れ家となることを懸念し排除した。
       ・波打ち天井板と壁面の隙間封止。
       ・浴室灯のガラスフードと上記天井板との隙間封止。
       ・網戸の内側のフェルトに平行に隙間防止用テープを貼り付け窓
        との密着性を強化した。   
       ・網戸の両端下部の窓枠との隙間を封止。
  (台 所)・流し台の上に立て掛けてあったまな板を吊るして、隠れ家とな
        らないようにした。
       ・流し台に付いている引出しの後部の空間と他の空間を隔絶する
        よう網を取りつけた。
  (トイレ)・壁面に垂直に出ている水道管には化粧キャップが取り付けられ
        塞がれているように見えるが、壁面との隙間がある上、軽量な
        ので封止効果は乏しい。そこでこの隙間を直接シリコーンで封
        止した。
       ・換気扇の内側に網を取り付けた。
       ・網戸の内側のフェルトに平行に隙間防止用テープを貼り付け窓
        との密着性を強化した。
  (玄 関)・網戸の両端下部の窓枠との隙間を封止。

[ビジネスチャンスに関する提言]
 ゴキブリ対策をした家具、電気或いはガス器具等の据付工事におけるゴキブリ
対策は付加価値を高め、ビジネスチャンスになると思う。
例えば、流し台の引き出し部に他の空間と隔絶するための間仕切りボードを取り
付ければ、引き出しへの侵入防止を施した家具となるのではないか。
エアコン等の据付工事を見ると、壁面の配管導入孔にはキャップが取り付けられ
見た目は良さそうであっても、ゴキブリ対策は全く考えられていない。キャップ
は飾りであって、キャップと壁面には隙間がありコギブリは壁の中からそこを通
って室内に侵入する。その隙間を埋める手間はほんの少しで済む。それを施し、
顧客に喜んで貰えるようにすべきと思う。
家のリフォームも良く言われている。その時、このようなゴキブリ侵入孔を塞ぐ
ことも売り物の一つとして宣伝すれば良かろう。
侵入孔を塞ぐ、隠れ家を作らないことを念頭におけば、新たなビジネスチャンス
も生れるのではなかろうか。
 誰でもゴキブリの顔を見ない快適な暮らしを望んでいると思うから。
                                 以上