| Longwood Garden より、お花便り |
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お元気ですか?日本はもう桜便りの届く頃でしょうか? こちらは、まだ寒い日がつづいています。
登山シーズンでもなかなか行けないヒマラヤ、まして蛭のうようよいる雨季のシーズンに行こうというのはよっぽど物好きでしょうか。しかしその時期しか見れない花もあります。そのひとつGiant
Himalayan Lilyを、Longwood Garden
の温室で促成して花を咲かせましたので、写真をお送りします。ここペンシルバニアは、日本と同じ高温多湿の夏で、ヒマラヤ育ちのこのユリは夏ばて(?)してうまく育ちません。Longwood
G.では夏の間は、冷蔵庫に入れて、休眠させ、涼しくなってからグリーンハウスで育てます。写真の、Alanさんが育てました。
2003年のブータンの旅で一株を見ましたが、花はほとんど終わっていました。
Cardiocrinum
giganteum というのが学名で、日本でおなじみのウバユリの仲間です。花の咲くのは自然では、6月ごろです。日本のウバユリは、上高地で見たのを覚えています。
この世界一大きなユリは、東アジアヒマラヤ、ネパールから、アッサム、シッキムにかけての、1500mから3600mの森の中に育ちます。種から咲くまで、約7〜8年かかり、咲いた後は枯れて、小型の球根をまわりに残します。この球根(鱗茎)からでしたら、3〜4年で花が咲きます。花は白色で小豆色の模様が内側にあります。固体によって、花が緑色にちかかったり、小豆色の模様が大きかったりと変化があります。花はとてもいい香りがします。花茎は2m近く、私は背が低くて花まで届きませんが、香りは遠くまで漂ってきます。本によると3m近いものもあるそうです。
Longwood Garden
では、ヒマラヤの青いケシも、3年前から促成に成功して、3月に、コンサバトリーに約40株咲いています。この花も暑さ嫌いなので、ペンシルバニアではうまく育たず、毎年苗をアラスカや、カナダから輸入して、涼しくなった10月頃に、冷蔵庫からグリーンハウスに出して育てます。
約2週間で花はおしまいです。興味のある方はこちらのサイトをご覧下さい。
実際にヒマラヤで見る青いケシは、何種類もあり、これはそれらから作られた園芸品種のひとつです。
荒川
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