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TEKU・TEKU 2005年2月企画の記録

東京を中心に全国的に"まち歩き"をしているアモルファスな*グループ「TEKU-TEKU(てく・てく)」のメンバーが、2005年2月11日から12日にかけて赤穂を訪れました。ここでは、そのときの"まち歩き"の概要と、TEKU-TEKUメンバーが見た赤穂の各所の評価を紹介します。

*メンバーは必ずしも固定的でないという意味


日 時 2005年(平成17年)2月11日(金・祝)13時頃〜12日(土)16時頃
コース 11日/播州赤穂駅〜赤穂市中心部(お城通りNPOゆめ空港プラザ花岳寺赤穂緞通加里屋工房ミニチャレショップ”いらか”赤穂玩具博物館大石神社赤穂城跡公園赤穂市立歴史博物館赤穂ロイヤルホテルなど)〜尾崎地区密集市街地〜夕食会場 →コース図はこちら

(右の写真は播州赤穂駅前から歩き始めたところ。/photo by R.O.)

12日/赤穂市中心部〜(バスで移動)〜赤穂市坂越地区(街並み保存地区奥藤酒造旧坂越浦会所船岡展望台など)〜(バスと電車で移動)〜岡山県日生町(カキお好み焼きめぐり

参加者 東京周辺からを中心に、岐阜県、大阪府、岡山県、広島県などから計13名。なお、途中参加・途中離脱があったため、同時に歩いたのは9人〜11人。(いずれもコーディネーターを除く)

評価対象と評価点数とコメント

評価は、A(とても良い)=5、B(良い)=3、C(普通)=1、D(悪い)=1として
各メンバーが採点したものの平均をとっています。

お城通りを中心とした市街地環境整備

赤穂市では、城下町の町割りも残る中心市街地において、「平成の城下町づくり」というコンセプトのもと、JR播州赤穂駅から赤穂城跡に続く「お城通り」の拡幅整備や沿道の景観整備、いくつかのポケットパークの整備などが一体的に進められている。
特に、毎年12月14日に行われる「赤穂義士祭」のパレードが行われる「お城どおり」は、忠臣蔵の「刃傷松の廊下」にちなんで沿道に松が植えられ、白壁と和瓦を基本にした城下町風の街並みとの調和が図られている。

評価 3.7(内訳:AAAABBBBC)

  • 道路が広く、道標なども違和感なく、センスよく配置されていて、とても好感が持てました。また、近年岡山県では従来の松林の枯死が問題となっていますので、街路樹の松については、剪定や松枯れ対策はどう処理されているのか、また10年後、20年後にどう変化するのかなど興味深く拝見しました。
     

  • 駅と城との距離が、散策にちょうど良い長さでした。舗装も良かったです。
     

  • 景観が整備され、所々にポケットパークがあり楽しく歩ける。
     

  • 各お店の前面も揃えられ、財政豊かな感じです。これからの経年変化のよる風情に期待します。(まだできたてといった感じ)
     

  • ポケットパークはとてもよい。全体に空間が広くゆったりとした町並みという印象。
     

  • 広い歩道、景観統一、ポケットパークなどなかなか頑張っているが、モダンなのかクラシックなのか、コンセプトがやや曖昧な印象を受ける。全体に明るく開放的な印象であり、歴史的な重さや深みがあまり感じられない。
     

  • 新しくできた映画のセットのような感じがしました。
     

  • 道路やポケットパークの整備に加えて、沿道建築物のデザインも配慮されており、整った街並みになっている。ただ、道路が広がったために、もとの街のスケールとは違う雰囲気になっているのでは。
     

  • きれいすぎる。忠臣蔵ファンの多くが古き良き赤穂城下町の街並みを期待して赤穂に来ているのではないかと思うが、たしかにきれいでいいし、観光案内板があって便利なのだが、あまりにもきれいすぎるのではないだろうか。

(右上の写真は、息継ぎ井戸付近でコースを説明するコーディネーター/photo by R.O.)

 
NPOゆめ空港プラザ

NPO法人「ゆめ空港」が2004年2月にオープンした施設で、高齢者の交流やパソコン教室などのサービスの提供(いきいきサロン赤穂)、蓼(たで)を使った赤穂独特の焼物や染物などの製作や陶芸教室の開催(工房そら/右の写真)、託児サービスの提供(つばさ保育園)という機能を併せ持ち、高齢者等の生きがいづくりや子育て世代の応援を図るとともに、中心市街地の賑わいづくりにも寄与することを目的としている。

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評価 3.3(内訳:ABBBBBB)

  • 市街地内でのこうした活動を重層的に展開する事が重要だと思います。
     

  • こうして中心街で色々な人が集まって活動することがいい。
     

  • 幼児から高齢者まで、さまざまな人たちのための活動として、なかなか頑張っていると思う。
     

  • 染め物の教室、参加したかったです。商品陳列が通りから見やすくするといいのではと感じました。
     

  • なさっていることはすばらしいのですが、外から見たときに関係者でないと何だかわからないのでもう少し分かりやすいといいですね。(視認性アップ)
     

  • 今後こうした施設が各所に増えることが予想されますが。

花岳寺

歴代の赤穂藩主である浅野家、永井家、森家の菩提寺。境内には、赤穂四十七士の遺髪を納めたといわれる墓碑や、江戸時代に彫られた赤穂義士の木像を展示した「義士木像館」、浅野家と赤穂義士の遺品を納めた「宝物館」などがある。また、入口の門は元赤穂城の惣門で、元禄以前の建物として史跡に指定されている。
そのほか、本堂土間の天井に描かれた虎の絵も一見の価値あり(虎がなぜかイチゴを食べている?)

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評価 4.3(内訳:AAAAAABBB)

  • やっぱりこれあっての赤穂ですね。
     

  • 赤穂の2つのへその一つ。義士の歴史をここで聞いて市内を回るとまちの見方がちがってくる。
     

  • 中心街の一角にひっそりあるが、歴史の重みに裏打ちされた風格がある。
     

  • 丁寧なご説明、拝観に際してお線香をあげることができることなど、義士ファンにとっては大変ありがたいお心遣いかと思います。展示資料が大変素晴らしいものでしたので、ただの歴史ファンとしても十分楽しめました。
     

  • 住職夫人の解説がわかりやすかった。
     

  • ガイドしてくださった方のお話が慣れていてとても上手でした。
     

  • 拝観料を払うとちゃんと説明をつけてくれるのは非常にありがたい。
     

  • 赤穂浪士づくめの極め付きが、やっぱりお墓。ちょっと、フェッドアップ的ではありますが、赤穂に相応しいと思いました。
     

  • 赤穂義士のことを知ろうと思ったら、ぜひ来なくてはならない所だが、まわりにお土産やなどもなく、観光地になっていないのがちょっと不思議。

(右上の写真は、あこう観光サポーターのバッジをつけていたコーディネーターが、
一般の観光客のためにカメラのシャッターを押すところ。/photo by R.O.)

 
赤穂緞通加里屋工房

赤穂緞通は、中国緞通をモデルに江戸時代末期から赤穂の地で生産が始まった木綿の敷物で、明治後期には塩田で働く女性の豊富な労働力による生産力が向上し、そのモダンなデザインによって佐賀県の鍋島緞通、大阪の堺緞通とともに日本三大緞通の1つに数えられるまでになっていた。
しかし昭和に入って原綿事情が悪化し、機械化に向かない緞通は衰退の一途をたどっていたが、近年になって伝統技術を学んだ主婦などのグループにより生産が復活し、商品化できるまでに至った。現在は、加里屋工房と中広工房の2箇所で赤穂緞通の製作が行われている。
また最近では、赤穂緞通を使った照明器具や椅子などの新しいインテリア商品の開発や、小型の織機を使った赤穂緞通製作体験ツアーの企画といった新たな展開も出てきている。

評価 3.5(内訳:AABBBBBB)

  • 全国に三箇所しかなく、しかも手のかかる工芸品、とても魅力的な事業だと思います。通りすがりの人間としては、どういう歴史的な背景を持った品であるのか、創業時の明治頃にはどういった使われ方をしていて、どういう図柄が流行していたのか、現在使用するとしたらどういう背景で使用するのか、古いものにはどういった資料があるのか、といったことがまとめて知りたいと思いました。
    緞通に関しては歴史博物館さんでおそらくデータの収集をなさっておられることと思いますが、そうした成果もまた拝見したいです。日本の繊維関係の歴史については、一般の方から要望の多いジャンルであり、展示企画や図録も段々増えていますが、体系的な研究などは欧米に比べてとても少ないように思います。そこら辺が学会にまで進歩しているアンティークキルトと、古布をリサイクルすることで終わってしまっている日本との違いではないでしょうか。
     

  • 仮設小屋で無理をしないで頑張っている感じがよかった。
     

  • 伝統産業として再生を目指したこうした活動は素晴らしい。コースター等手頃なお土産があれば買いたかった。
     

  • 伝統工芸の復興、内容が重みがあります。技術者の輪を広げてるとともに、 製品の使用を日常生活につなげて欲しい。
     

  • 狭い工房だが、伝統を継承・再興しようという市民の活動がすばらしい。
     

  • 失われつつあった緞通を復活させるという試みは、街の伝統や文化を育むという意味で大切だと思う。ぜひ、これからも続けて欲しい。
     

  • 工房なので人に入ってもらう必要はないのかもしれませんが、ショウウインドなど通行人からの視認性が高まるとよいです。
     

  • 正直言って赤穂で緞通を織っているとは知りませんでした。

ミニチャレショップ"いらか"

将来自分の店舗を持って商売を始めたいと考える人に、最初の一歩を踏み出す機会を提供することにより、元気のある商業者の育成と中心市街地(商店街)の活性化を目指した実験的店舗。現在は2期目に入っており、アメリカ製のアンティークの食器やインテリア小物、トレーナーなどを扱う「ONION BOY(オニオンボーイ)(右の写真)と、健康づくりに関するいろいろな食品やグッズが置いてある「POWERFUL BODY SHOP(パワフルボディショップ)」の2店が営業中。※2005年11月末までに両店舗とも退店しました。

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評価 3.0(内訳:ABBBBBC)

  • やる気が満ち満ちたショップ。店内の商品が道路にこぼれ出すような設えができるともっと魅力的になるのでは。
     

  • 商店街の一角に、昔からのお店だけではなく、こういう新しい試みのお店があることが大切だと思う。
     

  • 狭い通りに面した小さなスペースだが、チャレンジショップとしては丁度よい。アメリカ雑貨の店はきっと流行ると思う。
     

  • おいているものはよいが店が狭い。観光客がよりやすい場所かどうか疑問。
     

  • 関係者でないと入りにくい感じがします。
     

  • 赤穂でファイヤーキングに出会うとは思いませんでした。地方での需要がこれからどう変わるのか興味深いです。
     

  • 品揃えにこれと言った特徴が無かった。

赤穂市景観重要建築物

赤穂藩主がその菩提寺である花岳寺に参拝する時に通った道という意味の「お成り通り」に面して立つ歴史的建造物で、赤穂市の景観条例に基づく指定がなされているが、現在も住宅や商店として使われている。

評価 3.3(内訳:AABBBC)

  • 重厚な雰囲気のいい建築物であり、あまり伝統的建築物が見られない街中で、城下町らしさを残す貴重な存在。
     

  • こうした建物で売られている商品は買いたい。周辺もすこし修景すると雰囲気がでると思いました。
     

  • かつての栄華を思わせる重厚な佇まい。惜しいことにまちなみとしての風情がやや乏しい。
     

  • プレートでの説明、さりなげないところなど参考になりました。内部の様子などがわかると、もっと楽しいのですが、生活されておられる方との兼ね合いが大変ですね。
     

  • よく覚えていません。

赤穂玩具博物館

2004年4月に赤穂城跡近くにオープンした個人博物館。古い民家を活用した館内には、オーナーが集めた1万点を超える昭和のおもちゃや看板などから、常時約3,000点が展示され、1階は昔のおもちゃ屋やのようなしつらえになってる。
また、2階の広間には古いちゃぶ台や小学校の机と椅子などが置かれ、昭和のゆっくりした気分に浸れる空間となっている。

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評価 4.3(内訳:AAAAAABBB)

  • 非常に面白い。古い民家に昔懐かしいおもちゃがいっぱい! 館長さんの思い入れがすばらしい。
     

  • 館長さんの思い入れが感じられてとてもよかったです。
     

  • これはスゴイ!個人の力でよくここまでやったというべきか、逆に個人だからここまでやれたのか、とにかく頑張って欲しいですね。
     

  • ついつい引き込まれてしまう施設です。こうした施設がまちのあちらこちらに点在していると、回遊性のある街歩きできるのではないでしょうか。
     

  • ひょっとすると個人的にこのような場所が大好きなだけなのかもしれないが、館主が古くてよいものを守って伝えていきたい、という自分の思いであそこまでモノを集めて博物館にまでしてしまうその心意気にうたれた。東京や大阪・京都にもあのような場所はもっと大きなスケールで存在するし、テレビ番組(なんでも鑑定団)などで世の中の認知度も高まっているが、やはり土地の人々の古い倉庫を開けて出てきたモノを集めてくれる場所があるということで、逆に興味を持って地元の人が自分の家の古い倉庫を開けてみるきっかけになり、ひいては町にある「古いことのよさ」を認識するきっかけになったりもするのではないかと思う。
    その意味で、興味のない人にはただのがらくたかもしれないが、今の時代が失ってしまった、素朴さ、純粋さを伝え守るものとして、玩具が持つ意味は大きいと思いたいところ。建物の規模には限界があるだろうが、今後のますますの発展を期待するとともに、各地で同じような試みがなされることに期待する。
     

  • 館長のこだわりに敬服しました。
     

  • 貴重なジャンルの博物館ですね。事前に玩具の知識がもっとあるともっと楽しめるのだろうなと思いました。何も考えずに楽しめばいいのでしょうが。
     

  • オタクっぽい人が、現実にビジネスを始めて、それがそこそこ成り立っていることに感心しました。
     

  • 内容をもう少し整理し、宣伝したら結構おもしろいのではないでしょうか。

大石神社

赤穂城内にある大石内蔵助等の屋敷跡を中心として、赤穂四十七士と萱野三平を合祀して大正元年に建立された。現在の社殿は忠臣蔵300年を記念して平成14年(2002年)に建て替えられたものだが、大石家の長屋門が江戸期のままの形で保存され、庭園も当時の姿を残している。
そのほか境内には、赤穂義士ゆかりの武具、書画などを納めた「義士宝物館」や、義士切腹250年を記念して1953年に当時一流の彫刻家の製作による木像が展示された「義士木像奉安館」があるほか、悩みごとを書いて水に流す「一文字流し」や水に浮かべると運勢がわかる「水みくじ」といった新しい趣向のアトラクションもある。

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評価 2.5(内訳:BBBBBBCD)

  • 画然・端正な空間構成の境内がすがすがしい。
     

  • 商売がうまい!
     

  • 水みくじやキティ義士、ユニークですね。
     

  • 水につけると見えてくるおみくじなど、アイデアが豊富で面白い。
     

  • 寄付者の名前入りの石造のあったところでしたっけ。赤穂浪士で埋め尽くすという「テーマパーク都市」としてはOKでしょう。
     

  • まだ新しいので落ち着きがないのかもしれません。時の経過に期待。参道に並ぶ石像がいまひとつ。
     

  • 一文字流しや水みくじとかアイデアはとてもいいのだが、四十七士の石像が兵馬俑に来たような気がする。
     

  • 金ぴかという感じで、今ひとつ。

赤穂城跡

赤穂城は、1645年に常陸国・笠間から播州・赤穂に転封された浅野長直(刃傷事件を起こした浅野内匠頭の祖父)が築いた海岸平城で、近世城郭史上珍しい複雑な多角形の輪郭をしている。
1971年に国史跡指定が行われ、現在は大石神社部分を除く城跡全体を公有化して公園として整備する計画が赤穂市によって進められている。本丸跡にはかつての本丸御殿の間取りを復元した舞台が整備されている(右の写真)ほか、二の丸跡では大名庭園の復元工事が進められている。

評価 3.8(内訳:AAABBBBB)

  • 城址のスケールが大きく、堀の形状も複雑でよい。徹底的に保存・復元しようというのもよい。
     

  • 壮大な整備計画、すばらしいですね。赤穂へは15年前、一度両親と行ったきりなのですが、広くて何もない城跡と神社があるだけ、というイメージが強く頭に残っていました。今回は整備計画を拝見して10年後はどういうことになっているのだろう、という楽しみが頭に刻まれました。
     

  • 赤穂城が立体にうきでるようなライトアップとか(世界貿易センター跡地では建物が光で浮き上がるような仕掛けが用いられていました)できるといいですね。
     

  • 城を基地に、都市公園を延々と造っている感じで、それはそれでよいのでは、と思いました。
     

  • 相当な広さの城跡を、公園事業などで着々と復元している。全部完成したらすごいと思うが、公園だけではもったいない。市民参加で、いろいろな活用方法を考えたらいいのでは。
     

  • 各部屋の間取りはわかったのですが、部屋名だけではなくその部屋でのエピソードが書かれたプレートがあると当時の空間が臨場感を持って感じられと思います。(お話にあった家来が大勢入った話など)
     

  • 建物の位置までを復元しているのが立派。
     

  • 考証に基づく壮大な復元事業が進んでいることはすばらしい。単なる整備ではなく生きた使い方が望まれる。

赤穂市立歴史博物館

赤穂城跡のかつて米蔵があった場所に建設された市立博物館で、赤穂城側は土蔵をイメージしたデザインになっている。館内では、赤穂の塩、赤穂の城と城下町、赤穂義士及び旧赤穂上水道の4つをテーマにした展示が行われている。赤穂義士関係の展示品には本物の血判状も(ただし、結果的に討ち入りに参加しなかった人のもの)

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評価 3.3(内訳:ABBBBBBB)

  • 美しいデザイン、充実した展示内容がいい。製塩の歴史もよく分る。
     

  • 蔵の形の外観のデザインはとてもよかったです。
     

  • 塩の作り方、赤穂の土木技術のすばらしさ等勉強になりました。このような施設で昔の製法の塩等・・・塩づくり等が体現できるといいですね。
     

  • 塩の話が良くわかりました。
     

  • 製塩業の歴史や過程が良くわかりました。
     

  • 塩の造りかたなどの展示は分かりやすい。城側からみた5つの蔵のようなデザインが、反対側ではまったく違うのはちょっと不思議。
     

  • 赤穂の歴史がよくわかり、民俗資料などのレイアウトも参考になりました。 ただ企画展示や特別展示の時には別室があるのかな、このレイアウトだとどうなるのだろうなどと考えてしまいました。どこの館でもそうですが、常設展示とイベント系展示との仕事・部屋割りのバランス取りは大変だと思いますので。
     

  • 外観と比べ、内部は近代的すぎ、あまり特徴がない感じがする。

赤穂ロイヤルホテル〜内壁に黒田征太郎のイラスト〜

赤穂城跡のすぐ横に立地するシティ・ホテル。2004年からは、大阪出身でニューヨーク在住のイラストレーター・黒田征太郎氏の協力を得て親しみやすい新感覚のホテルづくりを目指しており、ロビーなどの壁に黒田氏のイラストが数多く描かれているほか(右の写真)、黒田氏が子供たちといっしょに絵を描くワークショップ・「絵話(かいわ)教室」などのイベントも行われている。

評価 3.5(内訳:AAABBBBC)

  • ホテルの壁に自由にイラストが描かれていくなんて、とても素敵なことですね。こうしたイベント、単純に大好きです。
     

  • なにかリズムを感じるような絵で楽しかったです。この絵がホテルから飛び出しまちに広がっていくといいですね。
     

  • ホテルの壁にイラストを直接描いてもらうのは、とても大胆な試み。街の中でも、そういうスペースを創ったら面白いのでは。
     

  • 日常的な空間のアートはとてもよい。
     

  • 手作りイベント的の思いが伝わってよかったです。
     

  • 小さいが立派なシティホテルであり、イラストのワークショップなど、地域活性化への姿勢がうかがえる。
     

  • エレベーターホールに黒田征太郎のイラストが何気な無く画かれている。
     

  • もともと黒田征太郎の絵は、あまり良いとは思わないので。

尾崎地区

赤穂市中心部から東の千種川左岸に古くからある密集市街地で、旧塩田集落時代からの狭くて迷路のような道路パターンが特徴的な街並みを形作っている。現在、密集住宅市街地整備事業が進行中。
また、毎年10月には、「頭人」(とうにん)と呼ばれる稚児を担いだ行列が、地区の北側にある赤穂八幡宮から地区内にあるノット岩(神功皇后が三韓征伐の帰路に祝詞をあげたと伝えられる岩)まで町内を練り歩く奇祭が行われる。

評価 3.9(内訳:AAABBBB)

  • とても魅力的な街でした。でも地元の方がひっそり大事にしている、といった感じも強く伝わってきました。
     

  • 迷路のような狭い道、生活が刻まれた庶民住宅、時折現れる立派な商家など、非常に味わい深い旧集落である。
     

  • 路地のある、りっぱな住宅地、密集はしていますが環境はいいですね。
     

  • 木密地区で育ったり、開発途上国の密集集落に関わってきたこともあり、赤穂市の中心部のゆったりとした道路計画のあとでは、こういうところが、やっぱり存在することを知って、なにか安心しました。
     

  • ホンモノ建物、ホンモノの生活が残っていてよかったです。
     

  • 袋小路の密集市街地なのに広くて立派な家が多くてちょっとびっくり。
     

  • 中心市街地のように区画整理がきちんとされた街よりも、ここのような、路地のある程よい密集度の市街地の方が、街としての味わいがある。

坂越(さこし)の歴史的街並み

近世において、赤穂で生産された塩などを高瀬舟で千種川のやや上流まで運び、廻船が着岸できる坂越港まで陸送する峠沿いに形成された歴史的地区。現在は赤穂市の景観形成地区に指定され、大正末期に建設された旧奥藤銀行の建物を保存活用した坂越まち並み館や奥藤酒造の酒蔵、周囲の景観に調和した消防団車庫、木戸門跡ポケットパークなどを中心に風情ある街並みが形成されている。

評価 4.1(内訳:AAAABBB)

  • ここまで作れればすごいです。観光客用の飲食店がもう少しあるといいですね。夏は歩行者天国にして路上ビアホールで飲みながら街並みをながめるのもいいです。
     

  • 緩やかに曲がる坂道に沿って伝統的な町並みが連なり、非常に味わい深い景観をつくっている。丘から海への展開もいい。
     

  • 古い建物を残しつつ、そうでないものもうまく修景し、ユニークなお店も見受けられるなど、面白そうな街並みになっている。
     

  • まちづくり館前のすこし道がカーブしているところから奥藤酒造の蔵をみる景観は最高!坂越のまちがどれだけ潤っていたかこの街並みをみればよくわかりました。
     

  • よく頑張っていると(誰が、市?、住民?)思いました。無理が感じられなく自然体で良かったです。
     

  • 落ち着いた町並みに歴史を感じる。
     

  • とてもよかったのだが、普通の車道である点(それほど交通量は多くないにせよ)がかなり減点。街並みを眺め写真を撮りながらそぞろ歩こうにも、ぼやぼやしていると本当に車に轢かれそうなのはかなり残念。

奥藤酒造

奥藤酒造は現在赤穂市内で唯一の造り酒屋であり、「忠臣蔵」ブランドの日本酒を製造販売しているが、300年以上前に建設されたといわれているその建物は、江戸時代には大名の本陣にも当てられたほどの格式の高い建物である。
敷地内では日本酒の試飲や購入ができるほか、中庭奥の蔵の2階は奥藤酒造郷土館として、さまざまな民俗資料が展示されている。

評価4.4(内訳:AAAAABB)

  • 重厚な酒蔵は通りに面した壁の面だけでも存在感を示しており、蔵を活用した郷土資料館や、周辺の建築なども含めて、素晴しい街並みを形成している。
     

  • 試飲もできるし、奥籐家の財力を学べるミニ博物館も見学できるし、魅力的な場所でした。
     

  • 造り酒屋の伝統を実感できた。建物もすばらしいが、ふるまい酒なども旅人にはうれしい。
     

  • 赤穂玩具博物館にも通じる感想だが、奥藤家の倉庫にあった品々を見ると、当時の坂越の資本の中心・総元締めのような存在であったことを伺い知られる。特に、昭和天皇皇后両陛下の写真が何の気ナシに置いてある感覚は、宮家に対する敬意云々ではなく、その物量のなせる技というか、持てる者ゆえの何気なさを感じさせられた。
    お酒を購入し忠臣蔵の大ファンの両親に送ったが、お酒としての完成度(実際非常においしいのだが)以上に喜んでいた。やはりネームバリューとしての「忠臣蔵」というものは絶な力を持つのだ、つまり、そのような付加価値のある商品に対しては、少なくともファンであれば、その付加価値の部分に比較的「簡単に」お金を躊躇せずに払ってしまうものだと実感した。
     

  • やはり、所有権というのはパワフルであることを再認識しました。

坂越浦会所

江戸時代の内海航路の中継基地として栄えた旧坂越村の、行政や商業取引のための村会所として天保年間(1830年代)に建設されたが、赤穂藩の茶屋的機能も併せ持っており、2階には藩主専用の小部屋(「観海楼」/右下の写真奥)があり、そこから海を眺めて休息をとることができた。その後時代の流れとともに建物に様々な改造が行われて往時の姿が失われていたが、1994年に創建当時の姿に復元された。

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評価 4.4(内訳:AAAAABB)

  • 門を入った前庭、海を眺める2階の小座敷(右下の写真)など、よく考えて作られた建物。開放しているのがありがたい。
     

  • 建物そのものの価値もさることながら、海に面した立地条件がいい。ここの2階で宴会ができたら最高。
     

  • 2階の殿様が海を眺望される部屋は最高。料理なんかでると感激してしまうんじゃないでしょうか。
     

  • 2階の一段下がった小部屋の雰囲気がいい。
     

  • 建物もあるけと、管理のおばさんが、素朴で、かつ、親切でよかったです。
     

  • 街並みの保護であれ、歴史的な建造物の保護であれ、説明をしてくれた女性の方のような(これは想像ですが、一般論として)、育児なども終わり、持てるエネルギーを向ける先を求めている世代の方々の能力・知見・熱意を生かさない手はない。彼女らに限らず人には自分がいいと思えることに対してであれば、また、それを発揮する機会と場所が与えられるのであれば、「喜んで」無償ででも労力を惜しまない部分があると思うが、それをうまく活用できる仕組みを構築できれば、経済的な意味でも、地域ぐるみという組織論的な意味でもよりうまく行くようになるのではないだろうか。その意味で坂越はそれに成功している(つつある)と思われた。

船岡展望台からの眺め

大避神社に近い高台の公園からは、坂越の家並みと坂越湾が一望できる。坂越湾に浮かぶ生島(いきしま/写真の左端)は、飛鳥時代に聖徳太子に側近として仕え、その後蘇我入鹿に追われた秦河勝(はたのかわかつ。雅楽の東儀秀樹氏はその末裔とか)がたどり着いた場所と言われ、墓所が築かれて以来聖地として保存されており、島全体が原生林に覆われている。
なお、さらに上って妙見寺観音堂(今回は行かず)から眺める坂越湾の景色も美しい。

評価 3.6(内訳:AABBBBB)

  • 屋根が並ぶいかにも瀬戸内の景色でよかったです。
     

  • 瀬戸内の眺めは心穏やかになりますね。
     

  • 瀬戸内海を望む景色は、どこもすばらしいです。
     

  • 島々が連なる瀬戸内の景観が素敵だった。
     

  • 眺望もよいが、家々の間の路地を上っていくプロセスがとてもいい。
     

  • 街並みと海と島の緑が美しいが、リゾートマンションはちょっと興醒め。
     

  • かつては堤防があったところ、国の事業により眺望を確保・保全することができたとのことで、それは素晴らしいことだが、あえて苦言を呈するとすれば、リゾートホテルのようなマンションと、これは微妙な話だが、電線が気になった。もちろんなくすわけにはいかないモノだが、どうにかして景観を損なわないようなものにすることは物理的・技術的に困難なのだろうかと感じた。

日生カキお好み焼き

岡山県日生町(ひなせちょう。2005年3月21日からは合併して新・備前市)は、漁業の町として、また瀬戸内海に浮かぶ小豆島などへのフェリーの発着地として発展してきたが、最近では地場産のカキ(牡蠣)がたっぷり入ったお好み焼きがブレイク。カキ・シーズンの休日ともなると、町内に10店ほどあるお好み焼き屋はどこも満員で、中には外に行列までできる店も。まあ、いっぺん食べてみなはれ。(右の写真はカキオコを焼く途中、まさにカキをどさっと乗せたところ。なお、夏期のエビオコもおいしい。)

日生カキお好み焼き研究会HP

評価 5.0(内訳:SAAAAAAA) ※S=AA ただし評価ポイントは5で計算

  • 美味しかったし、雰囲気も良かったです。確かに、食べ物は地方都市でレピーター造りに重要な要素かも。
     

  • 狭い猟師町の路地奥に、小さなお店がいくつも点在し、ぎゅうぎゅうの店内でいただくカキオコの美味しいこと! それから、無から有を生むカキオコ研究会の勝手連的な活動ぶりにも驚嘆! これこそまちづくりの原点ではないか。
     

  • 食べ物と人といったソフトで街づくりをなさったこと(お金をかけず財産のほりお越し)がすばらしいです。
     

  • これでもかというほどカキが乗ったお好み焼きは圧巻でした。他では絶対食べられないものを味わえました。
     

  • 美味しかった。まちを活性化させようと取り組むお好み焼き屋の方々の意気込みに感動。
     

  • やはり味覚は重要。どなたかのコメントにもあったとおり、美味しい物はリピーター率を向上させる。また食べに行きたいと思わせるだけの魅力がある。事務局の各位のご努力にもまさに脱帽。本当に好きだからやられているのだろうにしても、熱意にうたれる。
     

  • カキお好み焼きの美味しさと、それを名物にしてしまったカキお好み焼き研究会のパワーには脱帽です。この人気とパワーをうまく使えば、もっと幅広い地域活性化が可能となるのでは。
     

  • カキオコは勿論美味しいが、お好み焼きの常識を破る細長い四角形をした穴子焼きが美味しかった。

(上の写真は、カキオコの前にカキの鉄板焼きを味わっているところ/photo by C.T.)

 
そのほか印象に残った場所や物

近藤源八宅跡長屋門

  • いたるところに自然の花を取ってきて生けられている心遣い(右の写真/photo by H.H.)。こういうナマモノ(生物)が有るのとないのでは空間が違ってみえます。
     

  • とても丁寧に花など生けられており、大事にされている感じが伝わってきました。最近機会があれば古民家ばかり見ていますが、立派に整備されていても管理が通り一遍に感じる建物などはなんとなく寂しい感じがします。あと、30年前の補修で使った軒丸瓦を販売されているのに感動しました。去年あたりから近世瓦を調査しているので、特に思うのですが、お寺などの葺き替えに際して瓦は無造作に捨てられてしまいます(花岳寺さんの瓦も新しかったですね。)。
    昭和初期ごろまでは瓦はかなり地域限定的に製作されていたので、たとえ昭和の桟瓦でも瓦当文、製作技法などぎっしりと情報が詰まっています。例えば、和気の大國家の場合、岡山の西大寺、柵原町産など少なくとも12種類位の瓦が250年の間に使用されています。建造物の場合はこれまでほとんど考慮されず 廃棄されることが多かったのですが、なんとか「瓦はうちの歴史」という認識が広まって、サンプル的にでも残される瓦が増えないものかなと思っています。私自身もつい去年からの認識なのですが。

赤穂城の天守台からの眺め

  • 赤穂の町が展望でき、赤の字がくっきり見える気持ちのいい場所。

千種川の橋からの景色

  • 夕暮れ時に美しかったです。そばにあった家も味わいがあってよかったです。(右の写真/photo by H.H.)
     
     

 

味な店・葵(カキの天ぷら)

  • 夕食に食べた牡蠣の天ぷらが珍しく、またとても美味しかった。
     

  • カキといえばフライと思っていましたが、天ぷらがとても美味しいのには驚きました。(なぜ、他ではあまり見かけないんでしょうか。)

(写真は「味な店・葵」での夕食会/photo by R.O.)

海の駅・しおさい市場

  • 繁盛ぶりに驚いた、また途中で買った牡蠣の佃煮が美味しかった。
     

  • 坂越の街にはあまり人が歩いていませんでしたが、海の駅の中は人であふれていた。街並みの美しさより、おいしい食べ物に人が集まるということでしょうか。

日生カキお好み焼き研究会

  • 地域の核がなかれば作ってしまえとばかり、ブームをつくり上げた。カキオコ研究会の活動は素晴らしい。
     

  • カキオコ研究会のホームページは非常に内容が充実したページであり、カキオコの魅力から会の活動ぶりまでよく分る(とても面白いので、すみからすみまで読んでしまった)。とりわけ、会の発端を記録したプロジェクトxは必読! 組織でなく個人が、行政でなく市民が、自ら行動してしまうまちづくりの原点がある。

(上の写真はカキオコ・ソングの自主制作CD)
 
これからの赤穂の観光振興に関するアドバイスなど

  • 赤穂浪士だけでない、今回見せてもらったようなところもPRやパンフで紹介したり、行きやすくする手当て(標識、バス便・・・)をする価値があるのでは。でも海の駅の集客力はすごかった。
     

  • 有名な割にはややインパクトに欠ける感じがする。しかし、城跡が整備(特に庭園)されてきたので、期待できるのではないか。市街地にもっと活気が欲しい。中心部を流れる河が汚い。親水域として整備したらどうだろうか。
     

  • 御崎や坂越など観光スポットを回るミニバスがあるとありがたいです。期間限定でもよいと思います(バスは運行が少ないので)。中で観光スポット説明のテープを回す。
     

  • 駅からの観光ルートマップもよいですね。忠臣蔵コース(花岳寺 大石神社)、街並みコース(プチコース*尾崎 標準コース*坂越をいれるなど) 食のコース(玩具博物館とケーキ屋さんやパン屋さんの商品開発と組んで昭和の食べ物)。お菓子コースありです。
     

  • 相生の駅に赤穂の宣伝がないのも残念です。
     

  • 海に面する風光明媚な小都市で、歴史資源に恵まれ、京阪神から程よい距離(新快速も増発!)である。比較的コンパクトな中心街に、お城や神社、お寺、旧家・・・城下町の遺構が点在しており、町並み整備も進んでいる。赤穂義士の物語をテーマに、まちなかの数箇所を歩いてめぐるような仕掛け(マップ、コースなど)をすれば面白いのでは。
     

  • 赤穂義士は毎年テレビなどでPRされ、赤穂の知名度は非常に高いのですが、街自体は観光地という雰囲気がほとんど感じられない。観光というのは、観光資源もさることながら、訪れる人に対するサービスであり、そういうマインドの人がいるかどうかが、観光地として上手くいくかどうかの分かれ目だと思います。やる気のある人(よそ者の場合も多い)を、みんなで応援する仕組みが必要ではないでしょうか。
     

  • 道路拡幅で、店が出来たばかりかもしれませんが、通りが整然しすぎている感じがしました。しかし、道路にはみ出しての商売ができると賑わい感も出てくるのではないでしょうか。また、赤穂玩具博物館のような、ちょっとした施設をまちに点在させると、まちの回遊性が次第に出来上がり歩く人が増えるのではないでしょうか。
     

  • お城通りの整備などについて思わさせられるのは、何でもかんでも近代的に美しくすればいいというわけではなく、逆に古き良き城下町の街並みを期待して赤穂に降り立ってみて、よくも悪くも近代的な街並みにがっかりする忠臣蔵・赤穂義士ファンが少なくはないのではないかということ。
    その意味で、花岳寺に向かう小さな商店街や寺の前の一画などはそのような趣をまだとどめていたが、自分の家の近所の街並みと同じだと思ってしまっては、繰り返し訪れようという意欲を削いでしまうのではないだろうか。もちろん、地域住民の生活のためのインフラをしっかりと整備するという意味でも、ある程度の規模の観光客を受け入れるための基盤という意味でも、街の整備は重要であるが、最大の財産であるはずの、観光客が抱く(そしてそれを目指して観光客がやってくる)「ここが赤穂の城下町かぁ」という情感を豊かなものにする(保つ)ために何にどのようにお金と労力を投下するかを、観光客の視点から見直してみては如何だろうか?
    もちろん、全国区のブランドイメージとして確立している「忠臣蔵」「赤穂義士」を引き続き最大限生かしていかない手はない。しかしながら、「忠臣蔵・赤穂義士のイメージで一度来てみたら、それ以外にも多様な魅力があるので、違う観点からもう一度行ってみたい」、と折角来てくれた観光客に思わせないと、これ以上観光振興の規模が拡大することは決してないであろう。すなわち、忠臣蔵の人気が続く限り観光客が来るが、よほどでない限り皆一度来てそれっきりで、リピーターがいない、という状況になってしまうであろう。
    その意味で、坂越の街並みや日生のカキオコなどとのタイアップには期待したい。旅行好きな人間の心理として、一度行った場所にもう一度行きたいと思わせられるのは、食欲のように、本能に根ざした部分か、知らなかったけど見逃した、と思わせられるだけのものかがあるときではないだろうかと思うからだ。

コーディネーターからの一言

TEKU-TEKU赤穂企画に参加いただいた皆さまありがとうございました。私自身15年ぶりのコーディネートということで、皆さんが何に興味を持たれるか分からない中、どうせなら今後の赤穂の観光振興を考える上でのモニターになっていただこうと思い、今回のコースを設定しました。いただいた評価やコメントは、本業(赤穂市役所勤務)のほうでも活用させていただきます。重ねて御礼申し上げます。
また、赤穂には今回は行けなかった唐船山(兵庫県最低峰ながら眺望が最高)や海浜公園・塩の国(入浜式塩田や流下式塩田を復元)、赤穂御崎温泉など他にも興味深いスポットがありますので、機会があればまたお越しください。
それでは皆さん、またどこかのTEKU-TEKUでお会いしましょう!


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