
私ども、全国過労死を考える家族の会(以下、家族の会)は、仕事が原因で、最愛の夫を・妻を・息子を・娘を亡くしました。
誰もが、人一倍真面目に働いて来ました。
家族の会を結成以来20年近く、毎年「過労死」を無くすために、社会に対し警鐘を鳴らしてきました。
しかし、「過労死・過労自殺」は、減るどころか増加の一途です。
結成当時は、40〜50代の働き盛りの脳・心臓疾患が多くを占めていたのですが、最近は20〜30代がどんどんと増えつつあります。
息子や娘が犠牲となり、年老いた父や母が、なかには家族中で私どもの「家族の会」に入会してきます。
それなのに、厚生労働省は、緩みに緩んだ労働基準法の労働時間規制を、さらに緩めようとしています。
私どもは、非常に危惧しております。
現在でも労働賃金にカウントされないサービス残業が横行しているのに、さらに「裁量労働・成果主義」等の導入で、際限なく働かせる仕組みを作ろうとしています。
家族の会は、「労働基準法で定めている法定労働時間」「厚生労働大臣通達による時間外労働の限度基準」を、きちんと企業に守らせて欲しいのです。
最低限これだけでも守らせれば、私どものような遺家族は生まれません。
私ども「全国過労死を考える家族の会」は、以下のことを要請いたします。