HOMEHOME

◆MANDARIN◆

せっかく台湾に来たのだから
言葉のひとつも覚えて帰ろうと
一念発起したのはいいのですが…

北京語習得までの道のりは
まだまだ遠いようです


1.スタート!

2.返事 

2.返事
北京語で返事ができない。
返事って、もちろん相手が何を言ってるか理解できなければできないものなのだけど、
台湾にやって来てそろそろ8ヶ月も経とうとする今になると、(…このページ、全く更新していなかったのがバレバレ)
うれしいことに、たまには何を言われているのかわかることもある
ところが…
返事をするのって、とても難しい。
私はすぐに、首を縦に振りつつ日本語で「はい。」と言ってしまうのである。

街の中で…
「あなたは日本人ですか?」←北京語
「はい」←日本語

タクシーで…
「この交差点に行けばいいんだね?」←タクシーの運ちゃん(もちろん北京語)
「はい」←私(もちろん日本語)…

はい」と言ってしまう理由は二つある。
ひとつは、私にはまだまだ北京語で会話ができるほどの語学力が無いので、つい日本語を使ってしまうということ。
もうひとつは… 北京語には日本語の「はい」と「いいえ」、英語なら「Yes」あるいは「No」そのものに当たる言葉がないのだ。その時その時に聞かれる質問の文体によって、同じ「はい」「いいえ」と言うのでも「是」「不是」、「対」「不対」、「有」「没有」などなど…答えの仕方が違ってきてしまう。
これが本当に…ややこしい。
相手の質問を聞き取れていないと、返事もできないのである。
そう、ちょうど英語で「Do you〜…?」と聞かれた時と「Are you〜…?」と聞かれた場合とでは
「Yes,I do.」「Yes,I am.」と答え方が違ってくるのに少し似ているかも知れない。
それでも英語なら「Yes」or「No」の一言で済ませることもできるのだが…
北京語の場合、「不」とか「没」(否定の言葉ね)だけでは変なのだ(多分)。
未熟な私のリスニング能力では、何となく質問の内容はわかったとしても、
「何と答えたら良いか」までを一瞬にして判断するのはまだ不可能。
で、すぐに「はい。」と言ってしまう。しかもダブルで「はいはい。」などと偉そうに…
どんな聞き方をされようが「はい」「いいえ」で返事が済んでしまう日本語は、なんと便利なのだろう。

実は、英語の「That's right.」に近い意味の言葉もある。
「対」である。
こっちの人の会話を聞いていると「対対対対!」(一体何回言うんだ?)などと返事をしているのをよく聞く。
で、これが「そうそう!」って感じにどんな場合でも使えるのかと思いきや…イマイチわからない。
便利な言葉なので「対対」と返事を連発していると、
北京語の先生に「そこは"対"が返事ではおかしい」と叱られてしまったのだった…

苦難の道は続く…


1.スタート!
… この文字を読める人は台湾で北京語を学んだことがあるに違いない。
この文字を日本語で近い音に直してみるなら「ボ」「ポ」「モ」「フォ」が近いだろうか…
これらの文字は全部で37文字あり「ボポモフォ」と呼ばれていて、言ってみれば、
台湾で北京語を習うときの、ひらがなのような物であり、発音記号のようなものだ


遠い昔、学生時代に第2外国語として中国語を選択していた。
そのときに習った中国語の発音記号としては「ローマピン音」を使用していた。
いわゆるローマ字を使って、中国語の発音を表すものだ。
このローマピン音は、大陸…つまり中国で話される北京語の発音記号として使用されている物で、
一方の台湾では…
を使うのである。

ちなみに、台湾で使用される北京語と、大陸で話されている北京語とでは、大きな違いは無い。
発音が少々…特に私がいる高雄は台湾南部なので…少々訛っているとか、
たまに、表現の違いがあったとしても、
両者は北京語同士なのできちんと会話は成立する。
言ってみれば、アメリカ英語とイギリス英語の違いくらいなものらしい。

さて、北京語を覚えようと語学学校に申し込むときに
むかーし昔の学生時代に取ったキネヅカを後生大事に
ローマピン音でのレッスンを選択することもできたのだが、
何分、「学生時代」も遠いとおーい昔のことになっているし、
昔習ったことなんて忘れ去ってしまっていて、
どうせもう一度初心者からのスタートだし、
せっかく台湾にいるのだから、ローマピン音なんて言わずにを覚えよう!
と血迷ったのが、そもそもの間違い(?)だった…

30台も後半に差しかかったオバサンの頭では、
新たに文字を37文字、形&その発音を頭に叩き込むのは容易ではなかったのだ。

老師(先生)の口元を見ながら、一時間のレッスンの間ずっと
「ボー」「ポー」「モー」「フォー」「たー」「ター」「なー」「ラー」…
…と、延々の発音練習。
文字とその発音がなかなか一致しない。
発音と文字の形の関連性が全くわからないので、
とにかく頭に叩き込むしかない。
何度も何度も訂正されながら、一時間みっちりと、延々発音練習である。
レッスンが終わったあとも、頭の中で「ボー」「ポー」「モー」…と鳴っているよう…

前途多難である…

★ちなみに「ボポモフォ」37文字とは…このようなものである。
(子供の手習いのような字になってしまったわ…)