フリー開発環境で行う

Katju88のビルド方法

 Borland 社がフリーで提供している開発環境 Delphi6 Personal を用いてKatju88をビルドする環境を構築する方法を説明します。

 Katju88 Vertion 0.1.8.7 (2004-nov-25) を次の OS でコンパイル出来ることを確認しています。

ダウンロードが必要なファイル

  1. Delphi6 Personal のインストール
  2.  Borland Japan より配布されている Delphi6 Personal をインストールします。

    1. Delphi6 Personalの入手
    2.  書籍の付録CD-ROMやBorlandのサイト等から入手することが出来ます。

    3. インストールキーを入手
    4.  Delphi6 Personal をインストールするためにはインストールキーを入手する必要があります。

       下記サイトより登録してインストールキーを入手してください。

       http://register.borland.co.jp/delphi_personal.htm

    5. インストール
    6.  インストーラーを起動してインストールを開始します。

    7. 【重要】Delphi にパッチを当てる
    8.  インストール後に次のアップデートパッチを 順番 に当てる必要があります。

      1. Borland Delphi 6 アップデートファイル #2
      2. Delphi 6 RTL アップデート #2
      3. Delphi 6 RTL アップデート #3
       下記サイトよりダウンロードしてください。

      http://www.borland.co.jp/delphi/del6up.html

       なお、作業の詳細はサイトおよび添付文書を参照してください。

      ※ Windows XP をお使いで、アップデートパッチを当てられない場合

      を試してください。

  3. Delphi の設定
  4.  Delphi6 Personal に各種コンポーネントをインストールしてKatju88のビルド環境を構築します。

    1. Indy9 のインストール
    2.  下記URLより Indy9.0.17 をダウンロードして展開します。

      http://www.indyproject.org/download/Files/Indy9.iwp (9.0.17 Source code distribution)

      ファイルはhttp://www.indyproject.org/indy/downloads/Indy_9_00_17_src.zipです。9.0.18ではコンパイルのためのバッチファイルがないので必ず9.0.17のほうを選びます。

       展開後 source\ フォルダ内の Fulld6.bat を実行します。

       作成されたフォルダ“D6\”の内容を“Delphi\Lib\Indy9\”のフォルダを作りコピーします。

       Delphi6 Personal を起動して、メニュー[コンポーネント]−[パッケージのインストール]を行います。

       [追加]ボタンをクリックして、先ほどのフォルダ Indy9\ から dclIndy60.bpl を選択します。

       次にメニューの[ツール]−[環境オプション]から[ライブラリ]タブを選択します。

       「ライブラリパス」に先ほどの Indy9\ フォルダを追加します。

      ※「[ ] 実行時パッケージを使って構築」はチェックを 外します

    3. ActiveXコンポーネントの取り込み
    4.  メニューの[コンポーネント]−[ActiveXコントロールの取り込み]を行います。

       上記の3つを選択して[インストール]します。

       dcluser.dpk (おそらくデフォルト)に取り込みます。

      あるいは独自の名前のパッケージファイルを作成してください。

  5. Katju88のビルド
    1. プロジェクトファイルを開く
    2.  メニューの[ファイル]−[プロジェクトを開く]よりつぎのファイルを開きます。

      katju88.dpr

      あるいは、このファイルをダブルクリックしてDelphi6を起動することもできます。

    3. コンパイルしてみる
    4. メニューの[プロジェクト]−[Katju88のコンパイル]([Katju88の再構築])を行います。

      コンパイルエラーが起きた場合は、作業環境が整っていません。

      足りないソースファイル(*.pas)があるときは以下のサブフォルダ内から探して追加してください。

       ※ 「IdHttp.pas」など先頭に「Id」がつくのはIndy9のファイルです。

            Indy9のファイルが足りないと表示されたときは「2 Delphi の設定」の

            「Indy9のインストール」が正しく行われたか確認してください。

    5. コンパイルが成功したら
    6.  作業用フォルダに“katju88.exe”が出来ているはずです。

       これで無事に作業環境が整いました。

  6. その他メモっぽいもの
    1. 884の覚書
    2.   本プロジェクトはKatju88kid Vertion 0.1.8.2 がベースになっています。
        本家かちゅ〜しゃ+kageの環境をずっと使っていましたが、この環境にクローンが追いつくように、チューニングしてみました。

        Katju88kid Vertion 0.1.8.2と比べて、新たに実装したのは、
        ■新規スレ立て
        ■NGワード設定(ngword.txtを読み込み、レス取得時に該当する書き込みをあぼーんする)
        ■BE@2ch板のEUC→SJISへの対応(文字化けの修正)
        ■クッキーの追加設定を katju88.iniの[Login] OtherCookie= で設定できるようにした(メール認証サーバ向けの実験的装備)
        ■オフラインモードを実装
        ■板の移転を検出し、自動的に修正する
        が主な部分で、あとはステータスバーのメッセージをわかりやすくするとか、
        書き込みウインドウのサイズを正しく覚えるようにするとかの細かい調整をしました。

        逆に、これはいらないと思って外した部分は、
        ■初回起動時にボード一覧ファイルを取りに行っていた
        ■kakikomi.txt 出力を抑制(高速化のため、またファイルが肥大化していくのが無駄なため)
        ■IEコンポーネント描画専門にするためにDOEクラスを全撤廃(描画速度はIEコンポーネントでも十分速いので)
        外した部分はコメントアウトしているだけなので、再び実装するのは簡単です。

        あと、一部ファイル名を変えました。先頭に「unt」をつける程度ですが。
        それからフォルダ構成もkidとは変えています。わかりやすくするためですが。

        Vertion 0.1.9.6 でだいぶ本家かちゅ+kage に近づいてきたと思います。
        自分の仕事は「本家との完全互換性の実現」なので、それはほとんどできた(?)ので、このあとのオリジナルな機能追加はこのソースを引き継いだ「あなた」が行ってください。期待しております!

▼参考


2ちゃんねる用ブラウザ「Katju88」Part9

2ch ソフトウェア板
※「かちゅ〜しゃ、katju88、2chブラウザ」などで現行スレを探してください。

Katju88 884版

本家かちゅ〜しゃ

Katju88 怒龍版

Katju88kid シベ長版

monazilla.org

http://sourceforge.jp/


2004-dec-04 #3
2004-nov-29 #2
2004-nov-26 #1
2004-nov-25 #0