夜半過ぎ、目が覚めた。 体が動かない。金縛り… ? 意識がはっきりしてくるにつれ、事態をハアクした。 猫によって私はハリツケになっていたのだった。 布団の上から両膝の間に大吉(オス6キロ)が寝ている ので、寝返りが打てず、また、右の二の腕は福ゝ(オス 4キロ弱)によって枕にされ、固められたまましびれて いた。 私がおきた気配で大吉も目を覚まし、「クァーっ」と欠伸 しながら、大きく伸びをした。いい気なもんだ。