先日、重ちゃん(職場の友人。仮名)と話をしていて、彼女の専攻がフランス語学科 であることを知った。早速聞いてみた。
わたしは、大学の一般教養で英語以外の外国語としてフランス語を選択し、1年間
勉強した。その成果として、ボンジュール、ジュテーム以外に3文を覚えている。
(1)ブブレデュバン?
(2)ケスクデュブベデュカマンベーハ?
(3)ブレブクシェモワスソワ?
(1)パンはいかがですか?
(2)カマンベールチーズはいかがですか?
この(1)、(2)は、教科書に載っていた文でテスト勉強のために、憶えたもので、
未だに記憶に残っているものだ。しかし、これは、フランス人2人、フランス語の出来る
外人(フランス人ではない)に言ったところ、別々の時に言ったにもかかわらず、
口をそろえて
「この表現は丁寧過ぎる。こんなしゃべり方は誰もしない」
ということだった。たとえて言うなら、マルシアの日本語みたいなものだろう。
そこで、重ちゃんにも、確認してみたのだが、やっぱり、同じようなことを言われた。
(3)は、先ほど出た、フランス語の出来る外人に、(1)、(2)の話をしたときに、
「そんな使えない文ではなく、こっちを憶えておけ」と教わったものだ。
これを、フランス人に言うと、ニヤっと笑って
「誰が教えたんだ?」と聞かれた。こっちは、会話としては成り立つらしいが、
使い方を気をつけねばならないようだ。
(1)、(2)同様、重ちゃんに言ってみたら、やはり、笑われて、誰から教わったのか
と聞かれた。
大学時代、1年間だけだったが、フランス語にかなり苦しめられた。
もともと語学(英語)は苦手だったが、英語以上に、全く覚えられなかった。
普通に勉強して前期試験を受けたら、結果はひどいものだった。後期試験で
90%以上取らないと、単位が取れないほどだった。
周りに話しを聞いて見ると、みなちょっとばかりズルをしていたようだった。
ああ、その手があったか。。
後期試験は、背に腹は変えられず、わたしもちょっとズルをした。
黒いプラスチックの筆箱の蓋の裏に黒い折り紙を張って、そこに黒の鉛筆で書き込むのだ。
そうすると、光の加減で、見る角度によっては、その黒の鉛筆で書いた文字が光って
見える。全て黒なので、小さい文字で書けば、よほどのことが無い限り、ばれることはな
い。
試験の前日、わたし同様に崖っぷちに立っていたキクちゃん(大学時代からの友人。仮名)が
一緒に勉強していた。私は、自分の最終手段を見せた。
「筆箱の蓋に、折り紙はって、黒の鉛筆で書けば、ほら、光るでしょ。。」
私の説明を聞くと、キクちゃんは、自分も「やる」と言い出した。
次の日、試験が終わった後、キクちゃんが、
「目立っちゃって、見られなかったよ。」というので、彼女の”ズル”を見た。
彼女は緑(黒いのが無かったらしい)の筆箱の蓋の裏に、ピンク(黒は無かったらしい)の
折り紙を張って、黒い鉛筆でびっしり書いていた。