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【本読み虫】
自分で言うのも変ですが、けっこうな活字中毒だと思います。新聞や雑誌に始まり、電車の中吊り広告まで、いつも活字を眼で追っていないと落ち着きません。
読書にはまったのは中学一年からで、早熟な友達に貸りて読んだ文庫本の、井上靖著『あすなろ物語』が最初です。以後、いつも学生服のポケットに文庫本を忍ばせて、読みふけっていました。ジャンルは様々でしたが、国内や海外の近代有名作家の小説が多かったようです。太宰や志賀直哉、武者小路実篤、井上靖、谷崎潤一郎、三島由紀夫、新田次郎といったところは、大学卒業くらいまでにはほとんど読破しています。
社会人になってからはもっぱら通勤電車での吊り革読書となりましたが、“目が潰れるくらい読みたい”という欲求が押さえ切れず、年間100冊くらいのペースでずっと読み続けていました。
1999年には、文章修行の意味も込めて、『本読み虫 山の本&乱読パラダイス』というホームページを開設しました。読んだ本をリストアップし自己中心的な感想を書くという内容でしたが、サイトで知り合った仲間も増えるとこれがめっぽう楽しくなり、寝る間も惜しんで、下手な感想をアップしつづけました。特に山に関する本は小説やノンフィクションを含めて相当な数を読んでいます。山の本を出版しているいくつかの雑誌社の依頼で書評やエッセイのアルバイトをさせていただいたのもこの頃です。(つちのこ執筆活動 参照)
おそらくこの分野では、プロの書評家に負けないくらい量的に読んでいると自負していましたが、山の本ばかりだとどうしても偏ってしまい、大好きな海外のミステリや自然科学関係など他のジャンルの作品が読みたくて逆にストレスが溜まってしまいました。
また、読了後に感想を書くということのプレッシャーも徐々に増幅してきて、あれほど夢中になっていたホームページも4年後の2003年に20万アクセスに届いたことをキリに閉鎖することにしました。
以後はのんびりと好きな本を読む毎日です。読書感想も気が向いたときブログに書いて、それをこのサイトに転載しています。仕事の資料として読むビジネス書は数に入れませんが、今は小説やノンフィクションを中心に年間50〜70冊くらいの読書量で落ち着いています。
毎年100冊以上読みふけっていた頃と比べると隔世の感もありますが、最近は時代小説を中心に楽しい読書がてきています。池波正太郎や藤沢周平、司馬遼太郎、吉村昭、山本一力もほとんど読んでしまいましたので、次は誰を読もうか…なんて、思うこのごろです。(2011年10月 記)