B612を見つけたトルコの天文学者は神の居所も突き止めた。その星は地球から9光年(9億8000万キロメートル)の距離にある。これがどうしてわかったのだろう?ガモフの自叙伝『我が世界線』にある話が面白い。1904年(明治37年)ロシアは日本と戦争になった。所謂日露戦争である。ロシアの聖職者はこの戦争に必勝を祈念してギリシャ正教の神に祈った。「日本に天罰が下るように!」と。ところが,戦争は日本の勝利に終わった。しかしその18年後の1923年(大正12年)、日本はマグニチュード7.9
の関東大震災に見舞われ10万人以上の多くの犠牲者がでた。この時,ロシア人はやはり神はいたのだと思ったという。あのときは祈りが神のところ迄にまだ通じていなかったのだと。恐れ多くも神は9光年先におられ、司祭の祈りが神に通じそれが還ってくる迄に18年かかったというわけだ。9光年かなたの神様がいらっしゃるという星の候補はシリウスとクジラ座に有るルイテン726-8と呼ばれる星である。シリウスは冬の第三角形の右辺の頂点に位置していて、8.6光年のかなたにある白色矮星である。AとB
という連星(伴星)を形成している。1914年(大正三年)アメリカの天文学者アダムズが発見した。ルイテン726-8は
クジラ座に位置していて、地球から、8.72光年の距離にある赤色矮星である。
8.6光年のかなたに有るシリウスA(左)とB(右)ここに神様が・・・・・!?
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