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「台風時に田んぼ見回ります」・・・代行業者に依頼殺到

嘘ニュースです

 台風襲来の最中、田畑や漁船の様子を見に行き、死亡・行方不明になる高齢者が後を絶たない中、台風時の田畑の様子をチェックし、必要に応じて用水路の水量調節などを行う代行業者に全国の高齢者や農業団体から依頼が殺到している。

 ユニークな代行業務を行っているのは、茨城に本社を置く株式会社田んぼ警備保障。サービス開始直後は関東からの依頼が中心だったが、業界紙に紹介されて全国から依頼が来るようになり、各地に支社を設置。今は北海道から台風のメッカ、沖縄までをカバーしている。

 依頼を受けると同社の社員が依頼者の農作地をチェックし、状況を報告。必要に応じて用水路の水量調節などを行う。また、希望すれば田畑の様子を撮影し依頼者にメールなどで送信する。依頼者が電話で直接同社社員に作業の指示も出せるという。沿岸地方では漁船の係留確認サービスも行っている。

 同社によると、依頼してくるのは70歳以上の高齢の農家が大半で、中には農協単位で一括して見回りを要請されることもあるという。水門の調節で農作物を守った実績もあり、依頼者にも好評だという。

 同社は、以前から盗難が相次いださくらんぼ農園の警備を請け負うなど、農業関係の警備で業績を伸ばしてきた。台風時の見回りサービスは同社社長の尾羅野畑さん(72)が、台風接近時に毎回のように報道される田んぼの様子を見に行った高齢者が増水した川に流されて死亡する、といったニュースに心を痛めて、なんとかできないものかと全国でも珍しい代行サービスを思いついた。

 尾羅さんは、「収穫間近だったら行きたくなる気持ちもわかるが、台風接近時には老人は外に出るだけでも危ない。田んぼに生き田んぼに死す、という人生も悪くないが、人様に迷惑をかける死に方は良くない」と話し、全国の農家にこのサービスを利用してもらいたいとしている。

- 07年9月7日17時30分更新

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