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・はじめに ・2004年 ・羅生門 女たちのまぼろし ・2006年 ・夏ノ夜ノ夢 ・ネムレナイト ・MAMA LOVES mamboW ・2007年 ・昭和歌謡シアター『新宿の女』 ・楊貴妃の漢方薬 ・ちがいますシスターズ ・コースター ・2008年 ・志士たち ・THE☆どツボッ!! ・猫目倶楽部(ゲスト出演) ・レモンスター ・2009年 ・ミコトマネキン ・エブリリトルシング'09 ・ロマンチックにヨロシク ・2010年 ・桃色書店へようこそ(ゲスト出演) ・マーダーファクトリー ・眠れぬ夜の1×8レクイエム ・映像化された舞台 |
THE☆どツボッ!!2008年7月18日〜27日東京都 東京芸術劇場小ホール2 全13公演 モーニング娘。卒業後の舞台出演第10作目。 この舞台の保田さんを一言で言うと、「おばちゃん」だったと思います。 年齢設定は26歳という事で、決して「おばちゃん」の年齢ではないのです。 実は私は個人的に、この舞台で保田さんがかけていたようなメガネの女性を見ると、 年齢関係なく、それだけで無条件に「おばちゃん」を感じてしまうのですが、 原因はそれだけでは無いと思うのです。 保田さんの演技が醸し出すものに明らかに「おばちゃん」性があったと思うのです。 気さくさ。 裏表の無さ。 直情性。 根拠の無い強気。 強引。 必要以上には後先を考えないシンプルさ。 大声。 ぺちぺち人を叩く。 信じやすさ。 こういうものが保田さんの演技から感じられ、 それが私に「おばちゃん」を感じさせたのだと思います。 また、この舞台の女優陣のキャラクターが比較的明確に分かれていた為、 保田さんの「おばちゃん」性もはっきりしていたという事もあったと思います。 ぶっ飛び系の篠田さん。 お色気系の杏さん。 良妻賢母系の円城寺さん。 残るはやはり「おばちゃん」になってくるように思います。 一方にこの舞台の「綾乃」を置き、もう一方に「ちがいますシスターズ」の「小春」を置いてみます。 それぞれの役に合わせてセリフも脚本も書かれているのですから当然と言えば当然なのですが、 それでも両方の演技には、やはりある程度の違いが感じられ、 保田さんの演じ分けが十分に感じられるのです。 ただ、セリフ回しに関しては、後半大声で叫ぶシーンが多く、 若干力み過ぎの所があったように思いました。 また、「コースター」でも書いたように、 やはりセリフが一本調子になりがちな気もしました。 これが今後の保田さんの課題になってくると思います。 モーニング娘。時代は盛んに「おばちゃんおばちゃん」と呼ばれていた保田さんですが、 今回まさに、舞台では初めてそのとおりの役を演じることになったわけで、 新しいけれど何か懐かしい感じがする保田さんの演技が観られたと思います。 (2009.1.28) |