女優としての保田圭


・はじめに

・2004年
 ・羅生門 女たちのまぼろし
・2006年
 ・夏ノ夜ノ夢
 ・ネムレナイト
 ・MAMA LOVES mamboW
・2007年
 ・昭和歌謡シアター『新宿の女』
 ・楊貴妃の漢方薬
 ・ちがいますシスターズ
 ・コースター
・2008年
 ・志士たち
 ・THE☆どツボッ!!
 ・猫目倶楽部(ゲスト出演)
 ・レモンスター
・2009年
 ・ミコトマネキン
 ・エブリリトルシング'09
 ・ロマンチックにヨロシク
・2010年
 ・桃色書店へようこそ(ゲスト出演)
 ・マーダーファクトリー
 ・眠れぬ夜の1×8レクイエム

・映像化された舞台

羅生門 女たちのまぼろし

2004年1月4日〜29日
東京都 日生劇場
全37公演

モーニング娘。卒業後の記念すべき舞台出演1作目。
保田さんがこの作品に出演する事を知った時、
「何故いきなりこんな文芸作品に?」という疑問を持ったのは私だけではないはず。

この舞台を観た時のことを思い出してみると、
最初は、ただただ、初めて実際の保田さんを見ることができたことに
感激していたような記憶があります。
「ああ、これが保田さんか」と思っていました。

舞台の内容は、芥川龍之介の幾つかの小説を脚色して1つの話にしたもので、
保田さんが出る出ないにかかわらず、私にとってはとても面白いものでした。
舞台の最後に、出演者全員が観客に挨拶をします。
最初は、河童の役をやった役者さん達30名ぐらいが挨拶をします。
その後に、主だった役をやった役者さんが1人ずつ挨拶をしていきます。
保田さんも1人で挨拶をします。
「はじめに」に書いたような感想が浮かんだのはその時でした。
こういう良い舞台が観られて、しかも初めて実物の保田さんを見ることができた。
しかし、これは一体どう考えたらいいんだろうか・・・?

この舞台は、後にNHK-BS2で放送されました。
録画を今見ると、保田さんの女優としての出発点であるこの舞台に、
これ以降に見られるような、演技の良い所も悪い所も全てが入っているようで、
非常に興味深いものがあります。
この舞台での保田さんは「ケメぴょん」だと評した書き込みを
インターネットの掲示板で見ましたが、まさにそんな感じがします。
特に、第一幕第二場都大路での笹野高史さんとの絡みのシーンでは、
役を演じるというよりは、「ケメぴょん」というキャラクターを演じているという感じでした。
それでも、セリフの所々に、非常に適切なイントネーションや間の取り方等があり、
星田さんが役者を勧めたのも決して突飛な思いつきではないように思えるのです。
勿論、ファンの贔屓目とも言います。
(2009.1.28)