女優としての保田圭


・はじめに

・2004年
 ・羅生門 女たちのまぼろし
・2006年
 ・夏ノ夜ノ夢
 ・ネムレナイト
 ・MAMA LOVES mamboW
・2007年
 ・昭和歌謡シアター『新宿の女』
 ・楊貴妃の漢方薬
 ・ちがいますシスターズ
 ・コースター
・2008年
 ・志士たち
 ・THE☆どツボッ!!
 ・猫目倶楽部(ゲスト出演)
 ・レモンスター
・2009年
 ・ミコトマネキン
 ・エブリリトルシング'09
 ・ロマンチックにヨロシク
・2010年
 ・桃色書店へようこそ(ゲスト出演)
 ・マーダーファクトリー
 ・眠れぬ夜の1×8レクイエム

・映像化された舞台

昭和歌謡シアター『新宿の女』

2007年1月31日〜2月7日
東京都 SPACE107
全13公演

モーニング娘。卒業後の舞台出演第5作目。
劇団シニアグラフィティ第3回公演に出演。
私はこの舞台は劇場では観ておらず、つい最近、DVDで観ました。
「大衆演劇」と言っていいような非常にわかりやすい劇で、
劇終後に出演者の歌謡ショーもあったようです。

保田さんはクラブ「ベニス」のママ・篠崎安子役。
自分が小さい頃持っていた「女優になる」という夢は叶わなかったものの、
今は、同じ孤児院で育ち、
歌手になる夢を叶えつつある麻衣(多岐川舞子さん)を応援しています。
(ついつい余計な事までいろいろ考えてしまうような設定です。(笑))

この舞台での役柄も、ベースの役と言っていいと思いますが、
セリフの言い回しには、まだ例の3つの欠点が残っているようにも思いました。
特に、夜桜連合の組長(加川明さん)とやり合うシーンでは、セリフに力が入って、
結構派手に「強調のしすぎ」をしています。
しかしながら、相手に対する敵意をあからさまにするような演技は、
これまでほとんど無かったため、とても珍しく思いました。
そのへんのキリッとした演技が、
この後の「楊貴妃の漢方薬」の武恵妃にも繋がってきていたように思います。
また、静姉ちゃん(小林美江さん)や竜兄ちゃん(大森ヒロシさん)と再会して
子供のようにはしゃいで喜ぶシーンが印象的で、
安子の裏表のない気の良さがよく表れていたように思います。

出演時間は短いものの、
保田さんの典型的な役どころが観られた舞台だったと思います。
(2009.4.30)