女優としての保田圭


・はじめに

・2004年
 ・羅生門 女たちのまぼろし
・2006年
 ・夏ノ夜ノ夢
 ・ネムレナイト
 ・MAMA LOVES mamboW
・2007年
 ・昭和歌謡シアター『新宿の女』
 ・楊貴妃の漢方薬
 ・ちがいますシスターズ
 ・コースター
・2008年
 ・志士たち
 ・THE☆どツボッ!!
 ・猫目倶楽部(ゲスト出演)
 ・レモンスター
・2009年
 ・ミコトマネキン
 ・エブリリトルシング'09
 ・ロマンチックにヨロシク
・2010年
 ・桃色書店へようこそ(ゲスト出演)
 ・マーダーファクトリー
 ・眠れぬ夜の1×8レクイエム

・映像化された舞台

志士たち

2008年5月11日〜15日
東京都 シアターサンモール
全8公演

モーニング娘。卒業後の舞台出演第9作目。
劇団「神田時来組」さんの舞台に客演。

今回の保田さんのセリフは、会話が多かったです。
高杉晋作役の泉堅太郎さんや、芸者・幾松役の渚あきさんとの会話。
セリフの声のトーンは全体的にかなり高めでした。
それでも上ずっているという感じがほとんどしなかったのは、
それだけセリフが身体の一部になっていたのではないかと思います。
泉さんとの会話で、故郷の話題で会話がどんどん弾んでいくシーンは、
タイミングも合っていて、とても良かったと思います。
また、2番目の登場シーンの最後で、一人セリフで逡巡する様子なども、
かなり難しかったろうと思いますが、頑張りが形になって現われていたと思います。
保田さんは、「ちがいますシスターズ」で初めて、
会話らしい会話のセリフがあったわけですが、
会話でのセリフ回しがさらにスムーズになったという気がしました。
ただ、やはり、渚さんとの会話の場面では、同じ芸者役ということで、
どうしてもセリフ回しの違いが表われてしまっていたように思いました。
保田さんも決して下手というわけではないのですが、
あの堂々とした落ち着きと間は、すぐに真似できるものではなく、
これは仕方の無い事かなあと言う気はします。
(渚さんと比べるなという話もあります。)

ただ、セリフの量自体はあまり多くなかったので、
これが保田さんの実力なのか、または、たまたま綱渡りが上手くいったのか、
判断するのはちょっと難しいという気がしました。
(2009.1.28)