柏木たけしからの提案

「一筋縄ではいかないぞ」、「県政に新しいウネリを」をテーマに静岡県内の議員有志で郷土に新しい息吹を吹き込む活動を始めてからわずかな日数で自省を込めて痛感していることがあります。
私達若手議員仲間が活動の中心に据えていた、「金のかからない政治活動、しがらみのない活動、合理性を重視した活動」に偏りすぎては遂に活動の場を失う、ということに思い当たりました。
年輩の人達、いわゆる人生の先達が身につけている知識に裏打ちされた経験、つまり知恵を軽く見ていなかったか。貴重な生きるための知恵を見落として合理性だけを追及していくと、ギスギスした社会をつくることにならないか、今求められている明るく、豊かな社会とは、人間性を軽視した社会ではないはずです。むしろ、30年余にわたって私達がひたすら築き上げてきた物質文明社会の中で、失われてきた人間的絆を取り戻す時期ではないのか、と。
しかし、一方で、私達より若い人達が言う「昔話は遠慮したい。私生活に干渉してもらいたくない」という意見にも耳を傾けないわけにはいきません。これから社会の中堅になる人達だからです。私達政治を志す者が課題としなければならないのは、新旧の考え方を練り合わせ、新しい歴史を作り出すための話し合いの場、テーブルをどう設定するか、だと思います。
「物事をはっきり言える社会、個々の主張に耳を傾けてくれる、みんなが明るいと思える社会、暮らしに不安を感じない社会」それはどんな社会なのでしょうか。
これからを生きる人達一人一人のテーマだと思います。まず、今のお互いの身辺を語ることから新しい社会づくりを始めましょう。私の提案です。