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〒 静岡県浜松市中区

パッシブデザインとは?Passive design

パッシブデザインとは?

エアコンなどを使用しないで自然にあるものを最大限利用することによって、快適な暮らしをするデザイン計画のこと。断熱、遮熱、通風等により機器類の使用をできるだけ抑え、一次エネルギー(石油等)の使用を減らす工夫です。(家庭では電気、ガス等の料金を節約することになります。)それにより結果的にはCO2削減、地球の温暖化防止に一役かう事につながります。
『家を省エネ化することがあなたの地球への思いやりです。』


メッセージ

日はどこでも何時でも同じように部屋の中に入ってはきません。南に建物があればその影響をーーー。
西に建物があればその影響をうけてます。
東に高い建物があれば、東風が遮られ、周りに高い建物があれば風通しが悪くなります。陽あたりも当然悪くなります。
まずは貴方が建てる敷地にて考えて見ましょう。
昔の家は南側に縁側が有り、庇もしっかり出ていました。
そうすることにより夏は太陽の光を遮り、冬には太陽の光を十分に部屋の中に取り入れていました。
又敷地の南西には高い広葉樹を茂らせていました。 電気のない昔の人は自然の力を少しだけ変えることにより快適さを取り入れてきました。
夏  屋根 9%、壁13%、開口部71%、換気口5%。
冬  屋根6% 壁19%、開口部48%、換気口17%
ほとんどの熱のやりとりは開口部で行われますし、外壁の色、屋根の色によっても夏の熱が部屋の中に入ってきます。当然のことながら黒色系よりも白色系の方が部屋内の温度は上がりません。また白色系は黒色系に日射遮蔽塗料を塗った場合と同等位の効果が有ります。
夏の冷房負荷を少なくするには、日射を部屋の中から追放することが大切になります。

又、『西陽は暑い』と言われるように、東西の陽は部屋の奥まで入ってくるし、外壁面に垂直に近い角度で当たります。従って建物の平面形は東西に細長い建物(東西の壁面が少ない)の方が熱環境が良くなります。


静岡県浜松市にて比較してみました。 

12月22日冬至の日照を庇の在る、無いで比較しました。庇のない建物も庇がある建物もあまり変わりなく、ほとんど朝から晩まで部屋の中に日が差し込んできます。(右の写真をクリックすると大きな画面になります。)

   9時の日照

  10時の日照

   11時の日照

   12時の日照

   13時の日照

   14時の日照

   15時の日照

   16時の日照
8月15日の日照を庇の在る、無いで比較しました。庇のない建物はほとんど朝から晩まで部屋の中に日が差し込んできます。(右の写真をクリックすると大きな画面になります。

   9時の日照

   10時の日照

   11時の日照

   12時の日照

   13時の日照

   14時の日照

   15時の日照

   16時の日照
     

      

上記動画です。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm18006451
『夏の日射を遮るためには?』      
『南面にはバルコニや庇を設けましょう』

西に建物があればその影響をうけてます。

@ 庇を設ける。  庇の効果は、上記画像にて理解できはずです。     
又庇は、直接窓や外壁に雨水が当たったりする範囲を少なくしてくれます 
 A 窓ガラスをLow-E硝子使用のペア硝子とする。  費用がそれなりに高額となります。
 Bルーバー及びレースカーテンを使用する。  陽射しをある程度遮ってくれますが、ペア硝子との併用が必要です。
 Cシャッター付窓の設置。  かなり高額となりますが、シャッターのフィンが可動であればシャッターを 下ろしていても、通風及び外部視線を遮ることができて非常に効果的です。 又同様にルーバー雨戸(可動フィン)も同様です
 D 外部ルーバー(ブラインド)を設ける。   外部ルーバーは一般的に固定されていて出入りが制限されます。ブラインド はメンテナンスが必要になりますが、最近は電動式も出てきたようです。  当然高価なモノになります。
 E 外部ヨシヅ、スダレを設ける。  一番安価で効果的です。ただ夜間などの外部視線が気になります。
以上のように日射の遮蔽は、内部で行うよりも、外部で行う方が効果が大きいです
『風を考える(通風)』
      『住まいに風を十分取り入れましょう』
浜松市の卓越風データーです。季節によって、昼の時間、夜の時間によってどの方向から風が吹く確率が高いかのデーターです。 下記のホームページにて全国の卓越風が調べられます。     http://www.jjj-design.org/technical/meteorological.html

ここで表記している  起床時:7時?22時  就寝時:23時から6時です。

浜松では夏場の夜は北東から南西へ吹く風が一般的です。従ってその方向に窓を開けることが室内の熱を追い出す一番の方法ですが、なかなかそうもいきません。従って窓を工夫することによって風を室内に導くこともできます。(肩開き窓等=風上に向かって開ける)
■開口部の面積はどれくらい? 開口部を設ける一般的な基準は、部屋面積の1/35風上と風下に設けるのが基準となります。

『次世代省エネ基準との比較』(お金の話)

この建物をこうすればいくら維持費が減るのかが分れば非常に参考になるのでは?ここで重要になるものが、Q値、U値、J(ジュール)です
 Q 値  Q値とは家全体における熱の逃げやすさであり、(熱損失係数)冬場に於いて内部から外部に逃げる熱の速さを床面積で割ったもの。長期優良住宅(次世代省エネ基準)では、静岡で2.7W/(uK)ある。これを比較することによって簡易的にその住宅の断熱性能の違いで、どれだけのエネルギー代が変わるか調べることができる。
 U 値  U値とは部材の両面温度差(1K=1℃)あたりその材料1uあたり熱が逃げていく速さで、単位はW/uKで表す
  J(ジュール)  熱量を示す単位で熱量やエネルギー消費量で1J=1W×1s=1Ws
1Jは1秒当たりの熱量の移動の速さ

『Q値の比較 U値の比較』
  Q値の比較 (家の断熱性能を変更することによってどの程度の電気代が節約できるか?)
例えば、床面積120u、冬場の平均内外温度差12℃(12月?3月)の住宅でQ値4.2W/uKの性能からQ値2.7W/uK(次世代省エネ基準)に性能アップするとどうなるでしょうか?
 Q値の差×床面積×平均内外温度差×期間(期間を秒に変換する)
=(4.2−2.7)×120u×12K(12℃)×120日×24時間×3600
=2,2394,880,000J=22,394,880kJ=22,395MJ
ここれから電力とエネルギー量の変換します。(1kW/h=1kw×3600s=3600kw・s=3600kJ=3.6MJ)
22,395MJ÷3.6MJ/kwh×23円/kwh÷2(係数)=71,540円 (古いエアコンの場合全館連続使用の場合)
22395MJ÷3.6MJ/kwh×23円/kwh÷2.5(係数)=57,230円(新しいエアコンで連続使用の場合)
395MJ÷3.6MJ/kwh×23円/kwh÷2.5(係数)÷3(間欠割合)=19,080円(新しいエアコンで部分間欠使用の場合)ちなみにQ値4.2は普通の断熱をした家でQ値2.7は静岡県の次世代省エネ基準の家です。
 昼間電気料金:23円/kwh 深夜電気料金:8円/kwh 都市ガス:150円/? プロパンガス:570円/?
 U値の比較 (開口部の性能変更によってどの程度の燃料費が節約できるか?))
例えば『アルミサッシ+単板ガラス』のU値は6.51W/uK。『断熱アルミサッシ+邸放射複層ガラス(空気層12mm)』のU値は2.91W/uK.でその窓面積3u  12月?3月の平均温度差が8℃   室温20℃で比較すると
 この窓から逃げていく熱は、U値の差×窓の面積×内外温度差=(6.5−2.91)×3u×(20℃-8℃)
=129.2W(秒当たり)
129.2W×24時間×3600秒×120日=1,339,960,320J=1,339,960KJ=1,340MJ(4ケ月間のロス)
 電気:3.6MJ/kWh  都市ガス:49.3MJ/kWh  プロパンガス:118.2MJ/kWh  灯油:43.2MJ/kWh
 この計算をもとにして家の断熱性能をどのくらいにして、どのくらいの窓性能にするかを決定すればどれくらいで元が取れるか?大まかな計算が可能となる。
  参考図書  省エネ・エコ住宅設計究極マニアル 
  編・著書  野池政宏   発行所  (株)エクスナレッジ



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