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採集記 in パリ(2005年5月)


5月15日 パリで材割り

★現在、出張でヨーロッパに来ています。先週はロンドンで仕事をしていましたが、今週はフランス
企業回りのためパリに移動しました。

さてパリといえば、私が思い浮かべるのは、えいもんさんが書かれた「 パリでユーロミ - Lucanus
cervus 拾得記 -
」です。 また、同じくえいもんさんが、ブローニュの森でドルクス・パラレリピペドゥス
(ヨーロッパオオクワガタ)を採集した 記事 も記憶にあります。

そこで私もパリ到着早々に、ブローニュの森に樹液/材割採集に行ってみることにしました。(無謀)
パリには3泊しますが、昼間に時間が空くのは到着日の今日だけです。
幸いにも泊まるヒルトン・パリはブローニュの森にも結構近いです。ホテルのそばの地下鉄に乗り、
ブローニュの森の外縁にある「Porte Dauphine」で下車し、森の探索を始めました。‥‥‥

さて森に入ると、結構緑が濃いことにビックリしました。


森の中にある道はこのような感じで結構広く、ジョギングや自転車、犬の散歩をさせている
人達が行き来しています。


茂みの中の細道(けもの道みたいな感じ)に入っていくと、こんな倒木も見つかります。
直径60センチほどでしょうか。この木はまだ朽ちていない感じでした。
つい最近雨が降った感じで、茂みの中はかなりじめじめしており、地面(腐葉土)も歩く
たびにグチャグチャと音がする感じで、普通の服装をしている私には奥まで分け入る
勇気はありませんでした。


そうこうしているうちに樹液ダラダラの木を発見!
ハチはいましたが、クワの気配はありませんでした。
夜になれば出てくるのかもしれませんね!


ちなみに樹液ダラダラの木は、道のすぐ横に生えていました。


なかなかこれといった朽木が見つからないまま歩いていると、いつの間にか森が
終わって普通の公園になってしまいました。

森に入ってから結構歩き回って疲れたので、クワのクの字も見当たりませんでしたが、
「もう、そろそろおしまいにするかな」と思って、出口を目指して歩き始めました。


出口近くに来ると、何か良さ気な林が左手に見えてきました。


ちょうど中に分け入る道もありましたので、ちょっと入ってみました。


奥に進んでいくと、ピョンピョン跳ねる動物を発見!
えっ!ブローニュの森には野うさぎまでいるのか!

野うさぎに誘われるように、私は奥へ奥へと進んでいきました。
すると、、、そこで思いもよらなかったことが起こるのでした。


少し広い道と交差したため、左に曲がりました。


すると、左手に廃材置き場のようなものが見えました。


近くに行ってみると、食痕だらけの朽ち木が転がっていました。
そして何の気なしに左下に転がっていた木を蹴飛ばしてみると、一部がバキッと
折れて、、、


、、、食痕らしき物がポロッと落ちた後に現れた空間から黒い物体がノソノソと
出てきました!?!?

クワだ!
クワだ!
やったぜベイベー!(死語)

体長2センチもないような小ささですが、紛れもないクワガタです。
まずユーロミヤマではありませんが、そんなこたあどうだって良いです。
パリでクワガタ採集が出来たことだけで十分です!
ちなみに、こいつは頭部に点刻?が2つあるので♀と思われました。

しかし、1頭だけではブリードできません。(ブリードするのか?(笑))
そのため、その破片を一生懸命探しますが、成虫も幼虫も出てきません。
行き詰って近くに転がっていた倒木を蹴飛ばしてみると、、、


おおっ!倒木の下で3頭発見!
他に見える虫は、ダンゴムシとナメクジです。

まだまだ探したかったのですが、時間もないので、あと1頭を倒木の下で
発見した後に帰路につきました。
ホテルで確かめると、採集したのはやはりパラレリのようでした。
♀は1頭(最初に捕まえた奴)で、残りの4頭には点刻?がないので♂と思われます。


さて、ブローニュの森の探索では、思いもかけずパラレリを採集することができました。
パリは3回目でも、ブローニュの森に行くのは初めての私が採集できた訳ですから
普通に観光に来た人が同じように採集するのも難しくはないと思います。

皆さんもパリに行くことがあったら、是非採集を楽しんでみては如何ですか?

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