人間機械と失業 第三次産業革命からみた社会・経済論
    経済学に於いて機械を労働人口とみなす考え方

 図解論文 ・ 『人間機械労働人口・論』

 生活必需品・普及度100%の意味するもの
 太古の昔からつい先ほどまで、人類は、生活必需品を手に入れることが夢であった。第一次・二次の産業革命は、生活必需品の普及度を飛躍的に高めたが、100%には程遠いものであった。リンカーンまで続いたアメリカの黒人奴隷や、昭和の初期・終戦まで続いた下女下男は、今日の家電製品のような役割を果たしていた。この、低い生活必需品の普及度が原因で、繰り返される戦争に国民は協力してきた。そして、つい最近まで続いた人口増加は、生活必需品の低い普及度にその原因があったと考える。
 しかし、今日、人類は第三次産業革命によって、人類史上初めて、生活必需品の普及度100%を実現したのである (産業革命による生活必需品普及度について⇒下図参照)。これによって、戦争をする一つの大きな目的が無くなった。その反面、失業の増大と雇用問題が深刻化し、絶対的貧困の増大と、自殺や犯罪、暴動・テロなどが深刻化する。(第三次産業革命とは⇒トランジスタの発明による産業革命のこと。) 


 「商品の剰余価値」 の行方

剰余価値・考

 「商品A」 が9万5千円で売り出されていたとします。
 ところが、この商品とほぼ同じような 「商品B」 が8万5千円で売り出されました。

 「商品A」 からすると、「商品B」 は9万5千円の値打ちがある訳ですから、この二つの商品の労働量は同じ、となります。
 労働量と貨幣の対応は、950,000 / 9万5千円、10(人口) は1円、となりますので、以下のような展開になります。

 「商品B」 の原価は7万5千円ですから剰余価値は、200,000(人口) になります。

950,000−750,000=200,000

 企業の利潤は、「商品B」 は、1万円、となります。
85,000−75,000=10,000

 この1万円は、労働量100,000(人口) 分となります。

 従って、100,000(人口) の剰余価値は企業の1万円の利潤となり、残りの100,000(人口) の剰余価値は、「商品B」 の購入者が “現物” をタダで手に入れることになり、一般消費者の利益になります。


 20世紀後半発明されたトランジスタによる産業革命は、巨大な剰余価値を造り出した。
 例えば、数百円で買える電卓の剰余価値は巨大なものだろう。なにしろ、その機能を一から作り上げる費用に相当するからだ。
 消費者は、その巨大な剰余価値をタダ同然で手に入れられる時代になった。
“IT社会” 発展のために、7時間労働制・労働制度の改革と減価償却資産・耐用年数30%伸長 の実現を。

『人間機械と失業』

小学生・高学年から一般まで読める本




 ジオログ


世界の失業者数 (millions) ILO発表
Year 1993 1998 2003 2008 2013
Total 140.5 170.4 185.9 190.2 215
Youth, total 69.5 79.3 88.2
 社会・経済を第三次産業革命の観点から見るコンテンツ
1 グローバル化
2 トランジスタと産業革命
2-1 産業革命とは何か
3 アルゼンチンとアメリカ
4 朝鮮半島
4-1 東欧・ソ連の体制崩壊の原因
5 戦争のイベント
5-1 アメリカ・FRBによる錬金術
9 新・経済学理論
9-1 二つの労働人口
9-2 「商品の価値」とその値段
 9-3 インフレターゲットの必要性
9-4 「時短」・原資は 「耐用年数」 伸長で
9-5 ヒステリシス現象の正体
9-6 生活必需品の普及度100%
9-7 もう一つの “GDP”
9-8 性能価値論
14 香具師の手法
15 失業問題と少子高齢化
16 出版のきっかけ
17 ストレスと脳
18 1930年代の不景気
7時間労働制は何故必要か
6 失業者のサポート
7 慈善事業
8 貧困の鏡
10 ワークセェアリングの限界
11 企業会計制度の盲点
12 外形標準課税
19 企業財務のゆがみ
20 主計局と耐用年数算定
21 縮小する社会
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