目次

松石寺の新四国八十八箇所石仏群
隠すより現わる西山錬金術
黄色いチラシ情報
四日に駅頭チラシ配り・・・西山を守る会
コラム:新聞記事から

おことわり:Web版では広告を掲載していません。

平成18年2月1日号NO.303号 Web版
荻田印刷 TEL・FAX 046-241-8990
1981年創刊 毎月1日発行
編集発行人:荻田豊 上荻野車庫前
西山を守る会ホームページ
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郵便振替口座(名称・西山を守る会)
00260-1-41948



 上荻野の松石寺の裏山にある石仏群は、ここ一箇所を巡拝することによって四国八十八箇所霊場巡りの功徳を得ようと建てられたも のです。
 天保十年(1939)11月京都千本通糀屋惣兵衛という人が六部の行脚の途中松石寺に来て、この寺が弘法大師とゆかりの深い寺なので、新四国八十八箇所の造立を思い立ったと言われています。造立に当っては、惣兵衛と山際村の長福寺が発起人になり、近村の村役人が世話人になって、相模国内を始め、関東一円の多くの人々が寄進に応じています。造立当時は、標杭、番数を示す台石、弘法大師像、寺名を示す台石、仏像の一組で一箇所を成していたようです。仏像は、釈迦如来、薬師如来、大日如来、千手観世音、地蔵菩薩、文殊菩薩等です。
 上図は寺伝の木版の写しです。震災やゴルフ場造成で今は往時の面影はありませんが、「西山を守る会」の月例登山では、毎回三十六番石仏の横を通りますので、参加者に案内をしています。その三十六番数台石には「山際村林弥右衛門」と刻まれており、はっきりと判読できます.そこで、この山際村の林家は現存するのだろうかと明細地図を開いてみました。すると、昭和音楽大学のそばに「弥」が付く名前のお宅を発見。子孫なのでしょうか。ちなみに、市文化財調査報告書第十三集『野だちの石造物』によると、この三十六番の建立者は番数台石と弘法大師像は林弥右衛門で、寺名台石と不動明王は当所神崎重良兵衛とあります。(次号では主だった寄進者を紹介します)



隠すより現わる西山錬金術

「相模興業は西山市道付け替え交換申請に莫大な経費をかけた。申請に瑕疵も無い。反対は正常な事業の妨害だ」と古参の或る市議。
 愚論の標本である。以下その理由。
1.市道には地番地積が無く交換は不可。先に地番地積の設定が必要。
  設定のための経費(測量求積等)は申請者負担が当り前。但し申請と中味の審査は別問題。
2.平成4年刊相模興業創業50年誌によれば、平成2年度の売上げ約244億円。うち採石分約100億円超。西山の採石は旧市道を含め高取全山掘削だから総売上げの推定は数千億円。ここを抜きの経費莫大説は単なる詭弁にすぎない。運転免許でさえ申請までに数十万円はかかるのだ。
 尾根道市道を廃止し、岩石をネタの錬金ドラマ。主役の一人は山口市長。心眼を開けば化けの皮が透けて見える。

『西山を守る会』 代表花上義晴




黄色いチラシ情報

●厚木演劇鑑賞会に入会しませんか
 厚木えんかんは1986年に創立し、身近な地域で演劇を定期的に楽しむ、会員の手で運営する市民の会です。厚木市文化会館を主会場にし、現在約800名の会員がいます。入会金500円、運営基金3,000円(入会時・退会時返却)、会費(月額):一般2,400円、家族(二人で)4,000円、ほか。

《第114回観劇会》
◎2月15日(水)午後6時30分開演
◎劇団民藝公演「明石原人」
◎出演:日色ともゑ・伊藤孝雄ら
◎問合せ先:厚木演劇鑑賞会
    TEL 046-228−9325
     受付時間平日11時〜19時




四日に駅頭チラシ配り・・・西山を守る会

★西山の魅力を多くの人に
 新年早々、若い女性から「西山への登山口を教えてください」との電話が入りました。
 「来店くだされば、登山マップを差し上げます」と応じると、早速夕方いらっしやいました。説明しているうちに、JA荻野支所の職員と分かりました。聞けば、職場の仲間四人で高取・華厳・経ケ岳を縦走するとのこと。
 「毎日職場から眺めており、せっかくここに勤務しているのですから」と。この心持ちにうれしくなり、無愛想な私にしては精一杯懇 切丁寧に説明しました。
 後日、車の保険のことで共済の窓口に伺った際、尋ねて来られた方とは別の女性職員からお礼を言われ、「ああ、登ってくれたんだ」とまたまた感激しました。
 この他にも、事務局には川崎市麻生区のグループや愛川のダックスクラブの面々の西山登山計画が寄せられています。

★中学生もカンパ
《第三回本厚木駅頭チラシ配布》
◇二月四日(土)午前七時半〜(雨天順延)
◇小田急本厚木駅北口広場
 前回は部活の試合に出かける中学生や通勤者がカンパを寄せてくださいました。

★傍聴にいらっしやいませんか
 第四回公判で、裁判長から「尾根道を廃道にした経緯を明らかにするよう」指摘された被告山口市長の代理人弁護士から第五回公判 前に出された準備書面(3)(17年12月16日付)には、相模興業株式会社による用地取得や許認可の経過が羅列してあるだけで、裁判長指摘の「市がどうして廃道を選択したか」の回答にはなっていませんでした。この準備書面等は当会のホームページでご覧いただけます。
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《第六回公判》
◇2月15日(水)午前11時半
◇横浜地方裁判所502号法廷
 閉廷後、当日の裁判内容の解説を梶山正三弁領土に向いの開港記念会館七号室でしていただきます。その後希望者は県庁食堂で昼食を。


《第六回公判地元報告会》
◇2月18日(土)午後三時〜
◇荻野公民館和室



★冬季は眺めが素晴しい
《相州アルプス西山三山縦走》
◇2月19日(日)(雨天二十六日)
 上荻野分館午前9時集合(本厚木駅北口午前8時20分発半原行き乗車、上荻野下車)
◇上分館→荻野村初代村長屋敷→法華峯林道→経ケ岳(経石)→華厳山(昼食)→高取山→松石寺分岐(採石場見下ろす)→付け替え道路→ゴルフ堵→深堀屋→東谷戸入口バス停(解散)
◇持ち物 弁当・飲み物
◇登山靴・杖必要
◇会員外も参加自由。但し、事故は自己責任。会員で厚木市民の方は「ふれあい保険」が適用されます。
★その他の活動予定
《土噂サロン》
 毎週土曜日午後三時から花上代表宅車庫で開催しています。ぜひ、お立寄りください。

《裁判傍聴呼び掛けチラシ配布》
 第六回公判前に、鳶尾・まつかげ・みはる野団地など、会員有志手分けしてチラシ配りをします。ご協力をお願いいたします。

★ふる里の景観を守るために
 会の活動費は、会費やカンパ、バザーの売上げなどで賄っています。ふる里の景観を守るためぜひ入会してください
 現在会員は約百二十名です。活動への強制はありません。あなたのできる範囲の協力で結構です。月例登山などの会活動で事故があ った場合は、厚木市在住の会員は市の市民活動保険が適用されます。年会費は3千円です。郵便振替の場合は、郵便局にある払込取扱 票に口座番号00260・1・41948と加入者名の「西山を守る会」を、さらに通信欄に「年会費・カンパ」等記入してください。銀行振込みの場合は、スルガ銀行厚木鳶尾支店 普通747429 西山を守る会 代表 花上義晴 までお願います。
 「西山を守る会」への問合せは、事務局の荻田までお願いします。
 TEL 046-241-8990


市道廃止が招いた暴挙



 11月初旬に削られた高取山尾根道市道の一部、当会で「一本桜の頭」と名付けたところ(標高約四百m)が、再び1月18日から削られ、名前の由来になっていた桜の木は切られ、そのコブは崩され稜線が低くなりました。
 市当局も県への環境アセス意見書で「起伏に富み眺望も良いコース」と言っていた魅力ある登山道が、市長の愚かな思惑で、その破壊が始まりました。
 聞くところによれば、今春、みはる野団地から地元の小学仮に多くの児童が入学するとか。この子らにも30年間山が削られる様子を見せ続けることになります。




コラム:新聞記事から

◆「景観法」が施行されて丸一年を経過したことを受けて、昨年末に神奈川新聞が県内で展開されている「景観まちづくり」をリポートしていました−法施行直後に景観行政団体となった平塚市や小田原市に対し、厚木市は県内19市で唯一、景観行政団体に向けた取り組みを始めていない。丹沢温泉郷や飯山観音など観光資源を有するが、「市民が一致協力して『守ろう』という景観がない」と市都市計画化。昨年度に実施した庁内アンケートでも景観関連施策への積極的な意見はなかったという。同課は「近隣市町村が取り組みを進めており、正直焦っている」と打ち明け、06年度から庁内で法の活用を検討していく方針だ。−まさに庁内アンケート結果は山口市政の本性の現れです。
◆正月の新聞報道によれば、市は七沢・飯山の両地区の温泉に滞在し温浴や食事などを通して健康づくりに役立て、地域活性化につな げる取り組みを進めているとか。温泉街を採石搬出と建設残土搬入の車が往来する。湯船から眺める山は削られ、風向きによっては粉じんも飛んで来る。そんなところで健康づくりをする人がいますか。
◆国交省の新聞広告に厚木商工会議所会頭が「道路ネットワークが県央地域を変える。西日本と東日本を結ぶ流通の拠点市に」と。西山の採石はこの道路造りにも使われるのだろう。そして道路完成時には登山客を呼び込む肝心な観光資源の一つが無残な姿に。会議所には流通業者ばかりではなく観光業者も所属しています。